朝飯→ペペロンチーノ
昼飯→ノリ弁
夜飯→野菜のチーズ焼き、麻婆豆腐、サラダ、ゆで卵
ドリンク→むぎ茶、金麦500ml、レモンサワー2杯
仕事→某アイドル雑誌のあれこれ、某歴史本の編集
「ほんとにー! ほんっとにー!」
突然、夜中に長女がそんな感じのセリフをはきながらガッツリうなされていた。
その声は相当悲痛なものであり、今にも泣きだしそうであった。
「○っち、どうした?」
と、私が聞いても、「ほんとにー! ほんとにー!」を繰り返すばかり。
ほ、ホントに、ホントに……。
パパはその先が聞きたい!!!!!!
すると、しばらく同じ寝言を繰り返した後、彼女は息も絶え絶えになりながら、すべての力を振り絞るように、腹の底からこんなセリフを捻り出した。
「あ、あぶらが……、あぶらが……!」
え、えぇぇぇぇ~っ!!!!!!!!!?
「ホントにぃー、あぶらが……!」 って、いったいどゆこと!?!?!?
しかも、脂なのか、油なのか、で、色々と解釈が違ってくるわけで……。
いずれにせよ、彼女の切実とした雰囲気からは、事はかなり重大な問題にまで直面しているらしく、ひとまず夢の中でも外でも、切羽詰まりすぎてテンパりまくりの彼女を落ち着かせるために、私は当たり障りない感じで一言だけ声をかけてあげた。
「あ、あぶら……大丈夫だよ」
その言葉を聞いて安心したのかなんなのか、長女は直後にフッと柔らかく微笑んで、そのまま静かに息を引き取るよう……もとい、そのまま静かに眠りについた。
脂と油……。
パパが食べ過ぎて、脂まみれに肥えに肥え、それを見かねた長女が、「ホントにぃー! パパ、ホントにぃー! 脂が……、脂は勘弁して(>_<)」と、いうことだったのか、それとも、調理中のママがフライパンから油を飛び散らせてしまい、それが長女や次女に降り注ぎ、「ホントにぃー? ホントにぃー? 油が……コレ、油なのー? ヤバイじゃん(>_<)」と、いうことだったのか、それとも………といい加減このくらいにしておかないと、またもやどこからか、「長げぇ!」という苦情が聞こえてきそうなので、そろそろ無理矢理にでも、ご飯の時間としたい。
ぽん。
ペペロンチーノ。
油たっぷりの濃厚ペペ。
昼は撮り忘れ……。
ぽぽん。
セブンイレブンのおつまみ的なセット。
脂がつかないように炭水化物OFF。
はい。
ということで、脂と油。
水と油は相入れぬ関係でありますが、脂と油はどうなんだろ? などとよくわからない疑問を抱きつつ、永遠のライバルともいわれる姉妹さんたちのことを考えてみた。
おそらく思春期まっさかりの時などは、水魚の交わりには程遠く、水と油に近いような関係となるのだろうが、もしそうであったらならば、先ほどの夢の内容は、「ホントにぃー! ポン太、ホントにぃーイヤー! 油が…油的なポン太がウザくて仕方がないー(>_<)」という夢だったともこじつけられないことはない。
と、そんな穿った見方ばかりをする嫌で下衆なパパですが、「んなこたぁない、きっと我が家の姉妹は大丈夫だろ!」的な瞬間も激撮しておきましたので、そいつで今回の寝言事件は、幕とさせて頂きたい。
では。
ぽぽぽん。
仲良しだい!!!!!!!!!!