朝飯→レバニラ炒め、もずく酢、ニンジン、白米
昼飯→牛丼、素うどん(なか卵)
夜飯→豆腐そうめん
ドリンク→午後の紅茶 おいしい無糖、
仕事→某アダルト雑誌校了、某アイドル雑誌の校正、某レシピ本の打ち合わせ、某書籍の打ち合わせ
漫画→ジャイアントキリング
わたくしとお風呂に入る時は、脱衣所で服を脱ぐ姉妹だが、なぜかママと入る時は、リビングで一斉に脱ぎ出すという習慣があるらしい。
ある日、ママは、いつものように全裸になった姉妹を風呂場に移動するよう促していたのだが、次女がまったく動こうとしなかった。
「ほら、さっさとお風呂、行くよ!」
ちょい苛立ちながらママがそう言うと、次女は何やら前屈みになりながら必死の声でこう答えてきた。
「まにゃ! まにゃ!!!!」
つまり、いわゆる「まだ」である。
いったい何が「まだ」なのか……?
さっぱりわからないママは、モゾモゾしながらその場から一向に動こうとしない次女に対して、さらにイライラが募り、「もう、ポン太はほっといて行こう」と、長女と2人で風呂場へ移動しようとした。
すると、ポン太は、まさかのマジ懇願をはじめたのだ。
「ダメ! まにゃ!!!」
「お尻、まにゃ!!!!」
えっ?
今、なんて????
お、お尻!?
幼児の言う「お尻がまだ」というセリフには、なんとなくイヤーな感じがプンプン漂っているわけで、ママもなんとなくというか強烈に嫌な予感が胸中にわき起こっていた。
「ちょ、おま、まさか……!?!?!?」
果たしてポン太は何をそんなに必死になっていたのか!?
もしかしたら大惨事の可能性もあるわけなので、お食事の方を先に済ませておきましょう。
レバニラ炒め中心のモーニング。
朝から塩っ加減の良いレバニラは元気が出た。
白米モリモリ。
なか卵の和風牛丼と素うどん。
最近なぜだか、すき焼き風のなか卵牛丼にハマっている。
白米モリモリ。
豆腐そうめん。
朝と昼にがっつり食べたのでシメはノー炭水化物で。
コレ、酒の後のシメとしてもかなり利用できそう。
お豆腐ちゅるちゅる。
了。
では、さっそく先ほどの続きを見ていくことにしよう。
正直、現場にいたママでなくとも、「お尻、まにゃ!」と言っている次女を想像するだけで、「もしかしたら、コイツ、全裸でリビングですべてをぶちまけるつもりなんじゃないか?」という疑問にたどり着くのは往々にしてあり得る話だろう。
少々恐ろしくなったママちゃんは、「ポン太、ちょっとアンタ何するつもり!? 頼むからいい加減してよ……」的なことを言いながら駆け寄ろうとした。
そして、ここでとうとう、彼女の隠していた秘密が明らかとなったのだ。
「まにゃ! まにゃ!!!」
「ダメッ! お尻、まにゃ!」
意固地にコレを徹底して叫んでいたポン太だったが、ママが近づいてくると、突然、こんなことを言った。
「あっ、おわたーーーー」
おいおい、何が終わったんだよ!
こえぇーよ、マジで!!!
と、いうツッコミをカマせる余裕もないほどに、そう言ったポン太はケロッとシレっとした表情になり、何かを手から投げ捨てて、そそくさと風呂場に移動し始めた。
ポイッ………。
!!!!??
なんと、彼女の手から解き放たれたのは、何を隠そうパパの大事なメガネ拭き。
え、えぇーーーーっ!!!!?
ちょっ、おまっ……。
ソレでいったい何をしてたんだよ!!!!!!
はい。
お気づきの方もいるかもしれないが、そうです、ポン太、パパのメガネ拭きで、ケツ拭いてました……。
別に漏らしていたとかそういうことではなく、なぜかソレでお尻を必死に拭いていたのだそうだ。
それもかなり、入念に……。
な、ナゼ!?
お尻が何らかの理由で拭きたくなったのはまだイイとして、なぜにソレで拭いたのじゃ?
いや、そもそも、これから風呂でキレイにするのだから、何もそこまで必死になって拭かなくてもいいではないか……!?
いやいや、もはやどうツッコんだらベスト なのかすらわからねーわ。
お尻、まにゃ! って……
言われても……
ねぇ……?
いずれにせよ、彼女が使った使用済みのメガネ拭きは、その直後に丁重に処分された。
最後に被害者となったわたくしから一言だけ。
「ポン太ー、パパのメガネ拭き、今度買っておいてねー!」
どんっ。
まにゃ!
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