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目黒から街歩き

東京・目黒を起点に東京周辺や海外の街を歩いた記録です。

目黒から街歩きバウツェン発12:55の列車でドレスデン中央駅に到着。駅構内も刷新され、レストランなどが入っている。コインロッカーに荷物を預けて、駅前からプラーガー通を北上。ショッピングセンターが建てられ、多くの人で賑わっている。
目黒から街歩き再建されたフラウエン教会。第二次世界大戦末期に連合軍の空爆で破壊され、長くそのままになっていた。前回訪問した10年前はまだその工事中で、破片が広場に整理されていた。規模が大きく、内部の装飾も美しい。多くの人が訪れていた。目黒から街歩き
目黒から街歩きドレスデン城にある教会、宮殿の壁画「君主の行列」を見て、エルベ川の河畔にあるブリュールのテラスから、アウグストゥス橋を眺める。今年は雨が多いようで、川の水量も多いようだ。
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目黒から街歩きトラムに乗って橋を渡り、新市街ノイシュタットのアルベルト広場にあるケストナー博物館へ。ケストナーの著書「エーミールと探偵たち」を子供の頃に読んだが、主人公が住んでいたところがノイシュタットだったので覚えている。
目黒から街歩きドレスデン17:04発のECでベルリンへ。€37.予定の19:34から30分程度遅れる。ベルリン中央駅でSバーンに乗換え、Zoo駅で下車。戦争による破壊の姿を留めるカイザー・ウィルヘルム記念教会の側を通って、宿泊先のHOTEL AirInBerlinまで徒歩15分。
目黒から街歩きホテルから、西ベルリンの目抜き通りであるクーダムを西に向かい夕食場所を探す。ドイツ料理よりもイタリアンなどの方が多いようだ。結局、シャルロッテンブルグ駅近くまで歩き、Zillemarktというレストランを見つけたので入ってみる。ベルリーナー・アイスバインという豚肉料理を頼んだが、一人では食べきれないほどの量。これに、ビールジョッキ2杯で€18.5なので、円高ユーロ安は旅行者にとってはありがたい。
目黒から街歩きクラクフ出発から、15分近く遅れる。車内はほぼ満席で、若い女性も多い。3時半過ぎにヴロツワフ駅に到着。2000年にドイツから入ったとき以来、10年ぶり。駅の北側は工事中で、南側の仮駅舎は開いているので、そこで時間を過ごす。他にも朝の列車を待つ人が数十人いる。5時半過ぎには、明るくなってきたので、市街を少し散策することにした。トラムも動いているが、乗り間違えてもまずいので、30分近く歩くと旧市街の広場にある市庁舎へ。特徴あるゴシック様式の建物は、13世紀に建築が始まったとのこと。
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目黒から街歩きヴロツワフ7:05発のドレスデン行の列車に乗車。ドレスデンまで166.87zl。誤って自販機で買った乗車券の払い戻しなどで焦ったが、なんとか乗車することができた。ドイツ鉄道(DB)の2両編成のディーゼルカーで、車内は混雑して座れない。ドイツとの国境の町であるツゴルツェレックで半分以上の乗客が下車。国境を越える人は少ないようだ。
目黒から街歩きドイツとポーランドの国境になっているナイセ川。10年前に来たときは、ドイツの国境の町ゲルリッツから歩いて橋を渡り、国境を往復した。第二次世界大戦終了までは、両側ともドイツだった。
目黒から街歩き国境を越えて30分弱、バウツェン駅に9:30に到着。乗降客は少ないが、駅構内にミニスーパーもある。バウツェンはドイツのスラブ系少数民族であるゾルブ人の文化の中心地。旧東ドイツ時代は少数民族尊重の政策が取られたとのことで、ゾルブ語とドイツ語が駅名、街路名に併記されている。駅の近くの警察には、旧東独の指導者テールマンのプレート、通りの名前にもカール・マルクスの名が残っている。
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目黒から街歩き駅から15分位歩くと旧市街へ。中央広場にある黄色い市庁舎には、日時計と針のついた時計が上下にあるが、夏時間のため1時間分のずれがある。さらに奥にすすみ、オルテン城の外観と、その近くの教会の廃墟にある墓地。静かな街だが、レストランや商店は一通り揃っている。
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目黒から街歩きゾルブ博物館は、ゾルブ人の文化、歴史などについて展示されており、勉強できる。€2.5.特別展で、旧東独時代のゾルブ人向けのプロパガンダポスターの展示がされており、こちらもなかなか興味深い。ロシアをはじめ、東欧の国々はスラブ系民族が多いので、そのことも特別な意味を持っていたようだ。
目黒から街歩きプラハからの夜行列車は、ポーランド国内に入るとき、かつてのようなパスポートチェックはない。国境を越えるとポーランド国鉄の車掌と警備員2名が乗ってきた、自分の乗っている1等車から、駅に着くたびにホームに降りて左右を見回している。盗難などの犯罪があるのだろうか。こちらは、警備員がずっと近くにいたので、少々安心。列車は、その日の午後に訪れるオシフィエンチムにも停車。夜が明け始め、駅には通勤客が電車を待っている。約1時間遅れで、クラクフ本駅に到着。94年秋以来、16年振りの訪問。雑然としていた駅前にカルフールが入った大ショッピングセンターができていたのには驚き。構内の荷物預かり所に荷物を預ける。
目黒から街歩き、クラクフ本駅8:21発の電車でヴィエリチカに向かう。2.5zl。(1ZL=¥28)ここは、1250年頃から1950年代まで実際に岩塩を採掘していた塩鉱の跡が公開されている。英語のガイドツァーと写真撮影を申し込んだので、75zlとやや高い。ポーランド語のツァーは、参加者が集まり次第、順次出発しているが、英語は30分ごと。9:30のツァーで坑内に入る。
目黒から街歩き階段を下った後、坑内をさらに降りていく。途中に当時の採掘や生活の様子を展示したもの、塩の結晶の塊など見所がある。規模が大きい。カトリックの国であるポーランドらしく、地底にある教会は、シャンデリアやマリア像まで岩塩で作られている。前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世の像もある。約2時間近くかけて、坑内を歩いて、最後はエレベーターで地上に戻る。
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目黒から街歩きヴィエリチカ発11:55発の電車で、オシフィエンチムへ移動。クラクフを挟んで両駅を終点として往復する電車が運行されている。全線乗っても、2.5zl.今日は晴天で車内もかなり暑いが、約2時間乗車し、オシフィエンチム駅に到着。アウシュピッツ博物館まではバスもあるようだが、駅から住宅街を通って歩いてみる。約30分。16年前に訪れたときは、まだ、電車を使っての移動に自信がなかったので、クラクフ駅前からタクシーを貸切で往復した。そのときと雰囲気は変わらない。
目黒から街歩きアウシュビッツ博物館の入場料は無料だが、15時まではガイドツアー優先で、ツァー以外は入場できない。15時まで待ってから入場。先日盗難にあった"ARBEIT MACHT FREI"の看板がある門をくぐって構内へ。かつての収容所の建物跡は、展示室になっている。その中ほどにある死の壁は銃殺刑が行われた場所。さらにガス室と焼却炉がある。ドイツのブーヘンヴァルト、チェコのテレジーン収容所も訪問したが施設の共通性がある。ナチスが計画的、組織的なユダヤ人虐殺を仕組んだことが伺われる。このようなことを許してはいけないとの気持ちをあらたにする。
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目黒から街歩き先ほどまでカンカン照りだったが、突然の雷雨というか豪雨に見舞われる。傘が役に立たないくらいの強い雨。他の参観者も展示室内で雨宿りしていたが、止みそうもないので外に出る。駅まで歩いて戻るのもつらいので、博物館前の駐車場からクラクフまでの16:20発のバスに乗車。10zl。通常は所要1時間40分ほどらしいが、落雷で街路樹が倒れて道を塞いだらしく、1時間ほど途中で停車。クラクフに20時頃に到着。
目黒から街歩き駅前のバスターミナルから、旧市街に入る。広場の織物会館は、前回来たとき工事中だったが、今回は中のアクセサリーショップなどを見ることができた。雨はまだ止まない。近くのPOLAKOWSKIというセルフサービスレストランで夕食。ジューレックというスープ、餃子のようなピエロギ、ビールで19.8zl。夕食後はヴァヴェル城の夜景を見て駅に戻る。ようやく雨は止んできた。バルト海沿岸のシフィノウィシチェ行の21:54発夜行列車に乗車。ヴロツワフまで38zl。
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目黒から街歩きカルロヴィ・ヴァリからプラハに移動するため、バスのチケットを購入しようとしたが、StudentAgency社のバスは当日券が全て売り切れ。列車は時間がかかるため、1時間半待ちでCSADのバスに乗車。145kc。満席なので早めに指定券を買っておいてよかった。プラハのフローレンツバスターミナルに17時過ぎに到着。地下鉄でマロストランスカへ。ここから、トラム沿いに歩くとプラハ城の麓のヴァルドシュティン宮殿が公開されていたので入ってみる。現在は上院が置かれているらしいが、庭園には第二次大戦以降のチェコの写真が飾られている。
目黒から街歩きマラーストラナ地区から、塔をくぐって、カレル橋へ。ここは相変わらず観光客で混雑している。ヴルタヴァ川をわたるが、ここからみるプラハ城の景色は、何度見ても美しい。旧市街の迷路のような道を歩き、旧市街広場にある旧市庁舎とティーン教会を眺める。広場ではイベントが開かれ、料理や菓子などの露店が並んでいた。
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目黒から街歩き居酒屋でビールを一杯飲んで、ヴァーツラフ広場を博物館までゆっくり上がる。ここから、プラハ本駅までは、1km程だが、大粒の雨が降ってきたので、地下鉄に乗車。プラハ本駅の構内は、まだ工事が終了していないようだが、きれいに改装され、ファストフード店が並ぶ。
目黒から街歩きプラハ21:32発のクラコフ行夜行列車に乗車。列車のプラットフォームは直前までわからないので、構内の掲示板前で大勢の人が待っている。プルゼニュ駅で朝、乗車券を買ったときに1等のチケットを気づかずに売りつけられてしまったが、この車両は空いており、一室を一人でゆったり使うことができた。1,475kcなので安くはなかったが。チェコ国内の途中駅で降りる人も多い。天気は荒れ模様で稲光も見える。
目黒から街歩きプルゼニュから、カルロヴィ・ヴァリまでのバスは、日曜は本数が少なく、10時の発車まで市街を散策。駅で今夜のプラハからクラコフまでの夜行列車のチケットを購入、TESCOで朝食を購入し、共和国広場の旧市庁舎、ユダヤ教会をみてバスターミナルまで歩く。バスターミナルは、チェコの自動車メーカーであるシュコダの工場前。
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目黒から街歩きチェスケー・ブディェヨヴィツェ始発のバスは、すぐに満席になり、仕方なく立ったまま乗車。途中の景色はボヘミアの農村風景。なだらかな牧草地が続いた後、谷間を川沿いに下っていくとカルロヴィ・ヴァリのバスターミナルへ着く。運賃は€86で同区間の鉄道より安い。
目黒から街歩きバスターミナルから10分ほど歩くと川沿いにホテルなどが並ぶ温泉の街へ。世界から観光客が来ているようで様々な言語が飛び交っている。これまで、チェコに何度も来たが、この街を訪れることができなかったので、ようやく来たという感じ。十数年前に訪れたマリアーンスケー・ラーズニェよりも賑やかで規模が大きい。
目黒から街歩きこの街の名物はコロナーダと呼ばれるアーケードの中に温泉の蛇口があり、それを飲みながら湯治客が歩いていること。自分も早速試してみる。けしておいしくはないが、適度な塩分があり効きそうな感じ。
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目黒から街歩きチェスケー・ブディェヨヴィツェからバスで約30分で、フルボカーの町に到着。バス停から丘に10分位登っていくとフルボカー城に着く。こじんまりとした城だが、壁面に装飾が施され、きれいな城。最終16:30のチェコ語のガイドツァーがあったがあきらめて、再びバスでブディェヨヴィツェ駅へ。18:03発のプルゼニュ行列車まで少々時間があったので、駅舎2階のバーで地元のビール、ブディェヨヴィツキー・ブドヴァルを飲む。
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目黒から街歩きプルゼニュまでは約2時間で、174kc(1kc=¥4.5)。日没前の20時にプルゼニュ駅へ到着。駅から10分程歩いて、旧市街にあるHotel Slovanに宿泊。今回で4度目で、また、シャワー・トイレ共用の一番安い530kcの部屋に宿泊。ホテルに荷物を置き外に出ると、日が暮れている。共和国広場にある聖バルトロミェイ教会を眺めて、古くからあるレストランU Salzmannůで夕食。ここでは、プルゼニュスキー・プラズドロイの生ビールが飲める。料理もチェコの肉料理が食べられる。ビール2杯と料理で232kc。
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目黒から街歩きホテルで朝食を摂り、ザルツブルグ8:02発のECでリンツへ、9:07着。地下に旧市街に向かうトラムのホームがある。市庁舎前の広場で下車。市が開かれているが、フリーマーケットのような感じで、骨董品などが多い。明るく活気がある。
旧市街を散策。丘の上にある城へ。ここからドナウ川を眺める
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目黒から街歩きリンツ駅11:12発のチェスケー・ブディェヨヴィツェ行の列車に乗車。€22.4。チェコ国鉄の客車だが、途中のSummerau駅までオーストリア国鉄の車掌が乗車し交代。沿線の風景は緩やかな丘陵地帯だが、初めてオーストリアからチェコに入った17年前(97年)と同じ印象。国境を越えると畑の色が変わる、オーストリア側は牧草地の緑で覆われているが、チェコ側は雑草のような感じ。
目黒から街歩きチェスケー・ブディェヨヴィツェ駅へ13:51定刻到着。駅前のバスターミナルから、フルボカー城に行くバスに乗ろうとしたが、土曜日のため、平日の1/3の本数しかない。1時間以上あるので、旧市街まで散策。人通りは少ない。
目黒から街歩きこの街を訪れるのは3度目だが、大聖堂の横にある黒塔に登ったことがなかったので行ってみる。塔の上まではひたすら階段を登る。入場料は30kc。ここからは、旧市街の中心にあるプジェミスル・オタカル2世広場をはじめ、市街が見渡せ、なかなか気持ちがよい。塔から降りた後は、その広場と噴水の周りを歩く。気温はどんどん上がり暑い。
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目黒から街歩きバスターミナルがある、駅前のショッピングセンターに再び戻る。ここから、フルボカー城方面に行くCSADバスに乗車。
目黒から街歩きフィラッハに到着。この街には15年前に訪れ一泊し、今回と逆にスロヴェニアに向かったことがある。ホームの反対側に停車している13:16発ウィーン行ICに乗換える。列車はオーストリアの山岳地帯の谷間を走る。両側の高い山々の景色を楽しむ。16時頃にザルツブルグ中央駅に到着。駅構内は大工事の最中。
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目黒から街歩き予約していたHotel Markus Sittikusに宿泊。¥9847で今回の旅で泊まったホテルで最高値だが、中央駅と旧市街を結ぶメインストリートの近くにあり至便。荷物を降ろして、市街散策へ。まずは、ホテルから数分のミラベル城。城を囲む庭園が美しい。庭園を抜け、川を渡ると旧市街。そこのゲトライデガッセは狭い道だが、モーツァルト博物館があり、観光客で賑わっている。道をすすむと大聖堂があり、その横を抜けるとホーヘンザルツブルグ城砦のある丘の麓に着く。
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目黒から街歩き18時以降は、城砦内の二つのツァーの片方にしか参加できないため、入場料とケーブルカーの往復で€7.4に安くなる。トルコなどの外的の侵入に備えて増築された城砦は不落だったとのことで、火災などを免れ、往時の姿を伝えており興味深い。また、城内のツァーの途中で、砦の塔の上に登るが、ここからザルツブルグ周辺の景色が素晴らしい。また、訪れてみたい街である。
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ホテルを7時に出発しようとしたが、フロントには誰もいない(呑気なホテルだ)。なんとか、従業員をたたき起こして、チェックアウトを済ませて、ホテルの向かいにあるノヴァ・ゴリツァ駅へ。7:35発の列車に乗車。ブレッド湖(BledJezero)駅まで€5.87。
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列車は渓谷を川に沿って北上する。乗客は少ないが、車窓の眺めはなかなかよい。雨でなければもっとよかったのだが残念。ブレッド湖(BledJezero)駅に9:20頃に到着。駅前にバス停はない。雨が降っているので傘を差して湖まで下る。
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目黒から街歩きブレッド湖畔からは、湖に浮かぶブレッド島にある教会の景色から目が離せない。雨の中、傘をさして30分近く歩くと、ブレッド城への登山口の標識がある。そこから、城がある山の上まで登る。ブレッド城の入場料は€7.城の内部は考古学的な展示。城の内部より、湖の景色が素晴らしい。
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目黒から街歩き車道を通ったので遠回りしてしまったが、ブレッド湖畔に下りて城を眺めると、断崖の上にあることがわかる。湖畔にはホテルが多いが、雨のせいか人通りは少ない。バス停から、レスツェ・ブレッド行のバスに乗車。
目黒から街歩きレスツェ・ブレッド駅に到着。駅舎は工事中で、出札窓口はない。カフェは営業中だったので、ビールとケバプサンドを頼む。昼食後、やや遅れて到着した12:13発のフィラッハ行のICに乗車。
目黒から街歩きトリエステ中央駅発14:56発のウディネ経由ベネツィア行列車に乗車。モンファルコーネまでは、ミラノから来たときの逆戻り。そこから、内陸部を北上し、約45分ででゴリツィア中央駅へ。ゴリツィアの街は、第二次大戦後の国境線の再編のときに街の中にスロベニア(旧ユーゴスラビア)との国境が引かれ、分断された街。駅前から1時間に1本、国境を越えて、スロベニア側のノヴァ・ゴリツァに行くバスが出ているので、それを待つ。しかし、そのバスに乗った後に気づいたが、1時間に3本程度あるトランサルピナ行の1番のバスが、国境の手前、ノヴ・ゴリッツァ駅の広場まで頻発しているので、わざわざ待つ必要はなかった。
目黒から街歩きノヴァ・ゴリツァ駅前広場。フェンスがイタリアとスロベニアの国境。現在はシェンゲン協定によって、国境の検問は廃止され、自由に行きかうことができる。海に囲まれた日本からすると不思議な感じ。駅前にあるホテル・トランスアルピナに宿泊。シングル€46.フロントで英語は通じなかったが、ゴリツィア城への道を尋ねたら、無料入場券をくれた。
目黒から街歩き少し遠回りしたが、イタリア領にあるゴリツィア城に行ってみる。16時を過ぎているが暑い。少し遠回りをしたが、丘の上にある城に到着。戦争に備えた砦という感じで、眺めがよく、敵の襲来に備えた工夫が施されている。また、室内は質素ではあるが、領主の居城としての品格も備えている。大きくはないが、見所はある。
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目黒から街歩き城がある丘を下って、ゴリツィアの街を通るとワインカフェがいくつもある。我慢して、スロベニアとの国境を越え、ノヴァ・ゴリツァの街に入る。検問所はすでに廃止され無人。
目黒から街歩きスロベニア側は、古い町並みはなく、旧ユーゴ時代に建てられたと思われるコンクリート作りの中層住宅が多い。