「SMOKE(スモーク)」 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

朝飯→ペペロンチーノ
昼飯→ナシ
夜飯→スクランブルツナエッグ、鶏の生姜焼き、野菜炒め、豆乳スープ、白米
ドリンク→午後の紅茶 おいしい無糖、水、サイダー、コーラ
DVD→スモーク














タバコの煙の重さを測るにはどうすればイイか?















そんな冒頭談義からはじまる映画「SMOKE」のDVDを、妻と2人で鑑賞した。




わたくしの好きな映画のかなり上位に入る1本で、20代前半の頃に何度も観ていたのだが、久しぶりに観たくなりTSUTAYAで借りて鑑賞することに……。



内容は、Amazonリンクを貼っておくので、気になる方は飛んでみて(笑)。







あまりにも渋い内容だが、いまだに禁煙できずにいる方々にとってみれば、「嗚呼、このまま吸い続けよう」とすら思えるほどに素敵な物語となっております。



しかもさりげなく、「隠れクリスマスシネマ」でもあるので、知的な女性を口説くならばトッテオキの1本ともいえるかもしれない。



ラブストーリーでは全然ないけどね!

















飯ー。





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体調不良で薬を服用しているため、何か食べなければと、コンビニのガッツリペペで胃腸を無視したモーニング。











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鶏の生姜焼きで活力アップ。








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たっぷり野菜炒めもニンニクとショウガてんこ盛りで。


豆苗、グゥ。








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長女がお手伝いしたスペシャルスクランブルエッグ。


ツナにピーマンにキノコにチーズ入り。


お嬢さんの口元は引きつっているが、とてつもなく美味かった。


























ということで、煙の重さの測り方……。




要するに簡単に説明するとこんな理屈。


1、まずは吸う前のタバコの重さを測る。仮に10グラムだったとしよう。

2、その後、灰をハカリの上に落としながらタバコを吸っていく。

3、最後まで吸ったところで、シケモクも一緒にハカリに乗せる。

4、最初の重さから、灰とシケモクの重さを引けば、それが煙の重さになる。つまり、灰+シケモクが9グラムだったとすると、10-9で、煙の重さは1グラムということ。













だからどうした!?




と、言われればソレマデだ。



けれども、目には見えない煙の重さを測るという無意味な行為は、目には見えないその人の人生の重さや幸せの重さ……そういうものも人それぞれにまったく異なるものなのだから、測ること自体に意味はないんだよ、と、いう、非常に哲学的でもあり文学的でもある色々とオブラートに包んだ例え話なのではないかと思う。



この映画には、そういう一見すると、無意味な会話や例え話が随所に散りばめられている。


だが、そのひとつひとつが、かなり遠回しではあるけれども、ひとつひとつのエピソードやキャラクターとリンクし、それが積み重なって、素敵すぎるエンディングへと繋がっていくのだ。



そして、それぞれの例え話が、受け取るコチラとしても、自分の置かれてる状況や年齢によっても受け取り方が変わってくる。



そして、結論から言うと、三十路を超え、家庭を持ち、仕事もバリバリ期に突入したわたくしからすれば、この映画は相当に自分の中の様々な感情を揺さぶってくれる、いろんな意味で心に響く名作だということを再認識させられた。




そして、感動のエピローグが終わり、軽く涙腺を刺激されながら余韻に浸る。


心を整えてから、さぁ、妻に感想を求めよう! と、振り返ってみると……。


























爆睡!!!!!!!!!!!!!!!




しかも、口開けて幸せそうに(>人<;)













こ、子どもか!!!!!
∑(O_O;)


















はい。



お菓子をボリボリ食べながら、サイダーやらコーラをゴクゴク飲んで、まったり映画鑑賞しながら、完結までたどり着くことなく、そのまま深い眠りへと……。



確かに、「幸せの重さ」なんて、測れるもんでもないですな。


























どん。
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オススメです。