福岡市議11人、復旧時に県外宿泊視察 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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福岡市議11人、復旧時に県外宿泊視察

 

JR博多駅前の道路にできた大きな穴=8日 JR博多駅前の道路にできた大きな穴=8日  

 

福岡市博多区のJR博多駅前で発生した陥没事故の復旧工事中、福岡市議11人が泊まりがけで県外視察していたことが17日、分かった。政官民「オール福岡」態勢で早期復旧に取り組んでいた時期の出張だったため、別の市議らから批判の声が出ている。  視察したのは自民党福岡市議団の光安力会長や小畠久弥市議会議長ら7人と、みらい福岡市議団の笠康雄会長ら4人。うち2人の選挙区に、8日に発生した事故の現場があった。  自民党福岡市議団は14日から1泊2日で宮城県南三陸町や仙台市を訪れ、東日本大震災後に復興を果たしたJR気仙沼線などを視察。みらい福岡市議団は14日から2泊3日で、新潟県や東京都を訪れ、文化・スポーツをテーマに野鳥公園などを見て回った。  光安氏は産経新聞の取材に対し、視察の適否について「14日には復旧のめどが立っていた。日程調整を重ねていたため延期はできなかった」と述べた。笠氏は「われわれは行政マンじゃない。出張中に市から報告を受けた」と主張した。  市職員や建設業者は陥没事故の発生直後から通行再開に向け、連日24時間態勢で対応。高島宗一郎市長は15日に通行が再開するまで毎日、陥没現場に足を運び工事の進捗(しんちょく)状況を確認していた。このため、市内にとどまった別の市議は「視察は、配慮が欠けていると言わざるを得ない」と批判。市幹部も「東北の復興状況を視察する前に、地元の復旧のためにできることを考えて実行すべきだった」と述べた。