昼飯→おにぎり、サンドウィッチ
夜飯→タイ料理
飲物→水、黒酢ジュース、タイビール
仕事→某アイドル雑誌の入稿、某打ち合わせ
どん。
本日は朝から一本打ち合わせがあり、その後、夕方からまたもや打ち合わせで飲むことになっていたのだが、それまでの時間がポッカリ空いたため、ひとりシネマを実行してみたのである。
中学生時代に出会い、強烈な衝撃と感動を味あわせてくれた伝説の漫画であり、いまだに自分史上でも確実に上位にランクインされる超名作の実写映画化。
原作レイプが多い昨今の映画界だけに、正直、その話を聞いた時には間違いなく駄作になると思っていた。
我らがセバスチャンを汚した実写版「黒執事」のように、我らがミギーをどんだけメタメタに犯してくれるのかと心配で心配で仕方がなかったのだが……。
しかし、その負の感情は予告編をみて完全に一転。
そう、例の顔カパァのシーンがとにかく秀逸だったからだ。
それからは早く観たいという思いに駆られてはいたのだが、なかなかタイミングがなく、某編集者さんからも「早く観て、語りたい」と言われておったので、思い切ってGOすることにしたわけなのだ。
あっ、先に食い殺しますね。
といっても本日も写メは夜のみなので、そちらだけドシャっと。
ド写。
なぜだかここ最近、やたらとタイ料理が食べたくて食べたくて仕方がない衝動に駆られていた。
おそらく、原因は以前ファミマで購入したトムヤムスープみたいなのを食べてから、異様に私の舌がタイを求めてやまなくなってしまっていたのだと思われる。
そうなのそうなの、求めてたのコレ。
美味しいー。
レモンソースが効いていてイイ。
いえい。
そんなわけでミギー。
どうだったのかと問われれば、確かにあの漫画を再現したという意味では、映像にはワクワクドキドキさせられた。
カパァだったり、シャキンシャキンズボッだったり、寄生獣たちが戦闘するシーンはお見事! というしかないほど、漫画を読んで想像していたものが再現されていたといっても良いかもしれない。
というより、映像化不可能だと思っていたからこそ、上から目線で失礼するが、このクオリティは賞賛に値すると言ってイイだろう。
だが、やはり、脚本やらキャスティングやらには物申したい。
むしろ本当に寄生獣を愛してやまない読者からしたら、納得などできるはずもなく、特にアベサダミギーは最後まで違和感でしかなかったというべきか。
もちろん後半になるにつれ、だんだん彼の声がミギーの声という錯覚には陥ってくるのだが、それはただの慣れでしかなく、本当の意味でのミギーはコレではない。
人によっては冒涜だとすら思う人もいるだろう。
私はそこまでバッシングするつもりはないが、やはり新一とミギーのやり取りがただのコントに成り下がってしまっているシーンなどは苛立ちを覚えてしまったし、ミギーはもっと知的であり、だからこそ新一とのやり取りが滑稽で愛らしく見えるのであり、はじめからエンタメ狙いのアベサダ頼りは受け入れ難いものはある。
淡々と淡々とだからこそあの2人の関係性が痛いほどに感動的になるはずなのだ。
つまり、結論からするとNO。
そう、是非とも描いて欲しかったシーンが端折られてたり、有耶無耶にされてしまっていたりと、なかなかどうして物申したいシーンは相当あったわけなので、NOではあることには変わりないが、おそらく4月に封切られる完結編は間違いなく見に行くだろうし、2人の別れのシーンでは間違いなく涙してしまうと思われる。
それは漫画を知っていて熟読しているからこその涙であり、実写版によって涙腺を刺激されたというものにはなり得ないだろう。
とはいえ、あの漫画が実写化されたら……という、「誰もが一度は想像したものがこうなった」という意味では満たされたといってもイイかもしれないので、実際はどう評価してイイのかはわからないというのが本音であることは確かだろう。
だからこそ、漫画の寄生獣ファンの方々とは語り合ってみたいというのはある。
と、あーだこーだとウザったいことをダラダラと述べてしまったのであるが、最後にコレだけは記録しておかなければならないので、断腸の思いではあるが、すべてを暴露して終わりたいと思う。
では、いざ………。
どーん。
なぜか小腹がすいてしまい、帰宅後、12時くらいにコイツを食してしまった。
寄生獣を観たからなのか、やけに空腹感がすごくてさ……。
地球上の誰かがふと思った………。
タダのデブ!