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豪でサンゴ3分の2が白化「回復見込みゼロ」も
 【ジャカルタ=一言剛之】色鮮やかなサンゴ礁が2000キロ・メートル以上にわたって広がるオーストラリアのグレートバリアリーフで、サンゴの3分の2に「白化現象」が表れていることが、研究者の調査で明らかになった。

 豪州の研究者らで作る「オーストラリア研究会議」のサンゴ礁研究チームが、上空からグレートバリアリーフの全域を調査した。その結果、ケアンズ沖など1500キロ・メートルにわたる海域で、サンゴ礁の一部が白化したり、死滅したりしている現象が確認された。深刻な場所では「回復の見込みはゼロ」だという。

 サンゴはイソギンチャクやクラゲの仲間で、「褐虫藻(かっちゅうそう)」という植物プランクトンが体内にいるため、カラフルに見えるものが多い。褐虫藻はサンゴに栄養も与えている。白化は、海水温の上昇などで褐虫藻がいなくなり、サンゴの白い骨格だけが残る現象だ。