五味箱〈ゴミバコ〉

五味箱〈ゴミバコ〉

五味裕子が
各種エンタメ 見たもの・聞いたもの・好きなものについて
感じるまま・つれづれなるまま・独自の視点で・好き放題に語ってゆきます



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       『SUN』 五味裕子 
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                       $五味箱〈ゴミバコ〉
                      2009年3月 文芸社より刊行
      
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                          2000~2001年にかけて 
               モーニングマグナム増刊にシリーズ掲載された同名漫画をノベライズ
                       産婦人科医院を舞台にした人と命の物語
            漫画の時には描ききれなかった部分を盛り込み新たに生まれ変わらせました
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                      ※  現在入手困難 通販ご希望の方は
                  著者本人(=ゆうにゃん)までご一報くださいませ o(^▽^)o


 

 

 

 

踊れる人達へのリスペクトも、昔からずっとある

 

 

 

 

 

 

 

某・夢の国で十数年踊っていたお兄さんがいました

 

 

 

夢の国は、ありとあらゆる楽しみ方ができる場所だけど

キラキラ笑顔のダンサーさん達のパフォーマンスを

間近で観れるのが、私の楽しみのひとつとしてあり

中でもひときわ目を引かれた方の一人でした

 

でも、コロナの蔓延で夢の国が突然休園になり

 

休園が明けても、エンターテイメントの復活までは

またさらに長い時間を要し…

 

多くの演者さん達が一旦退職され

エンタメが戻り始めても

そのまま戻らない方がほとんどだったように思います

 

私が好きだったそのお兄さんも

コロナ以降、まったく別の職に就き

丸2年ほどまったく踊っていなかったそうですが

夢の国で最後に拝見してから、3年半ほど経った時

ご自身で主催・振付・演出の公演を催され

久しぶりに踊っている姿を観ることができました

 

 

 

それから一年半

 
 
 
また、公演にお邪魔してきました

 

夢の国にはもう戻らない(≠戻れない)だろうと

前回の時におっしゃってて

 

あそこで踊っている姿が、いちばん好きではあったけれど

素敵な仲間に囲まれて踊っている姿を拝見し

 

人柄や、想いが溢れ出たパフォーマンスに

単純にエンターテイメント体験しているのとは

またちょっと違う部分が揺さぶられて

後半、号泣…w

 

 

 

 

コロナによってすべてのエンタメが休止を余儀なくされてた間

 

イヤこういう時こそ

人びとにはエンタメが必要じゃないのか

 

それが、不要不急の箱に放りこまれてフタをされちゃうなんて

 

と・ジリジリした気持ちにもなりましたが

 

 

 

 

コロナを経験して

経験したからこそ生まれてくる新たな表現や、作品もある

 

どんな経験も無駄にはならない

 

それがアートの素晴らしいとろこでもある

 

 

 

 
お兄さんには、踊り続けてほしいし
 
私も、描くことや・書くことは
きっと・ずっと止めないだろうなと思う
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画館に観にいきましたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

わざわざ大画面で観るならば

スカっと痛快・エンターテイメント作品がいい

重苦しいストーリー・それも3時間…って思うけど

それでも見逃せないと思える作品はある

 

 

 

 

クリストファー・ノーラン監督の作品全部は観ていないのだが

いつも、すご~く小難しいw

シカシ映像美や描き方が圧倒的で、没入感がハンパない

大きな波に飲みこまれるような感覚をおぼえる

 

 

原爆の父と呼ばれた天才科学者オッペンハイマー

 

ノーラン監督の演出は

このキャラクターに ドハマリ してるに違いないと思った

 

凡人が、天才の脳ミソ覗いた時

その深淵にゾっとする感覚


科学者としての純粋さと

人としての苦悩が手に取るようにわかり

そしてやっぱり立ち入れない・理解しがたいとも思う…

 

 

 

オッペンハイマーを演じた

キリアン・マーフィーの 瞳がスゴイ!

青い瞳

遠くを見ているような

何を考えているのかわからない瞳

 

あの目つきは、マーフィー本人は自然と行ったのか

監督の演出・指示があったのか聞いてみたいところ

 

 

 

 


 

映画の中で、爆破テストが行われ・成功した時

プロジェクトに参加した人びとと同じように

私も妙な高揚感に包まれてしまい

 

そしてその感情に対して罪悪感をおぼえ…

 

まさにオッペンハイマーと同じ心理状態を追体験した

 

 

 

 

本来、ヒトの手に負えないものを具現化してしまった

 

って・どういうことだろう

 

 

 

 

原爆について語るのはここでは足りない

 

 

 

 

ただいつも思うのは

ニンゲンは誰しも、天使にも悪魔にもなり得るということ