政務活動費@“政活費”疑惑 不可解な点が続々と… 奈良のベテラン県議 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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“政活費”疑惑 不可解な点が続々と… 奈良のベテラン県議

関西テレビ 9月28日(水)21時57分配信

“政活費”疑惑 不可解な点が続々と… 奈良のベテラン県議関西テレビ議長を務めた経験もある奈良県議会のベテラン議員に、政務活動費をめぐる“疑惑”が浮上しました。関西テレビが収支報告書に添付された領収書をもとに取材すると、お茶や菓子を購入した店舗が存在しないなど、不正支出の疑いが次々と明らかになりました。

【記者】「領収書に不可解な点が多いが?」
【県議】「今から…現在も調査している最中です」
【記者】「ご自身が領収書を作成した?」
【県議】「いえ、それはないです」記者の質問に対し明確な答えを避ける、上田悟・奈良県議(59)。県議として5期目で、過去には議長も務めたこともあるベテラン議員です。そんな上田県議をめぐって浮上した、政務活動費の疑惑とは…。

<ケース1:“手書き”の領収書…>上田県議は3年前、ある業者から“会議費”の名目でお茶やお菓子18万3400円分を購入し、政務活動費から支出しました。領収書にはなぜか住所の記載がなく、関西テレビが取材したところ、上田県議の地元・斑鳩町でのみ同じ名前の業者を発見しました。しかし…。
【店員(聞き取り取材)】「領収書の社名を“手書き”で書くことは無いので、その領収書はうちのではない」…と、業者は「自分の会社が発行したものではない」と明確に否定しました。さらに、この領収書と同じ日付のほかの領収書でも、疑わしい点があることが分かりました。

<ケース2:“コピー”したはずなのに…>上田県議はお茶やお菓子を購入した日、地元の公民館で“会議費”として使用料とコピー代5600円の領収書を提出しています。県政報告会などの会議のために急遽、資料をコピーする必要があったのかと思いきや…。
【記者リポート】「領収書に記載された公民館なんですが、私が見る限りどこにもコピー機は見当たりません」
【記者】「コピー機ってあります?」
【自治会関係者】「聞いたことはないですけどね。コピーは違うところで。自治会長も違うところに行ってますから」疑惑はこれだけにとどまりません。
<ケース3:領収書の“発行元”が…>上田県議は4年前、お茶やお菓子などの購入代金として政務活動費から7万6800円を支出しました。しかし、領収書を発行したとされる「西岡食料品店」の住所を訪ねると、別の名前の店が…。
【付近の住民】「西岡食料品店?住所がこれ?…僕が知っている限りは、僕が小さいときから“山本”やからな。本人が“山本”やから」
【店長の説明(聞き取り取材)】「そんなもん、ここは昔からうちだけや」…と、存在しない店の領収書が提出されていたのです。そんな上田県議は28日、議会で県が進める施策などについて、荒井知事を問い質しました。しかし、自身の質問が終わって議場を出ると…。
【記者】「なぜ領収書に実在しない食料品店の名前が?」
【県議】「今…調査中です」
【記者】「(領収書を)偽造した?」
【県議】「それも何も…今調査中ですので」
【記者】「偽造はしていない?」
【県議】「はい」
【記者】「領収書に不可解な点が多いが?」
【県議】「・・・・・・」…と、記者の質問には「調査中」を繰り返すなど、何とも歯切れの悪い答えに終始。その約15分後、再び姿を現すと…。
【上田県議】「現在色々と、私なりに調査しているので、後日お知らせできることがあれば、是非その機会を持ちたい」とだけ話し、その場を去りました。上田県議は既に政務活動費約76万円を返還していますが、市民オンブズマンは「返還の理由が判然としない」などとして、議会に対し公開質問状を提出しました。

疑惑「たくさんありすぎ」議員、政務活動費を返還
毎日放送 9月28日(水)18時52分配信

疑惑「たくさんありすぎ」議員、政務活動費を返還毎日放送 

奈良県議会の議員が政務活動費約76万円をことし7月に返還していたことがわかりました。2月に市民団体が詐欺容疑などで刑事告発し奈良地検が受理しています。 政務活動費約76万円を返還したのは奈良県議会の上田悟議員です。上田県議は今年7月、2012年度から15年度まで会議費などの領収書を「政務活動費にあたらない」と訂正しました。これに先立ち、今年2月市民団体が「領収書を偽造した」などとして刑事告発しています。 「疑惑というのが、たくさんありすぎてどれが疑惑かというくらい」(奈良県市民オンブズマン連絡会議 中垣高代さん) 例えばお茶、お菓子代180人分約18万円と書かれた手書きの領収書。ところが団体が店側に確認すると手書きの領収書は発行していないといいます。 「手書きで発行することはない、と従業員もおっしゃっていた」(奈良県市民オンブズマン連絡会議 中垣高代さん) さらに、こんな疑惑も。「コピー代5600円」と書かれた領収書。ところが実際、公民館を訪れると… 「上田議員はこちらの公民館でコピーを取ったという領収書を提出しましたが、こちらにはコピー機はないということです」(吉田圭吾記者リポート) このほか、実在しない店からお茶やお菓子を購入したとする領収書もあり、団体は議員からの説明を求めています。 いっぽう上田県議は、「知人の事務処理に不手際があった可能性があり返還した」とのコメントを発表、28日、本会議の休憩中、報道陣が上田県議に直接説明を求めると…

Q.どうして実在しない店の名前が?
「今 調査中です。今まさに」
Q.偽造した?
「調査中ですので」(上田悟議員) 団体は10月28日までに公開質問状に回答するよう求めています。