立ち止まる職員も少なく、足早に家路に急ぐ職員。
ただ、献花のみ、いつもと違う。
改めて、不信を持って、石碑を眺める。
罹患され多くの人々が苦しみ、尊い3名の児童の命を失いました。
改めて見ると、ひとごとなんだな…と、
(−_−;)
苦しめたのは、誰か?
失ったのではない、奪われたのだ…
命を奪ったのは誰か?
そんなことを思ってしまう。
彼は、やはり、変わっていなかった。
これから、変わって欲しいと願いを込めて、この日に、この碑に願いを託したが、彼らは、依然として、20年前と変わりない。
命を奪った体質は変わらなかった。
そして、もう変わることはないだろう。
この日をもって変わらずして、いつから彼らは変わるのか?
もう、彼らには期待しない。
自ら変わることはないだろう。
甘い期待は捨てた。