どうするニッポン?? 「一人暮らしで心配」高齢者の帰宅にパトカー頼む病院 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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複雑化する社会・・。多様化する問題・・。そんな中で様々な問題が生じてきている。
そして、そんな中で、みんなで共に考えるべき知らされていない問題・課題がある。そんな問題を紹介していきたい。

以下ヤフーニュースより引用

「一人暮らしで心配」高齢者の帰宅にパトカー頼む病院

5月30日14時42分配信 読売新聞


 「診察を終えた一人暮らしのお年寄りを、パトカーで自宅まで送ってあげて」。様々な110番通報の中には、病院からのそんな要請もある。

 警察はたとえ緊急性がなくても、「帰宅途中に事故が起きてはいけない」とパトカーを出動させているというのだが……。

 今年2月深夜、東京都内の閑静な住宅街にある警察署は、110番を通じて近隣の病院から、高齢の患者を自宅まで送り届けてほしいと依頼された。不調を訴えて救急車で病院に運ばれたものの、診察結果に異常はなく帰宅してもらうことに。ところが、この患者はタクシー代を持っておらず、一人暮らしで引き取り手もいないという。

認知症があることも想定され、同署では「迷子になる可能性もある」と判断し、パトカーを病院に向かわせた。


 警視庁によると、最近、お年寄りの引き取りを求める病院の通報が警察署に寄せられるようになった。認知症などの症状がなく、単に引き受け手がいないというだけの理由で、保護を要請するケースも。ここ2年間で十数件の要請を受けた都内の別の警察署は、「保護する必要のないものが大半だが、問題が起きてからでは遅いので、自宅まで送るようにしている」と説明する。病院に出動すれば1時間程度は、本来は事件・事故など緊急事態に対応すべきパトカーが拘束されることになるという

 厚生労働省によると、急病やけがなどで救急車を使わずに病院に行った場合、緊急性があったと認められれば、交通費は国民健康保険などでカバーされる。しかし、治療を終えた後の「帰りの足」については、規定されていない。

 交通費用が支払われるのは、条件を満たしている生活保護受給者だけで、ヘルパーによる送迎サービスが受けられるのも、要介護認定者に限られている。

 身寄りがなく、タクシー代の持ち合わせもないような一般の高齢患者については、病院側が自主的に自宅まで送り届けたり、タクシー代を貸したりして対応しているのが実情で、こうしたケースに直面した病院の一部が、警察に出動を要請していると見られる。

 神奈川県内の私立の大学病院は「病院の管理責任として、困っている患者を自宅に送り届けるようにしている」と話すが、埼玉県内の公立病院の事務長は「救急外来の利用者は急増しており、少ない職員で患者の送迎までは面倒をみられない」と本音を漏らす。

 身寄りのない高齢患者の帰宅問題について、同省国民健康保険課の担当者は「国レベルで協議されたことはないと思う」と語り、都内のある区の福祉部門担当者も「福祉と医療の両分野にまたがる課題だが対応する部署はなく、公的な支援も行っていない」と言う。

 都内の医療機関に勤める医療ソーシャルワーカーの女性(48)は、「安易にパトカーを患者の『帰宅の足』に利用するのではなく、病院や行政など関係者がこの問題について議論することから始めて欲しい」と訴えている。

最終更新:5月30日14時42分


以上引用

確かに、急病の場合、とりあえず、救急車に乗る場合があることは、容易に想像できる。
とりわけ、深夜などの場合は、いろんなところに気が回らない・・。

まして、これから、独居老人も増えたりする中で、急病の頼りは、救急車というのもほとんどだろう・・。
一人身の不安が引き起こす救急車頼み・・。

ということで、何らかの、ケアーが必要なんだろうと・・・。
場合によっては、孤独死ということにもつながり、社会として考えていかなくてはならないものであろうと・・・。

ということで、新たなシステムを時代に応じて、構築する必要がでてきたということであろう・・。
そして、そんなシステムがない下では、ある意味、安心できない社会ということになるのかもしれない・・。


そういういみで、何らかのシステムを時代に応じて、構築することが、求められていくのであろう・・。

まだ、この、問題は、幅広く共有されていないようであろうが、これに付随した形で、問題は、、潜在化している段階で広がって行くのだろうと・・。


ということで、一つは、地域でのシステムの有効利用と、機能化を図ること・・。つまり、民生委員などの取り組みの強化を打ち出して、マンパワーで対応を行うということ・・。このことは、単純に既存のシステムを有効に利用するというだけでなく、新たな民生委員のフレームも見直して、制度設計をおこなうということ・・。


さらに、現在、救急体制の下で、電話による、対応が行われているわけであるが・・。そんな部分の展開を、老人に対しても広げていくということ・・。さらに、充実した形で、別途、老人サポートセンターの設置と、その業務の中に、コールセンター業務を併設し、談話でのケアー、相談業務を行うことで、的確な指示とサポートを行うようなシステムの構築を行うことで、逆に問題が他に、不用意に広がることが防げることになるのであろうと思う次第である。

つまり、老人の相談業務の充実の中で、この問題をとりあげ、事前にお金を持っていくことなどについての注意喚起・・。また、入院当に関してのサポートも含めた、安心なシステムの構築を行うということが出来るのではないかと・・。

ということで、多くの人の知恵を持った、複雑化した、多様化して社会の問題の解決をはかられたと・・。