どうする堺市の教育採用試験 大分の不正事件の教訓を・・。読売ver09 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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以下読売新聞より引用


富松審議監がまとめ役…口利きリスト作成

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)が、口利きを受けた県議や県教育長経験者らの名前を書いた2007、08年度の教員採用試験に関する受験者リストを作り、元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で起訴)に点数の改ざんを指示していた疑いがあることが分かった。

 県警はこのリストを押収。富松審議監が口利きの実質的な取りまとめ役を担っていたとみて、調べを進めている。

 捜査関係者によると、リストは県教委や富松審議監宅などを捜索した際に発見、押収した。受験者名と受験番号が並び、口利きの依頼者名も書かれていたという


複数の県教育長経験者や県議、大学教授らに加え、前教育審議監の同県由布市教育長・二宮政人被告(61)(収賄罪で起訴)の名前もあったという。


 富松審議監は07年度の採用試験当時は義務教育課長で、審議監就任後に行われた08年度試験と合わせて、2年分の試験で各界からの口利きを一手にまとめ、部下の江藤被告にこのリストを通じて情報を伝えていたと見られるという。県警は、二宮被告らに口利きを頼んだ人物の情報が、富松審議監のリストに反映されていたことを確認しており、裏付け捜査を行っている。

2008年7月26日 読売新聞)


揺れる島の学校…汚職で前校長逮捕、教頭は昇任で商品券 

 大分県教委の汚職事件に絡み、同県佐伯市の小学校では計5人の校長・教頭が、事件や不正の発覚で教壇を降りた。なかでも、人口約240人の離島にある児童、生徒数7人の市立小中学校は3月末まで校長を務めた元県教委義務教育課参事・矢野哲郎被告(52)が6月14日に贈賄容疑で逮捕されたのに続き、

7月7日には新任の女性教頭が県教委幹部に商品券を贈って昇進していたことが発覚。小規模校は激震に揺れている。


 4月1日付で着任した男性校長(51)が、顔見知りの矢野被告と最後に会ったのは3月29日。教職員住宅の同じ部屋を入れ替わる矢野被告と新任校長の引っ越し作業は、ほかの異動教員分も含め、島民30人が手伝うにぎやかさだった。小さな島の学校から異例の抜てきで昇進が決まった矢野被告は、校長に「ここは生活は不便だけど、いいところ。おれは向こうに行って大変だが」と声をかけた。


 学校では校長ら9人の教職員も子どもたちと机を並べて給食をとる登下校も一本道で一緒になることが多い。校長は全員がわが子のような感覚を抱いた。


 着任から2か月半後、「矢野参事を贈賄容疑で逮捕」のテレビニュースに目を疑った。ほかに佐伯市内の校長と教頭ら3人も逮捕されていた。翌日、市内で開かれた緊急校長会では「児童たちに言うべきではない」という意見もあったが、校長は事件のことを隠すのは無理だと考えた。


 島に戻った校長は、子どもたちに「前校長は社会のルールに違反して逮捕されました。ショックだと思いますが、ここにいる先生たちは、決してそんな先生ではありません。信じて勉強を頑張りましょう」と語りかけた。児童の一人は「分かった。僕たち頑張る」と言ってくれた。


 その場に出席していた女性教頭から「申し訳ありません」と消え入るような声の電話を受けたのは、3週間後の7月7日夜。「私も関係しています。あす、警察にすべて話します」と放心したような口ぶりだった

2008年7月27日 読売新聞)

大分教委汚職、「口利き」の県議ら聴取…金品授受は否定

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)が、口利きを受けた県議らの名前を書いた「口利きリスト」を作り、記載されていた県議ら複数の人物に県警が事情聴取していたことがわかった。


 2007、08年度の公立小学校教員採用試験では、合格者の半数に当たる計約40人が、不正に点数をかさ上げされていたことが判明しており、県警は口利きに伴う金品提供の有無についても調べている。事情を聞かれた県議らは、いずれも金品の授受を否定しているという。

 捜査関係者によると、口利きリストは県警が一連の捜査の過程で押収。不正合格者の大半に口利きがあったとみられ、リストには県議や県教育長経験者、大学教授らの名前が並んでいたという。

 

07年度試験では教育審議監だった二宮政人被告(61)(大分県由布市教育長、収賄罪で起訴)と富松審議監(当時は義務教育課長)が、口利きされた受験者の名を元義務教育課参事・江藤勝由被告(52)に伝え、改ざんを指示したとされる。

 二宮被告の指示分も、富松審議監が作ったとみられるリストにあり、県警は富松審議監が口利きの取りまとめ役だった可能性もあるとみている。

 07年度試験では二宮被告と富松審議監の指示で約25人、08年度は富松審議監の指示で約15人の点数が江藤被告によって改ざんされ、本来の合格者と入れ替わっていた。

2008年7月28日 読売新聞)

富松審議監ら地公法違反容疑で告発へ…大分の市民団体

 大分県の教員採用汚職事件に絡み、おおいた市民オンブズマン(永井敬三理事長)は28日、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)ら関係者数人を地方公務員法違反(任用基準違反)などの疑いで、8月上旬に大分地検に刑事告発する方針を明らかにした。


 富松審議監以外の対象者や地公法違反以外の容疑について弁護士と協議を進めている。

 富松審議監を巡っては、矢野哲郎被告が今春、同県佐伯市の小中学校長から参事に昇任した際、矢野被告から商品券20万円分を受け取っていたことが判明。このほか、2007、08年度の教員採用試験で、特定の受験者を合格させるよう江藤勝由被告に指示していた疑いが浮上している

 オンブズマンは27日、同県別府市で開いた拡大役員会で、富松審議監のほか、江藤被告や前県教育長らが職員の任用に際し、「受験成績、勤務成績その他の能力の実証に基づいて行わなければならない」と定めた地公法15条に違反した疑いがあるとして、刑事告発に踏み切る方針を決めた。

 永井理事長は「金品授受の有無や額の多寡だけでなく、組織的関与の全容を解明すべきだ。(得点一覧表など)虚偽公文書作成の疑いなども視野に入れて検討している」と話している。

2008年7月28日 読売新聞)

商品券渡した校長ら3人、2学期前に懲戒処分へ

 大分県教委は、2008年度の校長・教頭任用試験に絡んで元義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で起訴)に商品券計110万円分を渡した同県佐伯市内の小学校長、教頭の3人について、2学期開始前までに懲戒処分とする方針を固めた。


 3人については県警が贈賄容疑で捜査中だが、県教委は事件の影響を考慮し、刑事処分を待たず早期の懲戒が必要と判断した。

 3人は、今月8日に自ら県警佐伯署に出向き、江藤被告への商品券提供について説明。以降、学校には姿を見せず、休暇を取っている。男性教頭(50)と女性教頭(49)は50万円分ずつ、女性校長(53)は10万円分の商品券を江藤被告に贈ったとされる。県警は21、22日に佐伯市教委や3人が在籍する小学校を捜索しており、贈賄容疑で立件する方針だ。


 県教委はこのほか、同市内の中学校の男性教頭(51)についても懲戒処分を検討しているこの教頭は07年度小学校教員採用試験に絡み、収賄罪で起訴された前県教委教育審議監で由布市教育長の二宮政人被告(61)に、贈賄罪で起訴された元同課参事・矢野哲郎被告(52)を紹介し、計100万円分の商品券の授受が行われた宴席に同席していたとされる


教頭は市教委に対し、矢野被告が二宮被告に紙袋のようなものを渡したのは目撃したが、「金品との認識はなかった」と説明しているという。


 この教頭を加えた4人について、佐伯市教委は22日付で「地方公務員法が定める信用失墜行為に当たり、厳正な処分が必要」とする内申を県教委に提出。武田隆博・市教育長は「早く問題を解決し、学校を正常化させたい」と話している。

 県教委は「刑事罰を受けなくても行政罰を科すことはできる。今回は、3人が警察に事情を説明している内容などを踏まえ、早期に(処分に向けた)手続きに入ることが好ましいと判断した」としている。

2008年7月28日 読売新聞)

大分教委汚職で「口利き」県議ら聴取、金品授受を否定

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)が作成したとされる「口利きリスト」に載っていた県議ら複数の人物に県警が事情聴取していたことがわかった。

 2007、08年度の公立小学校教員採用試験では、合格者の半数に当たる計約40人が、不正に点数をかさ上げされていたことが判明しており、県警は口利きに伴う金品提供の有無についても調べている。事情を聞かれた県議らは金品の授受をいずれも否定しているという。


 捜査関係者によると、口利きリストは県警が一連の捜査の過程で押収した。不正合格者の大半に口利きがあったとみられ、リストには県議や県教育長経験者、大学教授らの名前が並んでいたという。


 07年度試験では教育審議監だった二宮政人被告(61)(大分県由布市教育長、収賄罪で起訴)と富松審議監(当時義務教育課長)が、口利きされた受験者の名を元義務教育課参事・江藤勝由被告(52)に伝え、改ざんを指示したとされる。二宮被告の指示分も、富松審議監が作ったとみられるリストにあり、県警は富松審議監が口利きの取りまとめ役だった可能性もあるとみている。


 07年度試験では二宮被告と富松審議監の指示で約25人、08年度は富松審議監の指示で約15人の点数が江藤被告によって改ざんされ、本来の合格者と入れ替わっていた。県警は、受験者側から合格依頼を受けた県議らが、富松審議監ら県教委幹部に口利きして点数をかさ上げさせたとみている。

 リストに名があったとみられる県議の1人は、読売新聞の取材に「警察の事情聴取については、受けたかどうかも含めて一切言えない」と話している。

2008年7月28日03時07分 読売新聞)

大分教員汚職、押収PCに4種データ…減点者割り出しへ

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で起訴)が2008年度小学校教員採用試験のデータを改ざんした際、本来の得点一覧表に加え、改ざん途中や上司への報告用など少なくとも4種類の一覧表をパソコンに保存していたことが分かった。


 最終的な合否判定に使われた一覧表以外はほとんどが消去されていたが、県警が押収後に復元した。

 パソコンは今月中にも県教委に返還予定で、県教委は独自に復元したデータをもとに、41人の合格者のうち点数をかさ上げして合格圏内に引き上げたとされる約15人のほか、逆に減点して合格圏内からはじき出された受験者の割り出しを進める。

 複数の関係者によると、江藤被告は07年度試験でも合格者41人のうち約25人の点数を改ざんしていたとされる。

 この際、当時教育審議監を務めていた二宮政人被告(61)(収賄罪で起訴)と義務教育課長だった富松哲博審議監(60)の2人から数回にわたって特定の受験者を合格させるよう指示を受けた。その都度上書きしながら改ざんを重ねたため本来のデータが分からなくなり、作業が混乱したという。


 このため、江藤被告は07年度試験の“教訓”を踏まえ、08年度試験では改ざん途中であっても別々に保存していた。

 県警が押収したパソコンには最終的な合否判定に使われた得点一覧表などが残っていたが、その後、本来の一覧表と改ざん途中の一覧表、富松審議監への報告用――の3種類のデータの復元に成功した。

 ◆由布市教委が二宮被告を懲戒免職処分

 大分県由布市教委は28日、教育長の二宮政人被告を懲戒免職処分とした。首藤奉文市長が任命した教育委員としての職は残るため、市長は30日の臨時議会に罷免のための人事議案を提出する。

 二宮被告は逮捕後の9日、弁護士を通じて辞表を提出したが、市教育委員会は受理を見送り、起訴後の28日に開いた定例会で、全会一致で処分を決めた。

2008年7月29日 読売新聞)

大分県教委、人事担当ら100人聴取へ…内部調査要領を承認

 大分県教育委員会は29日、臨時会を開き、一連の汚職事件を踏まえ「教育行政改革プロジェクトチーム(PT)」が行う内部調査要領を承認した。


 教員採用については過去10年間の人事担当者ら約100人に聞き取り調査、管理職の登用に関してはすべての公立の小中学校、高校などの校長と教頭計約1070人を対象に文書調査を実施。8月末までに結果を取りまとめ、行政処分とあわせ公表する。


 聞き取りは人事担当者のほか教育事務所長・次長、県教委事務局の課・室長なども対象とし、30日に開始。不正の有無を確認するとともに、再発防止策や組織体制の見直しについても意見を聞く。


不正が疑われる者については後日、改めて事情を聞く。透明性、公平性確保のため調査には教育委員やPT顧問の弁護士らが立ち会う。

 校長、教頭には調査票を配布。採用を含む不正の有無を記入させ、関与が疑われる場合は直接、事情を聞く。

2008年7月29日 読売新聞)

大分県教育委員「OBがベラベラしゃべり腹立たしい」

 大分県の教員採用試験の不正に対する内部調査要領を決めた29日の臨時県教育委員会で、前教育委員長の波多野順代(まさよ)教育委員(61)が、県教委や校長OBが汚職事件関連の取材に過去の事例を明らかにすることに対して、「ベラベラしゃべり、腹立たしい」などと発言した。


 これまでの報道で、口利きなどへの組織的な関与を認めた元県教委幹部らを念頭に置いた発言とみられる。読売新聞の取材に、波多野氏は「考えが足りなかった」と釈明したが、不正一掃をリードする立場の教育委員の発言として問題視する声も専門家から出ており、今後議論を呼びそうだ。


 臨時会で波多野氏は、内部調査の対象に県教委OBが含まれなかったことが話題に上った際、「OBが、さも人ごとのごとくベラベラと事件についてしゃべることが腹立たしい」と述べた。


 さらに「公務員であったなら守秘義務というのがある。それは辞めた後も生きていると私自身は思っている」「会社員とかそんな方は、会社の不利益になるようなことをペラペラしゃべることはない」とも話した。

 波多野氏は県立高校の校長を経て2006年2月、教育委員に就任した。今月21日まで1年間、教育委員長も務めた。

 臨時会終了後、読売新聞の取材に「(学校現場に動揺が広がるなど)子供たちの不利益になると困る、という思いがあり、ついついそういう発言になってしまった。退職者が話すことは全くもって当たり前のこと。考えが足りず、大変申し訳ない」と釈明した。

2008年7月30日 読売新聞)

教員汚職で教頭不在1か月半、保護者「児童の目線立って」

 県教委を舞台にした汚職事件で、贈賄罪で起訴された佐伯市立小教頭・矢野かおる被告(51)が在籍する小学校では、約1か月半にわたって教頭不在の状態が続いている。夏休み中ということもあって目立った混乱はないが、保護者らからは「子どものための学校という視点に欠けるのでは」と不満の声も上がっている。


 矢野被告は6月14日に贈賄容疑で逮捕されたものの、関与の度合いが低いとしていったん不起訴(起訴猶予)とされ、別の贈賄容疑で再逮捕。今月25日に起訴された。

 一方、矢野被告と同じ6月14日に逮捕された同市立小校長・浅利幾美被告(52)は今月5日に起訴され、県教委は15日付で懲戒免職とした。同校には17日付で後任の校長が着任し、18日の終業式で子どもたちと顔を合わせた。


 県教委によると、矢野被告の処分が後手後手に回っているのは、地方公務員法に基づき、違法行為が確認されるまでは身分が保障されているためだ。通常は起訴後ただちに本人と接見し、起訴事実に対する弁明を聞いた上で処分を決めるが、矢野被告の場合、起訴までに時間を要した分、処分も延び延びになっているという

 

これに対し、1、3年生の男児を通わせている主婦(38)は「1日でも早く正常な学校に戻ることが保護者の願い」とし、近くの自営業男性(69)も「起訴や接見などの手続きは我々には関係のない話。子どもの目線に立った対応をお願いしたい」と語った。

2008年7月30日 読売新聞)

以上引用

それにしても改革に進み始めたということであるが、その速度は遅い・・。実態把握がやっと始まったばかり・・。
さらに、真相を語った元職員に対する元教育委員長の発言・・。隠蔽していたり、サボタージュなんではと・・。

つまり、保身や対面を繕う教育だったのではと・・・。

一番考えなくてはならないのは、子どもをどうするのかということ・・。

未だに立ち位置が、決まらない大分の教育界・・・。


繕う教育はやがては綻びる

まずは、立ち位置の確認から・・・・・

事態収拾に、批判をかわすために後手後手に回っている教育委員会・・。

そして、本来、外部有識者としての教育委員・・・・こんなんではね・・

本来ならばリーダーシップをとって率先して事態の事態の収拾、真相の解明に当たらなくてはならないのに・・・。

そして、子どもを考えて、論議をしなければならないのに・・・。

問題の起こった学校に果たして、教育委員は行ったのだろうか??

学校の父兄の声を生に 聞きに行ったのだろうか??

教育現場の見えない、子どもの、父兄の声が届かない教育委員会・・・。

やっぱり再生は、並大抵ではなさそうだ・・・。