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米疾病対策センター、ジカ熱で「完全流行体制」に移行

ロイター

[シカゴ 29日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は、米州で拡大している感染症のジカ熱に対し、「完全流行体制」に移行したと明らかにした。影響調査のため、数百人の専門家から成るチームを立ち上げたという。

ジカ熱は蚊が媒介するウイルスによる感染症で、ブラジルでは数千人の新生児が先天的に頭部が小さい「小頭症」で生まれ、関連性が指摘されている。

CDCは24日、24時間体制の緊急対応センターを設置。こうしたセンターは、2014年のエボラ出血熱流行や2010年に始まったハイチのコレラ流行時にも設置された。今回は、「小頭症」の問題があることから、妊娠に詳しい専門家を多数増員したという。

世界保健機関(WHO)は28日、ジカ熱を国際的な危機と宣言するかどうかを来週検討すると表明。感染は中南米・カリブ地域から数カ月以内に北米に拡大し、400万人が影響を受ける可能性があるとの推定を示した。

CDCの対応指導に当たっているトレーシー・トレッドウェル氏はインタビューで「状況は非常に込み入っている。(ジカ熱と「小頭症」の間の)関連性はあるとみられるが、まだ十分なデータが得られていない」と述べた。

CDCは、ブラジルの死産児2人と誕生後間もなく死亡した新生児2人の組織検査を実施。その結果、同国で拡大しているジカ熱と一致した株のウイルスに陽性反応が出たことから、今月半ばになって関連性について確信を強めたとしている。