「正解は、シャーロットだよ」と言われたものの、シャーロットが誰なのか全く分かりません。
よくよく聞くと、その本に出てきた実在する少女のことだったのです。
シャーロットは7歳の女の子で、レゴ社にこんな手紙を書きました。
「私はレゴが大好きだけど、レゴの人間は女の子よりも
男の子ばかりなのが残念です。今日お店に行ったら、女の子はピンクコーナー、男の子は青コーナーにありました。女の子は全員、家で座っていたりビーチに行ったり買い物したりしていて、仕事に就いていません。でも、男の子は冒険に出かけ、働き、人を助け、サメと泳いでさえいます。私はもっとたくさん
レゴの女の子を作ってほしいです。そして、冒険に出かけて楽しませて欲しいです!」
レゴはシャーロットの願いを叶え、色々な冒険や仕事にチャレンジする女の子の商品を作るようになりました。娘は、レゴという会社を変えさせたことがすごい!と言っています。
日頃から、自分に見向きもしない人たちにメールや手紙を書いたり話しかけたりしてきた私から見たら、レゴに手紙を書くなんて今すぐにできること。でも、娘にはそのような経験はないのでシャーロットの行動力に驚いたのでしょうし、子どもがたった1人で変化を起こせたことは確かにすごいことです。
声を上げても、何でも変えられるわけもなく、大抵の場合は何も変わらないでしょう。それでも諦めずに行動することが、どこかの誰かを励ますかもしれないし、ずっと後に何か変化をもたらすかもしれない。そんなことを娘に教え続けられたら。自分を信じることをどうか諦めないで欲しいです。
シャーロットの話は、ハフポスト(英語)でも記事になっています。今やたくさんあるレゴの女の子ヒーローたち。シャーロットのおかげかと思うと大感謝です。
こちらの本も面白かったです。