政務調査費の問題が、長谷川議員から語られた。
以下 長谷川俊英アクション日記より引用
さて、きょう議会事務局から受けた報告によると、13日に開かれた「第5回政務調査費に関する作業部会」で、次の2点について全会派の合意が成立したそうです。
①毎年議長に提出する収支報告書には、1円以上の領収書を添付すること。
②上記の公開に当たっては、情報公開請求によらない独自の公開制度を設けること。
少なくとも、基本方針は決まりました。問題は、いつからこれを実施するか。他自治体に遅れをとっていることを自覚し、早期に決定しなければなりません。
以上引用
結果としては、
1円以上の領収書添付ということであろうが・・。ごく当たり前のこと・・。
しかしながら、詳細な内容が不明なのであるが・・。
詳細はわからないが、情報公開請求によらない制度ということである・・。???
この間、堺市議会で、政務調査費については、それとなしに、他の議員のホームページをチックしていても、政務調査費について、論議を行っている様子は、感じ取られたのであるが・・・。
どのような論議が行われていたのかベールに包まれたままであった・・
そして、何が、問題で、何が焦点であるのか等についての問題が語られることは、ほとんどなかった・・。
また、「政務調査費に関する作業部会」というものの、存在についても、詳細について、その存在かも明らかにされてこなかった・・。
つまり、非公式の院外のものではないのだろうか・・詳細については不明・・・。
今回、海外視察と同様に、その骨子と詳細が語られないまま、即、議員の手によって、作られ、そして、議員の手によって、論議され、市民に何も知らないまま、議決されるのではないかと、とっても、不安である・・。
この間、政務調査費等に関しての、論議は、全て、非公式会議であり、それは否定しないが、
市民に何の内容も公開されなかったこと・・。つまり、①どこで、誰が②なにを ということに関してもベールをかぶせた秘密主義を貫いていること・・。
その延長線上での 今回の草案?
果たして、信頼できる条例となるのであろうか・・・。
甚だ、不信感を持たざるを得ない・・。
未だ内容が出てこない・・。断片的な、情報ばかりである。
そういう意味で、今回のようなに秘密主義で、ベールに包まれたものから出てくるものに対して、果たして、・・。
最終的な草案を見てみないとなんともいえないが・・。いささか不信を持つ次第である・・。
ちなみに、この間、議院運営委員会における論議の骨子を情報公開請求によって、議運抄を得ていた。
つまり、議会として今だ、非公式な存在で論議していたのだろうか・・。他の自治体では、議会内部での委員会とか、別途組織を作り論議しているところが多い・・。何らかの形で、情報提供はされている。
堺市議会は、そのプロセスもなんとなく不明である・・。
5月議会で、提案取り下げ、その後
非公式論議という密室の中で、全てが論議されていくことに、いささか不安な思いがする次第である・・。
これで、もし、内容がぼろぼろであれば、それは、もう、、、堺市議会、市民に信頼を得ることはできないであろう・・。
早急に、なんとか、事実経緯や、論議の内容を公開して欲しいと思う次第である。
堺市議会 議会運営委員会 議運抄 20070830(pdf)
堺市議会 議会運営委員会 議運抄 20070904(pdf)
堺市議会 議会運営委員会 議運抄 20070926(pdf)
ちなみに公式の議員運営委員会は、たったの3分である。
平成19年 9月26日議会運営委員会 目次
そして平成19年 9月26日議会運営委員会 議事録
だけである・・。
つまり8月30日、9月4日の議院運営委員会は、公式には、会議さえも存在しない・・。
そんな非公式ばかりで、ベールに包まれた密室の論議がずっと行われていたということである。
傍聴に行かなければ、何もわからない・・。
まだ、ある意味では、傍聴できることが幸いなのかもしれないが・・。考えようによっては・・。
議会の慣行と言え、堺市、まだまだ、開かれた議会とは、程遠いといえる・・。
そんな積み重ねが、双方に疑心暗鬼を生み、さらに、増幅していくのではないだろうか・・。
そして、市民があまりにも知らなすぎる・・。
そんな延長線上で、今回の政務調査費の問題も生まれてきている。
ある意味では、議員は、それが当たり前なのであろう・。
だから、議員のホームページをみても、政策に関しての取り組みや、市民に対しての報告がほとんど内ケースが多い・・。
市民との意識の乖離・・。埋めるには、まだまだ、道のりは遠いといわざるを得ないであろう・・。