着服の高校教諭を懲戒免職 京都、職員室で窃盗も
京都府教育委員会は１０日、南丹市の府立高で同窓会積立金や生徒からの徴収金など計約１６４万円を着服したとして、男性教諭（３４）を懲戒免職処分にしたと発表した。
府教委によると、教諭は２０１０年から今年まで、自身が管理する同窓会積立金から約１３５万円を引き出したほか、同僚の教諭が職員室に保管していた生徒からの徴収金や校内研究会の運営費計約２９万円を盗んだという。
同僚が８月末に同窓会の通帳を調べたところ残金がわずかだったため、教諭に問いただすと使い込みや窃盗を認めた。教員講習の受講料や飲食代など私的に約７８万円を使ったほか、顧問をしていたサッカー部の一部部員から未徴収だった合宿費などの支払いに約８６万円を充てたという。
府教委教職員課は教諭が全額を返金したため刑事告発を見送ったといい、「金銭管理が極めてずさんで犯罪に対する意識が希薄。このような事態が再び起きないよう法令順守について指導徹底する」とした。
また、今年１月に舞鶴市で軽乗用車を運転中に死亡事故を起こした同市の小学校の女性事務員（４８）も減給１０分の１（１カ月）の懲戒処分にした。
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公金外現金、相変わらず、不祥事の温床になってる。
ちゃんと管理できていないケースが多い