特報 重要 急速に悪化する世界経済・・<OECD>「平均失業率10%に」事務総長が見通し | 堺 だいすき ブログ(blog)

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オバマは楽観的に語っているのだが・・。現実的には世界は・・。

ヨーロッパも充分問題点を認識していないのではないだろうかと・・・そんな気がする。


さらに日本は・・・ドボンの状態・・。


以下ヤフーニュースより引用

OECD加盟国の09年成長率見通し、‐4.2%に下方修正へ=事務総長

3月27日22時1分配信 ロイター


 [パリ 27日 ロイター] 経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長は、3月31日に発表する経済見通しで、OECD加盟国の09年の成長率見通しをマイナス4.2%に下方修正する、と述べた。
 昨年11月時点の前回の成長率見通しは、マイナス0.4%だった

最終更新:3月27日22時1分

09年のOECD域内のGDP伸び率は‐4.3%=事務総長

3月30日19時35分配信 ロイター


09年のOECD域内のGDP伸び率は‐4.3%=事務総長

 3月30日、OECDのグリア事務総長は域内の09年GDP伸び率はマイナス4.3%になるとの見通しを示した。1月撮影(2009年 ロイター/Pascal Lauener)

 [ローマ 30日 ロイター] 経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長は30日、域内の国内総生産(GDP)伸び率は2009年にマイナス4.3%、2010年は「ほぼ横ばい」になるとの見通しを示した。
 また、OECDが31日に公表する最新経済見通しは「数週間前に考えていたよりもやや悲観的なものになるだろう」と述べた。
 さらに、OECD主要国の失業率は来年までに10%に接近する可能性がある、との見方を示した。

最終更新:3月30日19時35分

<OECD>「平均失業率10%に」事務総長が見通し

3月30日23時31分配信 毎日新聞


 【ロンドン藤好陽太郎】経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長は30日、ローマの講演で、金融危機に端を発する急速な景気悪化でOECD加盟30カ国の平均失業率が10年までに10%に達するだろうとの見通しを示した09年1月の失業率は6.9%で、今後、さらに急激に悪化することを示している。

 OECDは前日公表した報告書にもこうした見方を明記。グリア事務総長は景気悪化が続く中、OECDの失業者は2500万人増と戦後最も大規模で急激な増え方になると指摘している。特に若者、非熟練工、移民、非正規社員が最初に職を失い、社会のセーフティーネットも利用しづらいと強調した。

【関連ニュース】
OECD見通し:世界はマイナス成長 中国は6-7%
タックスヘイブン
地上デジタル放送日本方式の海外展開(3/3ページ)

最終更新:3月30日23時38分

以上引用

明日発表のデータに注目したい・・。

ちなみに・・。

//景気悪化が続く中、OECDの失業者は2500万人増と戦後最も大規模で急激な増え方になると指摘している。特に若者、非熟練工、移民、非正規社員が最初に職を失い、社会のセーフティーネットも利用しづらいと強調した。
//という報告に注目したい・・。

日本でも同様の傾向は生まれる可能性がある。

しっかりとした、政策が必要なのであろうと思う次第である。

堺市・・しっかりとして欲しいものである。



ちなみに、現実は厳しい・。

生産性の向上によって、設備ができれば、原材料さえあれば、どんどんと生産できるようになった。そして、オートメ化されることによって、人は不要になる。そんな構図が現在の世界的な状況になっているのである。

さらに、そんな背景を基にして、供給は競争の中で、どんどんと増す一方、需要は、飽和状態となっている。
端的に言えば、携帯は、市場としては、飽和状態で、今後の伸びは買い替えしかないということであろう。ごく普通に考えれば一人一大で充分ということ・・後は高機能化していくということでしかない・・。

そんな経済の状況の下で、過大な投資と、生産性のアップ、労働力の削減ということ、そして、飽和したマーケット・・。
そして、そんな構図が破綻したということであるのだから・・。そう簡単に、経済の状況はよくならないということが容易に想像できるのではないだろうかと・・

持続可能な成長という中での安定した経済発展が、今、問われているのかもしれない。グローバル化の経済的な過当な競争が、現在の局面として見直されなければなせないのかもしれない。

グローバル化のもとで、ある意味では、フェアトレード的な形での取り組み、途上国の貧困を激化するのではなく、マーケットを育成するという形でのグローバル化が今、求められているのではないだろうか・・。

そういう意味でのG20の取り組みは、評価できるのであるが・・過剰な供給の連鎖を食い止める、いかに適正な競争、持続可能な成長を行うための生産設備の調整など、いかにソフトランディングが行えるかということが今後の課題であろう。

途上国のマーケットの育成には時間がかかり、生産設備の調整で生まれた余剰労働力の行き場をいかに作るのかということが長期・短期で求められていくのであろう・・。

そんなビジョンが今、求められているのではないだろうかと・・。


当面短期の労働力の調整と吸収が大事なのではないかと・・・。さらに長期の労働力のあり方も・・。

この問題については、トフラーの「第三の波」というのが興味深い提案をしている。
ぜひ読んでいただければと・・・。