社長の猥談と200円の刺身 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

朝飯→子どもラーメンのあまり
昼飯→納豆ご飯
夜飯→豚蒲焼き重
酒肴→めばちマグロ刺
ドリンク→午後の紅茶 おいしい無糖、金麦500ml
仕事→某書籍あれこれ、某アイドル雑誌あれこれ















そういえば社員が一斉に辞めていく騒動だが、最終的に数人が1月まで残ってくれることもあり、今は何とか仕事をこなすことができている。






ただし、皆が辞めたその後のことも考えねばならず……。








そこで弊社代表はひとまずアルバイトを雇うことに決めたのだ。





しかし、年末だからなのか、それとも弊社がブラック会社だというのがバレているからなのか、募集をかけても一向に面接希望者が現れない。






そんな中、ようやく本日、ひとり希望者からの電話があり、さっそく代表が会うことになった。






















45歳の独身女性……。















おぉぅっ……。





なんだかいきなりディープだな。










というのも、近年のアルバイト募集では年齢制限を設けることができないらしいのだ。





そのため、ありとあらゆる老若男女からのお問い合わせがやってきてしまう。






だからといって、基本的に弊社の編集業務は体力と忍耐力頼みである上に、実質わたくしの下につくため、20代が好ましいのは致し方ない。






もちろん、本日面接に来た彼女が、編集経験者であったり、めちゃくちゃ本に関しての知識があるのならば、フリーランスとしてのお付き合いも考えられるかもしれない。





しかし、経験者でないだけならまだしも、「好きな本は夏目漱石、好きな漫画は手塚治虫、映画やその他の芸術にはまったく興味なし!」って言われても……。









ねぇ……?












結局、この職種、"好奇心"のかたまりでなければとてもじゃないが、続けられるものではない。



特に弊社の場合は、真面目な一般誌もこなしながらも、アイドルのスキャンダルとか男性のお世話をするような雑誌もやっていることからも、とにかくあらゆるジャンルに対して一定の好奇心がなければやってられないわけだ。




それが、未経験者で高齢ともなれば、なおさら熱意や情熱がなければとてもじゃないが三日で辞めたくなるだろう。








そんなわけなので、誰がどー考えても採用は厳しく、人を見る目がまったくない弊社代表ですら、その場で不採用を心に決めていたという。





面接の終わりを告げ、後日返事をするということで、帰宅してもらう流れとなった。





しかし、代表が彼女を見送ろうと、エレベーターに二人で乗った際に、事件は起こったのだ……。


































後半に続く(ちびまる子ちゃんのナレ風に)。























はい。
photo:01


トイストーリーのカップラーメン。


長女の食べ残しの麺が伸びきったヤツを頂いた。







結構、味濃いな。



photo:02


納豆ご飯。



ラーメンでは足りずに納豆も頂いた。









久々に食べたので元気でた。




photo:03


刺身。



スーパーで半額の200円だったので、即購入。



もちろん味は相当劣化しているものの、安上がり晩酌と考えれば問題なし。





大量に売れ残っていたのは心配だが……。

























ほい。







では、さっそくですが、先ほどの続きをどうぞ!





















はてさて、なんの因果か知らないが、エレベーターという名の密室で二人きりになってしまった55歳男子と45歳女子。





しかし、代表はもちろん、出口のある1階まで見送るつもりはなかった。




当然といえば当然だが、編集部のある4階で降りて、面接希望の彼女とはそこで別れるつもりでいたのだ。





















しかし……!!!!!


















4階のドアが開いた瞬間だった。






















ギュゥ………。


















なんと、面接希望の彼女が、何を思ったのか、突然、弊社代表の背中に抱きついてきたのだ……!!!




















!!!!!!!?





















あまりの予期せぬ事態に、一瞬、代表の思考は停止する。











そして、力が強くなっていく彼女の手を振りほどくことはできぬまま、自分の意識とは裏腹に人差し指が「閉」ボタンを押したのだ。




















閉じらていくドア。














流れる沈黙。













動き出すエレベーター。













高鳴る鼓動。




















危険すぎる密室空間。

















男と女。






55歳と45歳。























イッツ ア フーリンラブ?






























後日談だが、その時の長い長い数秒を、代表はこのように語っていた。



























「この年になって、まさかあんなにドキドキするとは思わなかった」





































知らねぇーよっ!













中2かっ!?







いや、むしろ青春か!

































はい。


いずれにせよ、良い話なんだか悪い話なんだかさっぱりわからぬが、とにかく「その瞬間」には、バックで「ボディガード」の名曲が流れていたに違いない。























ううぇんだぁぁぁ~!!!!!











いやぁぁぁぁぁ~!!!!!!!!



うぃんをぉぉ………

























はい、はい。




結局、抱きつかれた代表は、下降するエレベーターの中で彼女の手を握り締め、ドアが再び開く前に一度だけ抱擁したのだという。






しかし、彼女からは特に何も語られなかったので、出口まで見送り、何事もなかったかのように別れを告げた。













「お願い、アタシを雇ってください!」



なのか、



「お金に困ってるからサポートしてください!」




なのか、




「一目惚れなんです……」




なのか、どれがファイルアンサーなのか、まったくもって見当もつかないが、その日の夕方くらいに彼女からメールが届いたらしい。







まぁ、要するに弊社代表は、いわゆる「愛人」的な存在が数人いるため、なんとなくそのようなお誘いのメールを彼が先に送っていたということだろう。






返ってきたメールの内容は、多少過激な表現もあるため、わたくしの勝手気ままな独断と偏見でオブラートに包ませていただく。













では。


























「ハロー。さっきはどうも。今はハローワーク。いや、いきなりそんなエ○チだなんて言わないで。火照ってしまう。ハローワークなのに……。でも、もしも、そんな日がやって来たら、私を遠くに導いてめちゃくちゃにして。寄せ返す細波の後、大きな波で私をさらって……」


































ツッコミどころ多すぎだよっ!!!!





どうすんだ、コレ。





一個一個、突っ込めと!?




おれに!?





収集つかんでしょ、コレは。




















もとい。






まず、ハローのあとにハローワークをかけてみたのかもしれないが、そのセンス、トテツモナシ。






それから、代表にメールで迫られたことでドキドキしてしまったのか、興奮状態にあるのはわかるが、何もここでもハローワークを強調しなくてもよいだろう。












どんだけ好きなんだ、ハローワーク。



















後半に限っていえば、非常に文学的な表現で官能をうたっているのだろうが、もはやどうコメントするのがベストなのかすらわからない。






とにかく、もしも「その行為」が代表との間で行なわれるのであれば、その時にお願いしたい「攻め方」をオブラートに包んで伝えようとしているようにも感じられる。















細波からのエクスタシー!!!!!
















ざっぱぁ~んっ!!!!!!!!













おぉぅっ……。




た、確かにそれは凄そうだが、これをハローワークで、しかもおそらくお仕事検索中に書けるというのは、むしろ相当な逸材なのかもしれない。

























「ちょっと、怖くなってな。やっぱり会うのはやめにしたよ」






















その日の夜、ほんのすこーしだけ、寂しそうな表情を浮かべながら、弊社代表はそんなことを呟いていた。

















当たり前だ!





















ちなみに彼が何について恐怖を感じたかというと……。








「わかるか、○○(わたくしの名前)? 後ろから突然抱きつかれるってことは、後ろから突然刺される可能性もあるってことだ……」



























オッサン、もうよくわかんねぇーよ!

















なんなら、今からでも遅くはないので、彼女に「会おう」と言って、行って、イッて、イッて、逝って頂くのも一手だろう。






















要するに、色んな意味で、「おいきなさい」っていうことだ。



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