久しぶりに痺れました、このレース。
何に、…と言えば、
『勝負を分けた、騎手の技術』
にです。
1着【レッドリヴェイル】
スタートも上手く決め、展開のカギを握っていた【ホウライアキコ】を見ながら中段でレースを進めて、最後の直線でも、馬場の良いところをしっかりコース取り。
後方に位置していた、一番人気の【ハープスター】よりも前目でスパートをかけられた。
後方から一気に伸びて来た【ハープスター】に比べて、脚色は不利な感じでした。
しかし、ここでした。
【レッドリヴェイル】の鞍上【戸崎圭太騎手】は、ゴールから逆算した2･3完歩手前で、確かに【僅かなタメ】を作っていました（ホントに一瞬）。
それがゴール板の手前で、【ハープスター】の体が伸びきった後に少し縮んだところがゴールだったことに対して、【レッドリヴェイル】は一杯に伸びきったところがちょうどゴール。
【数センチ】の差での優勝。
馬の能力では、絶対に相手が上。
しかし、騎手の技術で勝ちに繋げた。
去年まで南関東の地方競馬でトップだった【戸崎圭太騎手】、プロフェッショナルの仕事でした。
2着【ハープスター】
道中は中段より少し後ろで、この馬のレースに徹していて、悪いレースではなかった。
現役時代から『馬優先主義』を掲げていた【岡部幸男･元騎手】がテレビでおっしゃっていた通り、『馬に負担をかけるレース』になっていました。
確かに能力はかつての【ブエナビスタ】にも匹敵していることでしょう。
しかし【川田騎手】の追い方が、スゴい気になります。
以前【藤田騎手】が、『お尻を馬の背中に【トントンつける追い方】（代表格は【岩田騎手】）は、馬に負担をかける』と言っていた。
それに対して【戸崎圭太騎手】は、腰から下が安定していて、激しく追っても綺麗なフォームになっていました。
あれが、【馬の負担にならない】追い方なんだろうと思う。
（その方が【カッコ良い】し）
しかも、【新潟2歳ステークス】に続いて、今回も強いレースをしましたが、『お釣りの無い（余力の無い）一杯いっぱいのレース』。
2歳の牝馬のレースとしては、厳し過ぎます。
結果も大切かも知れませんが、短期間の滞在で【賞金稼ぎ】にこだわる【外国人騎手】とは違うんだから、将来を見据えたレースをしないと…。
順調にいけば、能力では明らかに何枚も抜けているので、来年のクラシック戦線では、ホントに楽しみ。
末脚にエンジンがかかるのにも少しかかるようですので、京都･東京競馬場向きかも知れませんが。
このままだとクラシックを迎える頃には『馬を潰す』ことにもなりかねないので、ぜひ乗り代わりになって欲しいものです。
7着【ホウライアキコ】
レースの進め方は、これでよかったと思いますが、キッチリと最後の急坂で脚が止まりましたね。
基本的には1400mまでの【スプリンター】なのでしょう。
（直線の坂の無いコースならマイルまでかな？）
2歳のこの時期は、完成度の差で、スピードで押し切れると思うけれど、来年の夏以降は難しいと思う。
この阪神･1600mでは、ちょっと人気を背負い過ぎでしたね。
でも、現状では【力負け】では無いようなので、適した条件になったら、今度は【早熟タイプ】かどうか、見極めが必要かな。
何に、…と言えば、
『勝負を分けた、騎手の技術』
にです。
1着【レッドリヴェイル】
スタートも上手く決め、展開のカギを握っていた【ホウライアキコ】を見ながら中段でレースを進めて、最後の直線でも、馬場の良いところをしっかりコース取り。
後方に位置していた、一番人気の【ハープスター】よりも前目でスパートをかけられた。
後方から一気に伸びて来た【ハープスター】に比べて、脚色は不利な感じでした。
しかし、ここでした。
【レッドリヴェイル】の鞍上【戸崎圭太騎手】は、ゴールから逆算した2･3完歩手前で、確かに【僅かなタメ】を作っていました（ホントに一瞬）。
それがゴール板の手前で、【ハープスター】の体が伸びきった後に少し縮んだところがゴールだったことに対して、【レッドリヴェイル】は一杯に伸びきったところがちょうどゴール。
【数センチ】の差での優勝。
馬の能力では、絶対に相手が上。
しかし、騎手の技術で勝ちに繋げた。
去年まで南関東の地方競馬でトップだった【戸崎圭太騎手】、プロフェッショナルの仕事でした。
2着【ハープスター】
道中は中段より少し後ろで、この馬のレースに徹していて、悪いレースではなかった。
現役時代から『馬優先主義』を掲げていた【岡部幸男･元騎手】がテレビでおっしゃっていた通り、『馬に負担をかけるレース』になっていました。
確かに能力はかつての【ブエナビスタ】にも匹敵していることでしょう。
しかし【川田騎手】の追い方が、スゴい気になります。
以前【藤田騎手】が、『お尻を馬の背中に【トントンつける追い方】（代表格は【岩田騎手】）は、馬に負担をかける』と言っていた。
それに対して【戸崎圭太騎手】は、腰から下が安定していて、激しく追っても綺麗なフォームになっていました。
あれが、【馬の負担にならない】追い方なんだろうと思う。
（その方が【カッコ良い】し）
しかも、【新潟2歳ステークス】に続いて、今回も強いレースをしましたが、『お釣りの無い（余力の無い）一杯いっぱいのレース』。
2歳の牝馬のレースとしては、厳し過ぎます。
結果も大切かも知れませんが、短期間の滞在で【賞金稼ぎ】にこだわる【外国人騎手】とは違うんだから、将来を見据えたレースをしないと…。
順調にいけば、能力では明らかに何枚も抜けているので、来年のクラシック戦線では、ホントに楽しみ。
末脚にエンジンがかかるのにも少しかかるようですので、京都･東京競馬場向きかも知れませんが。
このままだとクラシックを迎える頃には『馬を潰す』ことにもなりかねないので、ぜひ乗り代わりになって欲しいものです。
7着【ホウライアキコ】
レースの進め方は、これでよかったと思いますが、キッチリと最後の急坂で脚が止まりましたね。
基本的には1400mまでの【スプリンター】なのでしょう。
（直線の坂の無いコースならマイルまでかな？）
2歳のこの時期は、完成度の差で、スピードで押し切れると思うけれど、来年の夏以降は難しいと思う。
この阪神･1600mでは、ちょっと人気を背負い過ぎでしたね。
でも、現状では【力負け】では無いようなので、適した条件になったら、今度は【早熟タイプ】かどうか、見極めが必要かな。