<アウガ>青森市長 三セク整理に言及 | 堺 だいすき ブログ(blog)

堺 だいすき ブログ(blog)

堺のいろんな情報・・・出来事・・・・もろもろを書き綴る
辛らつなブログ。
since2007.0705
nothing about us
without us


以前紹介した件
俊英ちゃんの同志が…(-_-;)

http://ameblo.jp/town-watch/entry-10099335018.html

{56C8619F-DB19-4CCA-A9CB-82D107B95DA8}




<アウガ>青森市長 三セク整理に言及

 債務超過に陥っている青森市の複合商業施設「アウガ」を巡り、鹿内博青森市長は28日、運営会社の第三セクター「青森駅前再開発ビル」を整理する方針を表明した。整理への言及は初めてで、方法や時期は決めていないという。

【純損失拡大】アウガ運営三セク、23億円債務超過

 同日が閉会日の市議会6月定例会に、アウガの修繕積立金2億円を三セク支援金に転用する条例案の議事日程追加のため開かれた各派代表者会議で説明した。

 鹿内市長はその後の取材に「市と三セクの話し合いで整理することを決めたが、まだ関係者の理解が得られていない」と話した。整理方法などを含む最終的な対応策は、7月中に示す予定だという。

 議事日程の追加は本会議で全会一致で否決された。市議らは「三セクの整理方法や時期を示さず債務超過の会社に支援金を出すのはおかしい」とし、市長は「議案が提出できず残念。今後どうするか検討していきたい」と述べた。

 また同日、大矢保議長が「行政とのパイプ役になれない」と辞任届を提出したが、議会は辞職を許可しなかった。

 6月定例会は4億4000万円を追加する本年度一般会計補正予算など議案17件を原案通り可決、教育長に成田一二三氏(62)を任命する先議1件を含む人事案2件に同意し閉会した。



整理方針/鹿内市長 初めて言及

 青森市の再開発ビル「アウガ」を運営する第三セクター・青森駅前再開発ビルが経営破綻状態となった問題で、鹿内博市長は28日午前、「いずれ三セクを整理する」との考えを初めて明らかにした。ただ、採用する法的整理の具体的方法や、整理時期などは「関係者と協議中」として示さなかった。
 28日、非公開で行った市議会各派代表者会議で整理方針を説明した後、鹿内市長が報道陣に明らかにした。
 鹿内市長は「市と三セクの協議の中で、いずれ整理するという結論に至った。方法、時期は定めておらず、今後、関係者と協議、検討したい」と話した。整理方針は「市と三セクだけの協議で決定した」と説明し、債権者である金融機関のほか、地権者とは協議中-とした。
 各派代表者会議では、アウガ再生方針案の「最終版」は示されなかった。鹿内市長は「最終版には三セクの具体的な整理方法を示す必要があるので、関係者と協議を重ね、できるだけ早い時期に示したい」と述べるにとどめた。
 前日27日の議員説明会で鹿内市長は、アウガ「修繕積立金」のうち2億円を三セク支援に転用する条例案を説明したが、使い道、三セクの今後の在り方を含めた再生方針案の最終版などが示されなかったため、大多数の議員から「条例案は審議するに値しない」と反発の声が上がっている。


<アウガ>運営三セク 23億円債務超過

 青森市は27日、複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の2015年度決算を発表した。減損会計による特別損失を計上した結果、純損失は当初見通しの7800万円から26億8800万円に拡大し、約23億8500万円の債務超過となった。

【複合商業施設断念】方針を説明する鹿内市長

 3期連続の赤字予想だったため、減損会計を適用した。同社は09年度決算でも債務超過の恐れがあったが、市が5億6000万円の増資と2億円の融資で支援しており、債務超過は今回が初。

 5月末現在で現預金が6000万円を切り、売り上げ預かり金と営業保証金の合計金額を下回っている。このため市は同日、資金ショートによる倒産を避けるため、アウガの管理規約を変更し、修繕積立金(残高4億1000万円)のうち2億円を支援金として支出することを求める条例案を発表した。

 28日が最終日の予定だった市議会定例会への提出と会期の延長を議会側に打診したが、議員から「支出目的の詳細などの情報開示が足りない」などと反対の声が上がり、会期延長は保留された。市は28日に再び議会側と協議する方針。

 鹿内博青森市長は「アウガ公共化に向け、同社をどうするかについては関係者と協議中」と述べ、「現時点で会社を支援する方法として積立金を使用することが最善策と考えている」と話している。


青森市長、引責辞職へ=第3セク経営難で7月にも

 青森市の鹿内博市長は29日、JR青森駅前の再開発ビル「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」が多額の債務超過に陥った問題で、7月にも市がアウガの土地や建物を取得する公共化への道筋をつけ、辞職する考えを明らかにした。

 来年4月に任期満了を迎えるが、次期市長選に出馬しない意向も表明した。市役所内で記者の取材に応じた。

 市長は近く、臨時議会を開いて三セクを支援する議案を提出し、公共化へ向けた最終案を7月から8月にまとめる方針。市長は「公共化への道筋がつけば辞職する。それだけ不退転の決意で臨むということだ」と話した。 





青森市長が引責辞職へ 三セク経営難で7月にも

記者団の取材に応じる青森市の鹿内博市長(左)=29日午後、同市役所
 青森市の鹿内博市長は29日、同市内で記者団の取材に応じ、JR青森駅前の複合再開発ビル「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」が経営難となっている責任を取り、7月にも辞職する意向を明らかにした。市議会が責任追及を強めていた。
 市長は利用者が減少しているアウガの再建策を7月中に取りまとめると強調。その上で「道筋を付けて辞める」と明言した。出直し市長選への出馬は否定した。
 アウガは地上9階、地下1階の複合ビルで、前市長時代の2001年に開業した。衣料品店や飲食店などのほか、図書館などの公共施設も入居。