代官山の近くにある西郷山公園まで散歩。ここは、西郷隆盛の弟、従道の邸宅跡を公園にしたもの。台地の端にあるため、視界が西に開けている、公園の中心に満開の桜があるので近づいてみると、「カワヅサクラ」の札があった。早咲きの桜で、咲いている期間が長いらしい。この年末年始休みは、旅行に行くことができなかったので、久しぶりに目黒で正月を過ごす。マンションの最上階からは、富士山と秩父の山がきれいに見える。


元旦の朝は、自宅周辺の下目黒を散策。五百羅漢寺に初めて入ってみる。普段は拝観料300円が必要だが、この日は無料。寺の建物は新しいが、何百体もの五百羅漢像が鎮座し、様々な表情が彫り込まれている。


目黒不動尊の参道にある成就院。天台宗の寺院。「蛸薬師」として、「ありがたや 福をすいよせる たこ薬師」のユニークな蛸の絵の看板がある。
目黒不動尊瀧泉寺は、この界隈で最も人出が多く、露店も多数。ここも天台宗だが、厄除けに人気がある様子。


不動尊から西に歩き、住宅地にあるロシア正教会を再訪。「ロシア正教会モスクワ総主教庁駐日ポドウォリエ」の下にあるアレクサンドル・ネフスキー聖堂。


大鳥神社も参詣客が多く、夕方には100m近い行列ができていた。


元旦の朝は、自宅周辺の下目黒を散策。五百羅漢寺に初めて入ってみる。普段は拝観料300円が必要だが、この日は無料。寺の建物は新しいが、何百体もの五百羅漢像が鎮座し、様々な表情が彫り込まれている。


目黒不動尊の参道にある成就院。天台宗の寺院。「蛸薬師」として、「ありがたや 福をすいよせる たこ薬師」のユニークな蛸の絵の看板がある。目黒不動尊瀧泉寺は、この界隈で最も人出が多く、露店も多数。ここも天台宗だが、厄除けに人気がある様子。


不動尊から西に歩き、住宅地にあるロシア正教会を再訪。「ロシア正教会モスクワ総主教庁駐日ポドウォリエ」の下にあるアレクサンドル・ネフスキー聖堂。


大鳥神社も参詣客が多く、夕方には100m近い行列ができていた。


五反田から東急バス反01系統・川崎駅行に乗車し、東芝科学館前で下車。東芝の小向工場の一角に研究開発センターがあり、その中に一般向けの展示が「東芝科学館」として開放されている。入口を入ると受付でパンフレットを渡される。ガイドツアーもあるが、ゆっくりと展示をみることにした。
3階は東芝の創業から今日までの歴史を展示しながら、その技術力を感じさせるコーナー。江戸時代末期に遡るが、からくり細工などの得意な職人がルーツになるとのこと。


また、親しみやすい家電製品などが時代順に並べられており、大人にとっては懐かしい電気釜や洗濯機なども並ぶ。最も初期のワープロは、机のような大きさ。現在のノートPCやスマートフォンは、このような歴史を経てつくられてきたのかと、改めて考えさせられる。
東京駅丸の内南口と等々力を結ぶ、東急バス東98系統に乗り、馬場先門で下車。皇居に向かって歩くと、すぐに二重橋が見えてくる。中国など外国人観光客が多く、記念写真を撮り合っている。


濠に沿って北に歩。濠の外周は、ジョギングコースで、驚くほど多くの人が走っている。大手門から北の丸公園に入る。


江戸時代からのものは、あまり残っていないが、警備の武士の詰所跡や立派な石垣をみると、徳川幕府の力を感じることができる。




天守閣の跡。江戸の大火で消失した後、財政力の問題もあったのかもしれないが、戦国の世も終わったので再建されなかったようで、石垣による台が残っている。その部分でも結構な高さがある。その横には、桃華楽堂というユニークな形の建物がある。前皇后の還暦記念に造られたそうだ。




北桔橋門(きたはねばしもん)を出て、旧近衛師団司令部だった洋風の建物は、国立近代美術館工芸館として公開されている。


北の丸公園から千鳥が淵を眺めながら、武道館横の田安門へ。高い建物がない時代は、ここから、江戸の下町を一望できたらしい。


靖国神社の前を横切り、飯田橋方面に歩く。東京大神宮は、伊勢神宮を東京で拝むために創建されたそうだが、縁結びのパワースポットとして人気らしく、女性の参拝者が多い。
飯田橋で用事を済ませてから、電車で恵比寿へ。恵比寿ガーデンプレイスのエビスビール記念館で、エビス スタウト・クリーミートップを一杯。毎年恒例のバカラのシャンデリアも点灯されていた。


最後は、目黒の大鳥神社の酉の市。初詣、秋の祭礼と並んで、人手が多く賑わう。


濠に沿って北に歩。濠の外周は、ジョギングコースで、驚くほど多くの人が走っている。大手門から北の丸公園に入る。


江戸時代からのものは、あまり残っていないが、警備の武士の詰所跡や立派な石垣をみると、徳川幕府の力を感じることができる。




天守閣の跡。江戸の大火で消失した後、財政力の問題もあったのかもしれないが、戦国の世も終わったので再建されなかったようで、石垣による台が残っている。その部分でも結構な高さがある。その横には、桃華楽堂というユニークな形の建物がある。前皇后の還暦記念に造られたそうだ。




北桔橋門(きたはねばしもん)を出て、旧近衛師団司令部だった洋風の建物は、国立近代美術館工芸館として公開されている。


北の丸公園から千鳥が淵を眺めながら、武道館横の田安門へ。高い建物がない時代は、ここから、江戸の下町を一望できたらしい。


靖国神社の前を横切り、飯田橋方面に歩く。東京大神宮は、伊勢神宮を東京で拝むために創建されたそうだが、縁結びのパワースポットとして人気らしく、女性の参拝者が多い。飯田橋で用事を済ませてから、電車で恵比寿へ。恵比寿ガーデンプレイスのエビスビール記念館で、エビス スタウト・クリーミートップを一杯。毎年恒例のバカラのシャンデリアも点灯されていた。


最後は、目黒の大鳥神社の酉の市。初詣、秋の祭礼と並んで、人手が多く賑わう。11/3文化の日は出勤だったが、昼休みは国学院大学まで散歩。「若木祭」という学祭が開催されていた。3日目ということもあるかもしれないが、意外とこじんまりしている感じ。それでも、OBなどが集まっている様子。


11/6土曜日にももう一度行って、生協食堂で昼食。その後、学内にあるNHK大河ドラマ「坂本竜馬」の展示を見た後、伝統文化リサーチセンターに寄ってみる。神官を要請する学部がある大学だけあって、神道の歴史に関する展示が充実している。昼休みで時間がなく、よく見ることができなかったが、ゆっくり再訪したいものだ。




11/6土曜日にももう一度行って、生協食堂で昼食。その後、学内にあるNHK大河ドラマ「坂本竜馬」の展示を見た後、伝統文化リサーチセンターに寄ってみる。神官を要請する学部がある大学だけあって、神道の歴史に関する展示が充実している。昼休みで時間がなく、よく見ることができなかったが、ゆっくり再訪したいものだ。

市ケ谷にある法政大学で、「三池争議と向坂逸郎」資料展示会が行われているので行ってみた。法政大学は30年近く前に受験したが、タワー校舎もできて雰囲気が大きく変わっている。地下の生協食堂で昼食をとってみる。
先に映像展を鑑賞。同大学大原社会問題研究所の五十嵐所長より、熱のこもった挨拶。私よりも年配の方が多く、学生はわずか。①『月が出た出た』(熊本放送制作、2009年)、②『三池~終わらない炭鉱の物語』(オフィス熊谷製作、2006年)の二本を見る。三井三池炭鉱は、日本の経済を支える役割を果たしたが、その影に囚人労働、与論島出身者への差別的な処遇、朝鮮人・中国人などの強制労働に近いようなこと、事故と後遺症などの様々な問題を知った。また、三池争議の中での労働者・家族の苦闘を体験者の声を交えて追った作品で、見る機会があってよかった。
展示が16時半までだったので、タワーの14階の展示室へ。三池争議当時の会社と労働組合が出した文書・ビラなどが展示されているが、総労働対総資本の闘いと言われた当時の緊迫感が伝わってくる。
展示を見た後、タワーの最上階24階まで登ってみる。ここから、西方に向けて展望が開けている。
法政大学のすぐ横にある靖国神社へ。外国人も含めて観光客、参拝者が訪れている。
田安門から北の丸公園に入る。武道館の横を通り、竹橋へ抜ける。
平川門にかかる橋。日が暮れても、ジョギングをする人が続々。空気はいいと思えないが、景色に変化があるのがいいのか。東京駅丸の内口を通り、馬場先門バス停から等々力行の東急バスに乗り帰宅。
2010年8月は、9日間の連休を取得できたので、イタリア北部からドイツへのヨーロッパ中部を周遊しながら縦断するコースをとってみた。これまで行ったことがある国ばかりだったが、都合がつかず訪問できなかった街や再訪したい場所に行ってみることにした。マイレージ特典航空券を使用したので総費用は約12万円。8/11水:成田出発⇒ミラノ<イタリア>
8/12木:ミラノ⇒トリエステ⇒ゴリツィア
8/13金:ノバ・ゴリッツァ<スロベニア>⇒ブレッド湖⇒ザルツブルグ<オーストリア>
8/14土:ザルツブルグ⇒リンツ⇒チェスケー・ブディェヨヴィツェ<チェコ>⇒フルボカー⇒プルゼニュ
8/15日:プルゼニュ⇒カルロヴィ・ヴァリ⇒プラハ⇒(夜行列車)
8/16月:クラコフ<ポーランド>⇒ヴィエリチカ⇒オシフィエンチム(アウシュビッツ強制収容所跡)⇒クラコフ⇒(夜行列車)
8/17火:ヴロツワフ⇒バウツェン<ドイツ>⇒ドレスデン⇒ベルリン
8/18水:ベルリン⇒フランクフルト⇒(帰国便)
8/19木:成田に帰国
※出発日から順でみるときは⇒こちら

今日は現地最終日。ホテルを出て、最寄のヴィッテンベルグプラッツ駅からUバーンに乗車。Sバーンに乗換えて、ベルリン中央駅へ。地下にあるコインロッカーに荷物を預ける。一日乗車券€6.1が便利だ。ここでUバーンに乗換え、連邦議会駅で下車する。
議事堂には無料で入れるが、セキュリティのため、数十人ずつ分けて入場させている。8:40から並び始めて、入場したのは10時。以前はもっとすぐに入れたのだが。議場の上にあるガラスのドーム。ここは議場を上から眺めることだけでなく、この議事堂を巡る歴史に関する写真・解説も展示されている。ワイマール共和国末期、ナチス党が議会に進出し、制服姿で議場に並んでいる写真もある。ドームを出てベルリンの景色を眺めると、東西分断の象徴だったブランデンブルグ門がすぐ近くに見える。

ブランデンブルグ門の傍には、壁を越えようとして射殺された人々を弔う十字架をかたどった碑があり、花が耐えることはない。
議事堂前から、100番の市バスに乗って、アレキサーダー・プラッツ駅に向かう。東ベルリンのメインストリート、ウンターデンリンデンを通る。二階建てのバスで、博物館島とベルリン大聖堂など沿道の景色も楽しめる。
Uバーンに乗車し、magdalenenstr.駅で下車。場所がわからず、30分近く歩いたが、実は駅の近くだった。旧東独の治安・諜報機関の国家保安省=シュタージは、かなり規模が大きい建物。現在、メインの建物は閉鎖されているようだが、一部は他の目的に使用されている。その一角にシュタージ博物館がある。シュタージとその権力者だったエーリッヒ・ミールケなどの歴史、当時の長官執務室、盗聴器具などが展示されている。興味深いのは、シュタージがサッカークラブを所有し、ミールケはその役員としての表の顔も持っていたことや、第二次大戦中のソ連の対日工作員で処刑されたドイツ人リヒャルト・ゾルゲが英雄として、手本とされていたことなど。小さい博物館だが見所はあり、来場者も私より若い世代の人が多い。



ベルリン中央駅に戻り、14:50発のケルン方面行ICEに乗車、途中ハノーファーでシュトゥットガルト方面行に乗換え、19:16にフランクフルト空港駅に到着。出発前にドイツ鉄道DBのホームページでオンラインチケットを購入したので、ノーマルの半額程度の€69で購入できた。21:05発のJL408便で日本へ。機内は満席。定刻の15:25にやや遅れる。帰路も京成のアクセス特急が来たので、早く帰宅することができた。








