神戸の「Kiss-FM」が“破綻” | 堺 だいすき ブログ(blog)

堺 だいすき ブログ(blog)

堺のいろんな情報・・・出来事・・・・もろもろを書き綴る
辛らつなブログ。
since2007.0705
nothing about us
without us

「Kiss-FM KOBE」を除名処分 全国FM放送協議会、粉飾決算など指摘

2010.4.28 16:36 全国FM放送協議会(東京都千代田区、後藤亘会長)は28日、FMラジオ局「Kiss-FM KOBE」(神戸市)を今月末付で除名すると発表した。昭和56年の協会発足以来、除名処分は初。キー局「エフエム東京」などからの番組配信は来月末まで猶予される。同協会は除名の理由に、計8億円にも上る粉飾決算や不透明な増資計画などを指摘している。 以上産経新聞より引用 id="__r_article_title__">神戸の「Kiss-FM」が“破綻” 2010.4.28 23:40 粉飾決算疑惑などが浮上していた神戸市のFMラジオ局「Kiss-FM KOBE」(キッス社)は28日、神戸地裁に民事再生法の適用を申請、受理されたと発表した。監督委員には幸寺覚弁護士(兵庫県弁護士会)が就任し、横山剛社長ら現経営陣の体制を事業譲渡まで維持し、5月中旬までに具体的な譲渡先などを決めるという。総務省によると、FMラジオ局の“破綻(はたん)”は、北九州市の「エフエム九州」に次いで、全国2例目という。  また全国のFM38局が加盟する「全国FM放送協議会」は同日、キッス社を30日付で除名処分にすると発表した。キッス社は全時間帯の6~8割を同協議会からの番組配信に依存している状態だが、同協議会は「経営環境を改善しない限り番組の配信を5月末で打ち切る」と表明。横山社長は、打ち切りの延長を申し入れるという。  キッス社は今年2月、平成19~20年度にかけて売上高を約6億円粉飾した疑惑や、給料未払いなど規約違反が発覚、4月には臨時株主総会を経て大半の役員が入れ替わったが、一方で旧経営陣が解任無効を主張するなど混乱が続いている。  横山社長は会見で「売り上げのかさ上げ(水増し)が次々と発覚し、今の会社のまま再生するにはリスクが伴うと判断した」と、申請にいたった理由を説明。聴取者に対しては「ラジオは地域の文化の一つにもかかわらず、申し訳ない」と述べた。  一方、株主総会で解任された相田勲・前社長は「登記上の社長は、現時点でも私のままだ」などと反発している。 以下読売新聞より引用

「Kiss―FM KOBE」民事再生法

 神戸市中央区のFMラジオ局「Kiss―FM KOBE」は28日、神戸地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。

 負債総額は6億7000万円以上という。

 1989年設立。今年2月に売上高6億円の粉飾決算疑惑が発覚し、第三者割当増資を巡って株主側と経営陣が対立した。

 今月15日に経営陣不在のまま開かれた臨時株主総会で、相田勲社長ら役員3人が解任され、株主の広告代理店社長・横山剛氏が新社長に決まった。

 この日、横山氏は記者会見し、「地元企業を中心に譲渡先を探し、事業を再生させたい」と話した。

 相田氏は同地裁に株主総会の決議は無効として提訴しており、民事再生法の適用申請について、読売新聞の取材に「法人登記上の社長である私は知らず、申請は許せない」と話している。

2010年4月28日23時40分 読売新聞)

以下毎日新聞より引用

Kiss-FM:民事再生を申請 負債6億7000万円

 兵庫、大阪をエリアとするFMラジオ局「Kiss-FM KOBE」(神戸市)は28日、民事再生法の適用を神戸地裁に申請、保全命令を受けたと発表した。5月中旬までに事業譲渡先を探して再生を図る。負債総額は少なくとも約6億7000万円。

 同社は90年開局。近年は資金繰りが悪化、給与支払いも滞っていた。今年2月、07~08年度の売上高を最大約6億円粉飾し、営業利益も約2億円水増しした疑いが発覚。多額の簿外債務もあるとみられ、今月15日の株主総会で就任した現経営陣は現状での再建は不可能と判断した。

 一方、全国のFMラジオ局で作る全国FM放送協議会は28日、「放送局の社会的信用を失墜させた」として、今月30日付で同社を除名すると発表した。1カ月の猶予期間後、番組配信が止まる。同協議会は法令順守の態勢整備を再加盟の条件としている。【米山淳、近藤諭、吉川雄策】

毎日新聞 2010年4月28日 22時45分

以下神戸新聞より引用

Kiss‐FMが破綻 負債6億7千万円判明 

写真

民事再生法の適用を申請し、記者会見するキッス社の横山剛社長(左)ら=神戸市中央区波止場町(撮影・大山伸一郎)

 粉飾決算疑惑が浮上し経営陣が解任されるなど経営が混乱していたFM放送局「Kiss‐FM KOBE」(神戸市中央区、キッス社)は28日、民事再生法の適用を神戸地裁に申請し、経営破綻(はたん)した。同地裁から同日、保全命令を受けた。同社によると、負債は判明分だけで約6億7千万円に上る。支援企業を募り事業譲渡して再建する方針を示した。

 FM局の破綻は、2008年のエフエム九州(北九州市)の例があるが、全国的にも極めて珍しい。

 キッス社に対しては、番組を配信している全国FM放送協議会(JFN)が30日付での除名を通知した。ただ、JFNは5月末までは番組提供を続けるとしており、4月29日以降も放送は継続する。

 横山剛社長(44)らが同日、神戸市内で記者会見し、簿外を含む債務が疑われる上、資金繰りが逼迫(ひっぱく)していたなどと説明。「現状のままでは再生は不可能」と同法の適用を申請した理由を示した。

 5月中旬をめどに事業譲渡先を決め、今後の約半年間で現経営陣が再生計画を立案、債権者の了承を得る計画。譲渡の具体的方法などは未定だが、事業譲渡の対価を債務の弁済に充てる。

 スポンサーのめどは付いておらず「地元企業などと交渉したい」としたが、現れない場合は横山氏側が引き受ける考えも示した。大株主のエフエム東京も、支援の可能性を示唆した。また、株主責任については「負ってもらう形を考えたい」とした。横山社長は「多くの方に迷惑をお掛けすることを深くおわびします。地元に愛されるFM局としての再生を目指したい」と話した。

 一方、現経営陣から解任された株主総会の無効を訴え、神戸地裁に仮処分を申請中のキッス社前社長、相田勲氏(50)は「社長はまだ自分であり、横山氏の法的手続きは明らかにおかしい」と話した。

 【Kiss‐FM KOBE(キッス社)】1989年、兵庫、大阪の全域をカバーする独立FM局として開局。業績悪化で2009年末に第三者割当増資を計画。しかし、大株主のエフエム東京が、割当先企業の株式登記の手続きを問題視し、神戸地裁から株式の議決権行使を禁じる仮処分が下された。4月の臨時株主総会で当時の経営陣を解任し、エフエム東京常務ら3人の新役員選任を決議。これに対し解任された社長らが「総会は無効」とし、対立が続いている。

(2010/04/28 23:28

以下毎日新聞より引用

■Kiss-FMが経営破たん

粉飾決算などの不正経理で旧経営陣の責任が問われていた神戸のラジオ局Kiss-FMが経営破たんし、民事再生法の適用を申請しました。

「実際に(経営の)中に入ってみますと毎日驚きの連続でした。なんでこんなふうになるまでほうっておいたのか」(Kiss-FM 横山剛社長)

 今年2月におよそ6億円の粉飾決算が明らかになったKiss-FMは、今月15日に新しい社長を迎え、経営状況の精査を行うなど自立再生を目指してきました。

 しかし、6億円のほかにも把握しきれていない不正な債務があり、現状のままでは再生は不可能と判断したということです。

 今後は事業譲渡による再生を目指し、30日に債権者説明会を開く予定です。 (04/28 23:52

以下朝日新聞より引用

Kiss―FMが経営破綻、放送継続しつつ支援企業募集

2010年4月29日

 経営再建中のFMラジオ局「Kiss(キッス)―FM KOBE」(神戸市)は28日、神戸地裁に民事再生法の適用を申し立て、保全命令を受けた。総務省地上放送課によると、FMラジオ局の民事再生手続き申し立ては全国初。経営破綻(はたん)を受け記者会見した横山剛社長は「地域の放送局がこういう形になって申し訳ない。自立再生を目指したが、債務の状況が想像を上回っていた」と話した。

 今後は、放送を継続しつつ、5月中旬をめどに新たな支援企業を募集。新会社を設立し、Kiss社から放送事業を引き受ける形で再生を図る考えという。負債総額は約6億7千万円。

 同社は昨年12月以降、再建策をめぐってキー局のFM東京側と東京の経営コンサルタント会社側が対立。今月中旬にFM東京側が横山氏の新社長就任を公表していた。

 Kiss社は89年12月に兵庫県や神戸市、ダイエーなどの出資で設立され、翌年から放送を開始。同県全域と大阪府を放送エリアに持つ。

以下産経新聞より引用

KISS-FM 再生法申請 協議会が除名処分

 粉飾決算疑惑などが浮上していた神戸市のFMラジオ局「Kiss-FM KOBE」(キッス社)は28日、神戸地裁に民事再生法の適用を申請、受理されたと発表した。監督委員には幸寺覚弁護士(兵庫県弁護士会)が就任し、横山剛社長ら現経営陣の体制を事業譲渡まで維持し、5月中旬までに具体的な譲渡先などを決めるという。総務省によると、FMラジオ局の“破綻(はたん)”は、北九州市の「エフエム九州」に次いで、全国2例目という。

 また全国のFM38局が加盟する「全国FM放送協議会」は同日、キッス社を30日付で除名処分にすると発表した。キッス社は全時間帯の6~8割を同協議会からの番組配信に依存している状態だが、同協議会は「経営環境を改善しない限り番組の配信を5月末で打ち切る」と表明。横山社長は、打ち切りの延長を申し入れるという。

 キッス社は今年2月、平成19~20年度にかけて売上高を約6億円粉飾した疑惑や、給料未払いなど規約違反が発覚、4月には臨時株主総会を経て大半の役員が入れ替わったが、一方で旧経営陣が解任無効を主張するなど混乱が続いている。

 横山社長は会見で「売り上げのかさ上げ(水増し)が次々と発覚し、今の会社のまま再生するにはリスクが伴うと判断した」と、申請にいたった理由を説明。聴取者に対しては「ラジオは地域の文化の一つにもかかわらず、申し訳ない」と述べた。

 一方、株主総会で解任された相田勲・前社長は「登記上の社長は、現時点でも私のままだ」などと反発している。