教員採用試験:各地の実態01 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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文部科学省が各地の教育委員会に調査を依頼したのだが、ここで詳細な実態を新聞から、詳細に追ってみる。


各地で様々な取り組みがされているようなのだが・・。


以下毎日新聞より引用


教員採用試験:透明性、公平性を確保 県教委「選考基準や成績開示」 /徳島

 大分県の教員採用汚職事件を受けて、文部科学省が各都道府県教委などを対象に行った教員採用のあり方に関する調査結果が明かされた29日。県教委は、採用において透明性や公平性は保たれているとの見解を示した。

 県教委の調査内容では、試験問題・回答・配点の公表について、いずれも「情報公開請求者のみに公表している」と回答。採用選考基準や本人の成績についても「開示している」とした。成績の開示については、選考後の請求に基づく開示の他、1次不合格者全員に対して、成績のランクを上位、中位、下位で知らせている

 選考段階では、各業務段階ごとに複数者でチェックする体制を確立採点者に受験者名や受験番号が分からないよう配慮面接に民間人などの第三者を起用--などにより公平性が保たれていると回答。不正防止のための措置としては「選考審査のプロセスをもう一度点検し、教育委員による点検・見直しを行う予定」としている。【向畑泰司】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:文科省調査 県教委「不正なし」 配点公表など検討へ /島根

 大分県の教員採用を巡る汚職事件を受け、文部科学省が行った全国一斉調査の結果がまとまった。島根県教委は「不正な行為はなかった」と回答。これまで行っていなかった、試験問題の配点の公表などについては今後検討していくとした。また、溝口善兵衛知事は29日の定例会見で「事前連絡など採用試験の実態を県庁内で調査し、8月前半には公表したい」と述べた。【小坂剛志】


 文科省の調査は、全国の都道府県などに対して実施。内容は、採点、データ入力、集計など各段階におけるチェック体制▽面接の公正性確保のための措置▽試験問題や配点、採用基準の公表▽関係文書の保存期間--などにわたっている。


 県教委では、不正防止のために、各段階ごとの複数によるチェック体制採点者・選考事務担当者が受験者を分からないように配慮、などを行っており「不正な行為はなかった」と回答した。試験問題や結果の公表については、試験問題と解答は一般閲覧が可能だが、配点については公表しておらず、今後「検討していく」としている。また、成績の本人への開示についても、現行の3段階の開示から「わかりやすいものとなるよう検討していく」と回答。答案などの保存年限の見直しについても言及した。

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:採点時は匿名に 県教委が改革案検討 /広島

 大分県の教員採用汚職事件を受け、県教委も来年度から採用試験の採点時に、受験生の名を匿名化することを検討している。事件を受け、文部科学省が全国一斉に実施した採用試験の在り方調査で県教委が示した。また、現在実施中の今年度採用試験では、合否の審議の際、審議資料の匿名化を図ると説明している。

 

県教委は広島市教委と合同で採用試験を実施しており、大分県の事件後、榎田好一・県教育長も「問題作成から採点、データ入力など各段階ごとに複数の人間がチェックする体制を整えており、かつ、組織の違う広島市と合同でやっており、その点でも相互チェックが働く。県内で不正はあり得ない」と述べ、自信を見せた。文科省の通知を受け、過去10年間の採用試験担当者ら約200人を対象に実施した調査などでも不正は見つからなかったが、より公正化を図るため、採点時の匿名化を打ち出した。

 

また、現在は情報公開請求者のみに部分開示している試験解答や、非公開となっている配点についても公表範囲を拡大する方向で検討している。受験者本人への成績の開示も、現在の総合判定のランクと筆記試験の得点のみの開示から、開示内容を拡大する方向で検討を始めている。【上村里花】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

大分県教委の教員採用汚職:来年度2次試験、受験番号隠し採点--県教委 /三重

 ◇県教委、事件受け

 大分県の教員採用をめぐる汚職事件を受け、県教委は8月下旬に実施する09年度教員採用試験第2次試験で、選考の透明性をさらに高めるため、受験番号を隠して採点することを決めた


 第2次試験は8月22~30日まで行われ、技能・実技試験、討論形式の集団面接、個人面接などを実施する。このうち受験番号を隠して採点するのは、23日に実施する論述試験と、今年から取り入れる常識試験。


 論述試験は例年、県教委や公立学校幹部職員ら約100人が採点している。設問は4問程度で、設問別に各20人余りのグループに分かれて採点を担当。答案用紙には受験番号が書かれているが、各受験者の答案を複数の職員で採点しており「特定の受験者のために点数を水増ししたり、答案を書き直したりするのは、これまででも事実上不可能」(県教委人材政策室)という。


 しかし大分県の汚職事件を受け、受験番号もテープを張るなどして隠し、採点者がどの受験者の答案用紙か分からなくすることにした。県教委は「不正行為の余地をなくし、県民や受験者に少しでも疑念が生じないようにしたい」としている。

 09年度採用試験は2340人が受験。8月8日に第1次試験の合格発表が行われ、第2次試験は700~800人程度が受験する見込み。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:得点入力、外部委託 県教委、来年度に大幅見直しへ /群馬

 大分県の教員採用を巡る汚職事件を受け文部科学省が緊急に行った全国一斉調査の結果が29日、公表された。県教委は調査に対し「得点入力事務の外部委託を検討」などと回答した。外部委託を含む不正防止対策は、23日の県教委定例会議でも提案されており、県教委は8月中に集中審議を開き具体的な実施案を取りまとめる。来年度に実施する教員採用試験から、採点や選考方法が大幅に見直される見通しだ


 調査は都道府県と政令市の計64自治体を対象に、選考基準の公表や成績開示の有無、不正防止対策についての現状と今後の改善策を尋ねた。


 県教委は調査に対し、不正防止対策として得点入力作業の外部委託を検討中と回答。県職員の採用を担当する県人事委員会が既に民間委託しており、県教委もならうという。教育長や県教委幹部のみで実施している最終合否判定についても「合否判定委員の構成を検討」としており、県人事委や教育長以外の県教育委員にも諮る方向で検討を進める。


 試験問題などの公表については、問題と解答に限り県庁で閲覧を認めているが、配点の公表も検討する

 選考基準については45自治体が筆記試験の配点などを公表している。すべて非公表の県も、今後は配点や選考方法の公表を検討する。試験結果の開示は、現在の総合判定のランク(A~CもしくはD評価)から、本人への開示内容をさらに進める方針。県学校人事課は得点など具体的数値の開示を念頭に置いている。


 一方、得点の水増しなど過去の不正行為の有無については「なし」と回答。その根拠について、同課は毎日新聞の取材に「試験方法などを検討した結果、不正が入り込む余地はないと判断した」と説明したが、職員への聞き取り調査などは行っていない24自治体が持っている匿名の通報窓口についても、設置の予定はないという。【鈴木敦子】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:不正行為は「なし」 県教委、得点開示など改善検討 /鹿児島

 大分県の教員採用を巡る汚職事件を受け、文部科学省が全国の県教委などに実施した一斉調査。県教委は口利きなどの不正について「なし」と回答する一方、受験者本人への総合得点開示などの改善を検討している。

 県では例年、1~3次まで試験があり、筆記、集団・個人面接、小論文などで採点。問題の配点や採用選考基準も公表している。

 これまで不合格者に対して、要望があればはA、B、Cのランクを伝えていたが、今後は総得点の開示も検討するという。県教委は「過去に要望もあり、次の試験に向けた分析にも役立つため」と説明。また、保存年限の定めが無く年度末に破棄していた答案用紙や面接の判定書などについて、今後、保存年限を定める方針

 「不正なし」の理由として(1)成績入力を民間に委託(2)答案用紙は受験番号だけで氏名は記入しない--など挙げている。【福岡静哉】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:答案保存は約1年 正答の開示など検討 /奈良

 大分県の教員採用汚職事件を受けて文部科学省が29日公表した都道府県教委などの一斉調査結果で、県教委が、筆記や論文・作文の答案用紙と面接・模擬授業の判定書の保存期間を約1年としていることが分かった。教職員課は「他県などの状況を見て、答案用紙や正答の開示を検討したい」としている。

 

県教委は、採用選考試験実施要項と試験問題、試験結果をまとめた試験成績表は5年以上▽願書または志願票などは2年以上▽面接・模擬授業の判定書と筆記、論文・作文答案は1年以上--保存していると回答した。

 教職員課によると、判定書や願書、答案などは具体的に保存期限を決めた規程はなく、答案は1年以上2年未満で廃棄しているという。受験者が多いため保存が難しく、成績表に集約して保存しており、点数などは分かるようにしている。


 試験問題や面接・筆記の比重が分かるように配点は公表、受験者の点数と順位は開示しているが、答案用紙や正答は開示していなかった。

 同課は「不正が起きないシステムとチェック体制で問題作成から合否判定までしている。より透明性を高めるためにできることがあれば、取り入れていきたい」としている。【高橋恵子】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:文科省調査 選考基準は非公表 試験の答案保存は1年未満 /山梨

 ◇県教委、配点公表検討へ

 大分県の教員採用を巡る汚職事件を受けた文部科学省による全国調査で、山梨県は大半が公表している教員の採用選考基準や試験の配点などを非公表としていたことが分かった。試験の答案など選考資料の保存期間も1年未満で、他の都道府県に比べて公開に向けた透明度は大幅に低かった。これに対し、県教委は「透明性が遅れているということはない」とする一方、配点の公表や選考資料の保存期間延長などを検討するとした。【沢田勇】


 調査は、都道府県と政令市の各教育委員会を対象に、▽採用基準の公表▽本人への成績開示▽関係文書の保存期間--など9項目で、「事件を契機に改善したこと」「改善を検討していること」も聞いた。

 ◆低い公開度

 試験問題の配点は、31府県が閲覧など何らかの方法で公表しているが、山梨を含む16都道府県が非公表と回答採用選考基準についも11道府県が公表し、24都県が「一部を除き公表」としたが、山梨は大阪など11府県とともに非公表だった32都道府県が認めている試験問題の持ち帰りも、山梨は許していなかった。

 本人への成績開示は、選考後に情報開示請求があった場合に限って行っているが、開示されるのは3段階に分けられた総合判定のランクのみ。総合判定の順位や得点、筆記試験の得点など具体的な数字は一切公開していなかった。

 ◆保存も最低ランク

 採用試験の実施要項の保存期間では、34都道府県が5年以上と定めているのに対し、1年未満は山梨だけで、期間を定めていない2県を除くと最低だった。▽試験問題▽面接などの判定書▽成績表▽適性検査結果▽願書▽筆記試験・論文などの答案--についても、大半の都道府県が1年以上保存しているのに対し、山梨は熊本とともにすべて1年未満と回答した。

 ◆不正防止

 採用試験の不正を防止するため、受験番号や氏名が分からないよう受験者の匿名化を行っているほか、公正な面接試験を行うため、受験者と利害関係のない民間などの第三者を起用しているなどと回答。答案など判定データと選考後の確定データの読み合わせは、複数人でチェックしているとした。

 ただ、不正防止に向けた措置は「関係職員への倫理研修などを実施している」だけで、他県のように不正に関する通報窓口の開設や第三者による採用選考プロセスの点検などは行っていなかった。

 ◆今後の改善策

 県は今後、選考資料の保存期間延長や試験問題の持ち帰り、配点の公表を検討するとした。これまで「選考基準が分かると傾向に合わせて重点的に勉強を行う」として公開してこなかった採用選考基準についても、「一部を公表する方向で検討する」とした。

 選考段階における不正防止については「一層の透明性を図るため問題作成や採点などを外部へ委託することも検討していく」と述べた。

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:聞き取り調査、長崎は不正なし--県教委、国に回答 /長崎

 大分県の教員採用汚職事件を受けて文部科学省が実施した教員採用試験に関する全国調査で、県教委は「過去20年間の採用担当者に聞き取り調査した結果、不正選考は確認されなかった」と同省に回答した。

 

県教委によると、過去20年間の人事班職員を中心に、担当課長の一部も含め計19人に聞き取り調査を実施したが、(1)口利き(2)金品のやり取り(3)合格者の事前連絡--などの不正は確認されなかった。また教育委員が過去5年間の選考資料を点検し、点数の水増しなどの不正もなかったことを確認したという。

 

文科省には改善策も示し、今年度から(1)教育委員に選考基準、経過、結果を説明(2)複数の教育委員で採点結果と選考資料を突き合わせて点検(3)試験成績表、面接の判定書、答案などの保存期間延長の検討--を実施。来年度には1次試験の解答例、配点、成績の公表を検討するとしている。【宮下正己】

〔佐世保版〕

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:県教委、配点と選考基準非公表 来年度改善を検討 /栃木

 ◇文科省アンケで

 大分県の教員採用汚職事件に関連して、文部科学省が全都道府県と政令指定都市の教育委員会を対象に実施したアンケートで、県教委は教員採用試験の配点や採用選考基準を公表していないことが29日、分かった。県教委は透明度がより高い全国の動向を踏まえ、来年度実施する試験では、配点や選考基準の公表を検討していく方針だ。


 調査は、都道府県と政令市の計64の教育委員会を対象に実施した。試験の配点について、41の教育委員会はホームページ(HP)や一般の閲覧などで公表している。しかし県教委では、試験問題や解答は公表しているが、配点は非公表としていた。


 採用選考基準も、45の教育委員会では一般の閲覧やHPなどを使い、全部または一部を除き公表しているが、県教委では一切公表していない。


 また、選考の各段階における不正防止策として、37の教育委員会では答案や面接判定などの元データを、選考後の確定データとつき合わせる作業をしているが、県教委では特に実施していない。


 県教委は教員採用試験のあり方を毎年見直す内部の検討会議を開いており、「公表できるものは出していく」(教職員課)として、来年度以降は配点や選考基準を公表する方向で調整している。【葛西大博】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:選考基準、試験前に公表--県教委 /石川

 県教委は29日、教員採用試験の選考基準を試験前に公表し、一般にも閲覧できるようにする方針を明らかにした。従来は10月の合否発表後、情報公開請求者だけに開示していた。大分県教委の問題を受け「採用の透明性を高める」(教職員課)としている。


 選考基準は、選考で求める教師像や、教養試験、面接試験、スポーツ・文化活動やボランティア経験といった評価項目を列挙した文書。5月の募集要項発表の際などに公開し、県庁の行政情報サービスセンターで閲覧可能にする。県教委では併せて筆記、面接など各試験の配点表の公開も検討する。選考基準は01年から開示しており、昨年度の公開請求は5件だった。

 一方、採用試験にかんする国の調査に対し、県教委は同日までに「過去に不正はない」と回答した。【野上哲】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

教員採用試験:不合格者に得点を開示--大阪府教委改善策

 大分県の教員採用汚職事件を受け、大阪府教委は30日の委員会会議で、教員採用試験の改善策を提示した。不合格者に総合得点を開示することや、答案の保存期間を現行の1年から5年に延ばすことが柱で、来年度までに段階的に導入する。


 他の改善点は、択一問題とその解答をホームページ(HP)で開示する氏名に加え、受験番号も伏せた状態で採点する募集に合わせて選考基準を公表する--の3点。

 府教委はこれまで、HPでの合格発表後、電話での合否の問い合わせに答えてきたが、今後は中止する。綛山(かせやま)哲男教育長は「受験生に安心して試験に臨んでいただきたい」と述べた。【平川哲也】

毎日新聞 2008年7月30日 大阪夕刊

教員採用試験:山口県教委、改めて議論 有識者委員会設置も視野--大分の汚職受け

 大分県の教員採用汚職事件を受け、山口県教委は採用試験の配点の公表や、不合格者に通知しているランクごとの判定結果について見直しを含めて検討することを決めた有識者らで作る外部委員会の設置も視野に入れるという。


 山口では90年に教員採用試験を巡る贈収賄事件が発覚。これを機に採用試験の実施方法や県教委の組織体制を見直すなど改善を続けてきた。具体的には、試験問題や解答例の公表不合格者には1次試験5段階、2次試験3段階による判定結果の通知選考時の受験者の匿名化面接に第三者の起用--など。

 県教育庁はこれまで「改善には十分取り組んでおり、更なる対策は考えていない」との立場だった。ところが事件が広がりを見せる中、採用の在り方を改めて議論する必要があると判断した。

 同庁教職員課によると、今秋にも見直しについて話し合い、変更点があれば来年度の採用試験から導入するとしている。【井上大作】

毎日新聞 2008年7月30日 西部朝刊


以下福井新聞より引用


「不正行為なし」と回答 県教委、教員採用試験点検結果公表 7月30日午前10時00分

 県教委は29日、文部科学省に報告した教員採用選考の点検結果を公表した。答案の早期廃棄と合否の事前連絡以外に「不正行為はなし」と回答。選考過程の透明化を図るため、面接や実技の判定基準の公表などを今後検討するとした。

 過去10年間で教員採用選考の不正行為に関する処分があったかどうかの問いに対しても「なし」と答えた。

 県学校教育振興課によると、不正行為の有無の調査は広部正紘県教育長が今月17日から25日にかけ、聞き取りで実施した。昨年の採用試験に携わった同教育長をトップとする「合否判定会議」のメンバー8人のうち、現在も関連部局に在籍している5人に対し、データ改ざんや口利きなどの不正の有無を調べた。既に廃棄している答案用紙以外の関係書類も確認した結果、不正は見つからなかったという。

 同課は「受験番号を伏せて採点を行うなど、システム的に(得点水増しなどの)関与はあり得ない。過去に懲戒処分がなかったこともあり、不正はないと判断した。さかのぼって調査するつもりはない」としている。

 選考過程の透明化に向けた改善策として、全国の20を超える自治体で実施している面接や作文の判定基準の公表、成績開示を「今後検討する」とした。有識者ら民間人が面接以外の選考過程に参画できないかどうかも検討していく。

 これまでに、県教委が採用試験の答案や面接結果を、文書保存基準に反して慣例的に9―11カ月早く廃棄していたことが判明。文書が作成された年度の翌年度末までの保管を定めている文書規程を順守し、「適正保存の徹底を図る」と報告した。

 歴代の県教育長が県議らの要請に応じて事前に特定の受験者の合否情報を連絡していた問題では、再発防止策として受験者本人への合否通知発送と同時に、県のホームページ(HP)で合格者の受験番号を掲載することを決めている。

以下河北新報より引用

筆記得点の通知など 教員採用試験対策

 大分県の教員採用汚職事件を受けて文部科学省は29日、各都道府県教委に報告を求めていた「教員採用の在り方の点検」結果を公表した。東北の各県教委は現在行っている2009年度採用試験から面接に教育委員を立ち会わせるなどの対策を講じている。

 青森は模範解答をホームページ上で公表するとともに、筆記試験の得点を通知することを検討。答案や面接、模擬授業の判定書保存期間を現行の1年間から延長する方針

 岩手は選考の各段階で人事委員会職員など第三者がチェックする仕組みのほか、現行の文書保存期間の延長を検討する

 宮城は答案と面接・模擬授業の判定書の保存期間を定める。過去の試験にさかのぼって検証も行う。09年度採用試験からは受験番号を整理番号に置き換えて判定する。

 7月下旬に行われた09年度採用の1次試験に教育委員を立ち会わせたのは秋田。10月の合否判定には教育長ら従来メンバーに教育委員、人事委員も加わる。10年度採用試験からは、面接試験に知事部局の職員が加わることも検討している。

 山形は答案用紙の点数を転記した「得点表」と合否判定資料を照合する作業を制度化する。照合作業には県教委職員以外の第三者も入れる。

 福島はこれまで年度末に破棄していた答案を3年間保存する。受験者の親や親類などを把握できないよう、1次試験合格者が提出していた「人物に関する証明書」の廃止も検討する。
2008年07月30日水曜日

以上引用


いや・・様々・・・問題がありそうなところも多いようなのだが・・・・


続く