調査書改ざんで県立高前校長を告発 静岡県教委 追加記事
ということで以前紹介した事件・・・
いろいろと背景がありそうだよね・・・・と紹介していたのだが・・・
やはり、ビンゴ!!
以下４７newsより引用
大学推薦入試をめぐる静岡県立天竜林業高校の調査書改ざん事件で、県警は２４日、生徒の成績かさ上げを依頼して現金を渡したとして贈賄容疑で同県の元天竜市長を、収賄容疑で前校長北川好伸被告（６０）＝虚偽有印公文書作成の罪で起訴＝をそれぞれ逮捕する方針を固めた。
調べでは、元市長は、推薦入試を希望していた親族の生徒の成績のかさ上げを依頼して、北川被告に現金約２０万円を渡した疑いが持たれている。
元市長は２４日までの共同通信の取材に対し、北川被告との金銭授受は「ありません」と答えていた。北川被告は県警の取り調べに対して、否認しているという。
県教育委員会などに元市長や北川被告を名指しし、「天竜林業高校で生徒の調査書が改ざんされている」とする内部告発があり、問題が表面化した。
大学推薦入試をめぐる静岡県立天竜林業高校の調査書改ざん事件で、県警は２４日、自分の孫である生徒の成績をかさ上げするよう依頼、前校長に現金を渡したとして、贈賄容疑で同県の元天竜市長中谷良作容疑者（７６）を、加重収賄容疑で前校長北川好伸容疑者（６０）＝虚偽有印公文書作成の罪で起訴＝をそれぞれ逮捕した。
調べでは、中谷容疑者は２００６－０７年にかけ、推薦入試を希望していた孫の成績のかさ上げを北川容疑者に依頼、現金計２０万円を渡した疑い。北川容疑者は現金を受領、調査書の改ざんを指示した疑い。
北川容疑者は、成績が推薦入試の出願基準を満たすよう科目の評定値に加算するようにしたとされ、起訴されている。中谷容疑者の孫は推薦入試に合格、大学に進学した。
中谷容疑者は２４日までの共同通信の取材に、北川容疑者との金銭授受について「ありません」と否定していた。
中谷容疑者は天竜市職員から助役を経て１９９２年１１月に天竜市長に当選。同市が２００５年７月に浜松市と合併するまで計４期務めた。
以下毎日新聞より引用
贈賄：旧天竜市長を逮捕へ 入試調査書改ざん
静岡県立天竜林業高校（浜松市天竜区）の大学推薦入試調査書改ざん事件で、同校の前校長、北川好伸被告（６０）＝虚偽有印公文書作成罪で起訴＝が改ざんの見返りに現金を受け取っていた疑いが強まり県警は２４日、北川被告を収賄容疑で、旧天竜市長（７６）を贈賄容疑で逮捕する方針を固めた。
北川被告は０６年ごろ、旧天竜市長から現金約２０万円を受け取り、担当教諭らに指示して、孫にあたる男子生徒の調査書を改ざんさせた疑いが持たれている。旧天竜市長はこれまでの県警の任意の事情聴取に対し「（北川被告に）現金を渡した」と話しているという。【田口雅士】
贈賄：容疑の旧天竜市長を逮捕…入試調査書改ざん 静岡
静岡県立天竜林業高校（浜松市天竜区）の大学推薦入試調査書改ざん事件で、県警は２４日、前校長の北川好伸被告（６０）＝浜松市浜北区内野台４、虚偽有印公文書作成罪で起訴＝を加重収賄容疑で、旧天竜市長の中谷良作容疑者（７６）＝天竜区只来＝を贈賄容疑で逮捕した。
調べでは、北川容疑者は０６年９～１１月、担当教諭ら教員２人に指示し、中谷容疑者の孫にあたる男子生徒の調査書の評定平均値を３．１から３．５に改ざん。０６年１２月中旬と０７年１２月中旬に中谷容疑者から現金１０万円ずつ計２０万円を見返りとして校長室で受け取った疑い。北川容疑者は容疑を否認し、中谷容疑者は認めているという。
中谷容疑者は０５年６月まで旧天竜市（現浜松市天竜区）の市長を４期１２年８カ月にわたり務めた地元の有力者。現在も天竜林業高校後援会の理事長を務めているという。【田口雅士】
毎日新聞 2008年9月24日 23時37分
以下朝日新聞より引用
元天竜市長、大学入試で贈賄か 調査書改ざん依頼供述（1/2ページ）
2008年9月24日15時4分
静岡県旧天竜市（現浜松市）の元市長（７６）が県立天竜林業高校に通っていた親族の大学推薦入試をめぐり、前校長の北川好伸被告（６０）＝虚偽有印公文書作成罪で起訴＝に調査書の改ざんを依頼した疑いが強まった。県警は、大学合格の見返りに校長室で現金２０万円を渡した疑いがあるとみている。容疑が固まれば元市長を贈賄容疑で、北川被告を収賄容疑で、それぞれ立件する方針だ。
捜査関係者は、元市長が県警のこれまでの任意の事情聴取に対し、０７年度の推薦入試で東京都内の私立大学への進学を志望していた親族の生徒について、「よろしく頼む」と複数回校長に依頼したことを認める供述をしたとしている。生徒が大学に合格した後の０６年１２月と０７年１２月に、当時校長だった北川被告に対して、校長室で現金を約１０万円ずつ、計約２０万円を手渡したとの疑いを持っている。
元市長からは、手渡したとされる現金の趣旨について、調査書を作成してもらい、親族が合格できたことの「お礼だった」との趣旨の供述も得たという。元市長は同校の後援会役員などを務め、北川被告と親しくしていたとみている。
北川被告はこれまでの調べに対し、現金を受け取ったことや調査書の改ざんを働きかけたことについて、否認しているという。
県警によると、元市長から依頼を受けた北川被告は０６年９月中旬、生徒の調査書の評定値を改ざんするよう、担任と副担任に指示。科目別評定値を加算するなどして３．１だった評定平均値を、推薦入試の応募資格基準を満たすよう３．５にかさ上げして虚偽の調査書を作成した疑いが持たれている。
元市長は旧天竜市職員を３７年間務め、市助役を経て９２年の市長選で初当選。以来、旧天竜市が浜松市に編入合併された０５年７月まで４期連続で市長を続けた。
元天竜市長、大学入試で贈賄か 調査書改ざん依頼供述（2/2ページ）
2008年9月24日15時4分
北川被告は今年３月に同校を定年退職。４月下旬になって、調査書改ざんについての匿名の通報が県教委に寄せられて問題が発覚した。県教委は内部調査の結果、「前校長が教諭に改ざんを働きかけた」として、北川被告を県警に告発し、教諭４人を減給の懲戒処分とした。北川被告は８月に逮捕され、９月に容疑を否認したまま虚偽有印公文書作成の罪で静岡地裁浜松支部に起訴された。
元天竜市長を贈賄容疑で逮捕 調査書改ざん汚職
2008年9月24日23時26分
静岡県立天竜林業高校（旧天竜市、現浜松市）で大学の推薦入試を目指す生徒の調査書が改ざんされた事件で、静岡県警は２４日、親族の生徒が合格した見返りに現金２０万円を渡したとして、旧天竜市の元市長、中谷良作容疑者（７６）を贈賄容疑で逮捕し、前校長の北川好伸容疑者（６０）＝虚偽有印公文書作成罪で起訴＝を加重収賄容疑で再逮捕した。
県警によると、中谷元市長は０６年８、９月、推薦入試で東京都内の私立大学への進学を志望していた親族の生徒について「大学に入れるようによろしく頼む」と当時校長の北川前校長に校長室などで複数回にわたり依頼。合格直後の０６年１２月中旬と０７年１２月中旬に計２回、担任などに働きかけて調査書を改ざんした北川前校長に、校長室で現金をそれぞれ１０万円ずつ、計２０万円を渡したとの逮捕容疑。
捜査幹部は、中谷元市長が手渡した現金の趣旨について「調査書を作成してもらい、親族が合格できたことのお礼だった」などと供述している、と説明している。
北川前校長は県警の調べに対し、現金の受け取りや調査書改ざんの働きかけを否認しているという。中谷元市長は０５年、合併に伴って市長を退任。０６年から同校後援会の理事長に就いていたという。
以下読売新聞より引用
親族の大学推薦調査書改ざんを校長に依頼、元天竜市長逮捕
静岡県立天竜林業高校（浜松市天竜区）で男子生徒の大学推薦入試調査書が改ざんされた事件で、県警は２４日夜、生徒の親族で元同県天竜市長の中谷良作容疑者（７６）が、同高前校長の北川好伸被告（６０）（虚偽有印公文書作成罪で起訴）に調査書の改ざんを依頼し、謝礼として現金計２０万円を渡した疑いが強まったとして、中谷容疑者を贈賄容疑で逮捕し、北川被告を加重収賄容疑で再逮捕した。
発表などによると、中谷容疑者は、親族の生徒が志望していた東京都内の大学の２００７年度推薦入試の応募資格を満たすよう、北川被告に依頼。北川被告は担当教諭らに働きかけて生徒の調査書を改ざんさせ、謝礼として０６年１２月中旬と０７年１２月中旬の２回にわたり、校長室で中谷容疑者から１０万円ずつ計２０万円を受け取った疑い。生徒は志望大学に進学した。
北川被告は、同校校長だった０６年９～１１月、複数の教諭に働きかけて生徒の評定平均値を３・１から３・５にかさ上げさせたとして、虚偽有印公文書作成罪で静岡地裁浜松支部に起訴されたが、容疑を否認しているという。
中谷容疑者は、旧天竜市の職員や助役などを経て、１９９２年に同市長に初当選。旧天竜市が浜松市と合併する０５年７月まで市長を務めた。
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