最近(確か水曜だったかな)、朝にテレビをつけたら、「まんが世界昔ばなし」の再放送がはいっていた。
(ナレーターの【宮城まり子】さん、今年骨折で入院されたそうですが)
遅い朝ご飯を食べながら、何となく見入っていた。
アンデルセン物語『赤いくつ』
(実は怖い話ですね…。アニメでこれですから、原作はかなりきついと想像しますが)
イソップ寓話『なかまはずれのこうもり』
こちらが印象的でした。
ある日、【鳥軍団】と【獣軍団】が戦争をすることから物語が始まった。
(理由ははっきり言っていないが、たぶんそこらへんの森の覇権を争ったものと思われる)。
開戦前にそれぞれ両軍が気勢を上げている時、【鳥のように羽を持つ】、【獣のように牙持つ】どっちつかずな外見のこうもりは、
『様子を見て、どちらか勝ちそうな方に味方をしよう』と企んだ。
戦いの火ぶたが切られ、両軍が入り乱れて一進一退。
こうもりは優劣が逆転するたびに『こっちが有利だ』、『あっちが勢いがある』と、【鳥軍団】、【獣軍団】の間を行ったり来たりとフラフラ【寝返り】を繰り返す。
それは大勢には関係なく、両軍は夕方まで死力を尽くして戦ったが、雌雄は決せずに和平を結ぶこととなった。
その宴の席に、
『いやー、ライオンの王様・大鷲の王様とも、実にお見事な戦いでしたね~』
こうもりがすりすり揉み手をしながら、ちゃっかり現れたが
『お前は、【獣】の仲間でも【鳥】の仲間でも無い!出ていけ!!』
と、両方から【総スカン】をくって追い出され、暗い洞窟に逃げ込んで隠れ住むようになったとさ。
というお話でした。
『こうもりのような人間』、『日和見こうもり』って、ここから言われるようになったんですね。
今回の『内閣不信任決議案』の一部始終、実はこうもりが一匹だけではなく、たくさん【中央の洞窟】に棲んでいることがよくわかりました。
タイムリーな放送、リアリティーあり過ぎです。