涙が零れ落ちる理由 其の弐 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

朝飯→おうちモーニング
昼飯→サラダ、おにぎり
夜飯→サラダ、揚げ出し豆腐、焼き豚、ごぼうサラダ
飲物→水、金麦500ml
仕事→某漫画研究本の編集、某アイドル雑誌の編集

















朝の通園路。


午後には止むといわれていた雨だけに、もはやポツポツ以下とも言えるほどの小雨だったので、私と長女は、傘もささずに出発した。

昨日から、低血圧なのか何なのか、やたらと朝の機嫌が悪い長女は、玄関を出てもふてくされており、私がいくら会話をふろうが完全にスルー。

雨も予想に反して小雨ではなかったため、降りしきる微量の雨粒が髪やら服やらにじっとりと染み渡り、不快指数は全開MAX状態となっていた。





「○っち(長女のあだ名)さぁ、いい加減、パパのこと無視するのやめようよ」



「……………」


無視。









「ねぇ、なんでそんなに朝から不機嫌なの?」



「……………」


無視。









この連続無視攻撃に、さすがにカチンときた私は、その場で歩くのをやめ、長女の前にしゃがみこみ、しっかりと顔を見つめてこう聞いた。











「ホントにどうしたの? 何かあったの? パパは○っちの味方だから、何かあるんだったら話してごらん」













はい、ダメー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎




コレは、完全にレディに対して聞いてはいけない、ダメな男の質問である。



言い換えれば、「何? 俺、なんかいけないとこある? あるなら直すからさ、だから何が嫌なのかおしえてよ!」と、ほぼ同義であることは間違いない。



そんなセリフをパパに突きつけられた長女  は、細い肩をプルプルと震わせながら、雨粒以上に大きな涙を零しながらこう言った。












「○っちにも、わかんないの……。どうしてなのか、わかんないの……」
















お、オッケー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎(汗)


と、とにかくオールオッケーだ!(大汗)











もしも私が女性ならば、もっとアグレッシブなツッコミを入れそうな気もするが、ひとまずメンズな私としては、「わかった、わかったから」と言って、路上で彼女を抱きしめて落ち着くまで待つことしかできなかった。

つまり、こういう時、「クエスチョン」は絶対的にNGとなる。

何で? どうして? は完全に御法度なのだ。

理屈で理解しようとする我々男子とは違って、女性は感情先行型なのだから……。









そう、零れる涙に理由などない時もある。


 







はい、ココ、テストに出るよ!



だからこそ、私はそれ以上は何も言わず、手だけをしっかり繋いで幼稚園までの道のりをゆっくりと歩いて行ったわけなのだ。











手のかかる恋人か!













いえす、ご飯★




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ワンプレートご飯的な。

素敵なヤツらが食卓を彩ってくれる中、右上のほうれん草と人参のバターソテーが非常に美味しかった。






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サラダとおにぎり的な。

カリカリのヤツらがいることで、非常に味の幅が広がっていた。






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100円ローソン産のオツマミ的な。

味気ないヤツらばかりだったが、昨日から連続で当日している揚げ出し豆腐は、空腹がしっかり満たされるので、非常に効果的なダイエット食品となりそうだ。




















はい。

と、いうわけで……。









夜の帰宅路。


いつもと同じ電車に乗り込み、最寄り駅まで揺られていくはずが、とある駅で突然ストップしてしまった。

いくつか先の駅間の線路に人が侵入したということらしい。

しばらく待ってみたが、運転を再開する気配も感じられず、仕方なくタクシーでも拾おうと思ったのだが……。

















どん。
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長蛇の列!


さすがにこうなったら交通機関は頼ることができないので、30分ほどの道程をひとりトボトボと歩いて行くしか道はなかった。




















どどどどーん。
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なんだかわかんないけれども、パパも泣きたい気分です。