パパの悲しき物語 其の三 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

☆パパごめん☆




今週は会社泊まりや、立て続けに飲み合わせがあり、まともに子どもたちと会えていなかった。







一昨日、長女は寝る前に、






「パパ、明日は帰ってくるかなぁ? ○っちパパに会いたいなぁ」








なんて、嬉しすぎるお言葉を呟いていたという。









その件を報告するメールが妻から来たのだが、あまりの喜びに問答無用で保護ってしまった。










そんなパパ大好き(?)な長女さんは、現在、毎日様々な知識を吸収して日々進化を遂げているスーパー3歳児。








何でも自分ひとりでやりたがり、何でも自分にはできると思っていて、その才能は限りなく無限大といえるだろう。





それを感じさせるだけの可能性が3歳児にはある。









そんな天才長女ちゃんと、久々に一緒に寝ることになった土曜の夜。








家族4人でゴロゴロしていると、長女がパパに向かって話しかけてきた。














「ねぇーえ、パーパー?」












なんだか甘えたな雰囲気全開だ。














「ん?」





パパは、本当は嬉しいのだけれども、ちょっとだけ気のない素ぶりを見せる
照れ屋なちょいオラオラ風の彼氏っぽく答えてみた。













すると、長女はかなり上から目線で一言。





















「いいこと、教えてやるよ」
















お、おぉ……お姉さん、上等だな。

















「なに? そしたらさ、パパの耳、ココに内緒話みたいに話しかけてこいよ」


















今度はキムタク風に言ってみた。













はい、今のパパセリフを、頭のなかでキムタクが言ってると思いながら、リピートしてみよう。

















………。



















あっ、ごめん、今のなかったことにしてください。














なにはともあれ、そんなパパの渾身のキムタク口撃を長女はサラッと撃ち返してきやがった。

























「えっ、やだ」
















「えっ、な、なんで?????」














あまりの長女の強めリアクションにテンパってしまうパパ。

























「えっ? だって、○っち、早く寝たいんだもん」




















完全に、一時代の黒ギャル的な人種を相手にしてる気分になる。


















「あっ、すみません。で、でも○っちがパパに話したいことあったんだよね?」


























「パパ……?」













「????」


























「ごめん」

















えっ?













なにその"ごめん"。
















なんかちょっと痛いコに対して、さりげない上から目線で、「あっ、キミもういいから」みたいな、"ごめん"じゃね??





















あまりの長女のツンデレっぷりに、夫婦で爆笑していると、さらに容赦ないツッコミが……。
































「ねぇ、パパ、まだ寝ないの?」






























あ、あの、ママちゃん?







頼むから、ちゃんとパパの威厳ってやつを教え込んでおいてください(切実)。

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