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政活費充当:国内視察報告もコピー 千葉県議6割関与
毎日新聞

千葉県議らがコピーして提出した国内視察の報告書=毎日新聞千葉支局で2016年10月2日午後5時28分、渡辺暢撮影
 政務活動費(政活費)を充てた海外視察で視察団全員が同じ体裁、文面の視察報告書を提出していた千葉県議会で、国内視察でも報告書のコピーが常態化していることが県議会への取材で分かった。2015年度は、少なくとも12件の団体視察に参加した計54人が、同じ体裁や同一の内容。充てられた政活費は計575万円に上った。【渡辺暢】

 海外視察と合わせ、コピーに関わった県議は59人で、全県議(95人)の6割超。当時、複数の所属議員がいた6会派のうち共産党を除く5会派と、1人会派の計6会派に及ぶ。

 15年度の視察報告書によると、自民と公明の県議11人は昨年9月26〜27日に和歌山市を訪れ、「紀の国わかやま国体」の開会式とフェンシングを視察。費用の半分に当たる計31万円を政活費で賄った。報告書は行程表を除き全員がA4判1枚。20年東京五輪でフェンシングが千葉市の幕張メッセで行われる予定であることを念頭に「(フェンシングは)細長い演台の上で行われるため、幕張メッセでの開催に問題ないことが確認できた」「本県(選手)は残念な結果に終わってしまったが、東京オリンピックへの出場を目指すためにも、より一層の選手強化が必要であると感じた」と記述されていた。

 一部の県議で記述した日の順序が入れ替わっているほかは、主観的な感想まで同じだった。

 参加した複数の県議は毎日新聞の取材に「誰かが書いたものをコピーさせてもらった」「恥ずかしながら自分でちゃんと書いたことがない」とコピーしたことを認めた。

 自民、民主(当時)、公明、市民ネットワークの14人が昨年9月2〜3日に大分、長崎両県を訪れた視察でも、全員が同一のA4判2枚の報告書で、政活費計102万円を計上していた。

 千葉県議会では、欧州などへの海外視察3件に参加した計25人が、視察団ごとに同じ体裁や文面の視察報告書を提出し、計922万円の政活費を計上したことが、毎日新聞の調査で明らかになっている。

 コピーが横行している実態について、議会事務局は「推奨してはいないが禁じてもいない」としている。

個々が作成を

 市民団体「政治資金オンブズマン」共同代表の上脇博之・神戸学院大教授の話 視察をした議員がそれぞれの視点で報告書を作成すべきだ。一部の議員が作った報告書のコピーで済ませるなら、団体で行く必要はない。視察は議会での質問や政策などにつなげてこそ意味がある。議会活動に生かせたかどうかを、市民が後でチェックできるような内容の報告書を提出すべきだ。

以上引用

堺市は、議会事務局が作成している。
政務活動費は、わからないが…(; ̄O ̄)