西日本新聞
荒尾市議会が夜間議会 「議論生々しい」 [熊本県]
西日本新聞荒尾市議会(定数18)で25日夜、9月定例会一般質問があった。同市で初の試みとなる夜間議会。多くの市民が傍聴する中、市民病院を荒尾競馬場跡地に移転する建設計画見直しなど懸案課題をめぐる議論が夜の議場で繰り広げられた。
午後6時すぎ。質問に立った議員は、市民病院建設候補地の競馬場跡地に関して、山下慶一郎市長が台風接近時の高潮浸水リスクなどを訴えている点について「湾岸や土木工学など専門家の検証もなく、跡地は危険だと判断すべきでないのでは」などと質問。山下市長は「沿岸部での立地は市民の安心安全の観点から好ましくない」と答弁しながら、「公共施設のあり方をどう受け止めているのか」と反問する場面もあった。
このほか空き家問題や子どもを巻き込む犯罪への対策、荒尾干潟ビジターセンター(仮称)運用、三池炭鉱万田坑の観光推進策-をめぐり、議員と執行部側は活発な意見を交わした。
傍聴席には定員(80人)を大きく上回る約100人が詰め掛け、議員や市長、市幹部による論戦を見守った。中には市民病院をめぐって議場にやじを飛ばし、退場を求められた人もいた。
仕事帰りに訪れた会社員男性(46)は「議場には新聞記事などで詳しく分からない生々しい議論がある。傍聴して初めて実感した」と話した。
=2015/09/26付 西日本新聞朝刊=
以上引用
夜間議会も、いいかもね……
けど、職員が嫌がる……
早く帰れないと……(^_^;)