震災発生から、様々な会見をテレビを通じて見て来た。




その際の「揚げ足取りを狙っている、報道記者のくだらない質問」に心底辟易している。




「今の会見を、あなたは最初から聞いていたのですよね???」。





会見の内容の善し悪しはともかく、聞く態度としてスポークスマンに対して失礼だと思う。




彼らは真実を伝えたいのではない。【特ダネ】が欲しいだけのようである。




それに民放の記者が被災地に行って救助の様子を伝えるのはまだいいけれど、【被災した人達】に対するインタビューを自粛するべきでは?




自分が逆の立場なら、そんな時執拗にインタビューされたいと思うのだろうか。




それなら、「安否確認に必要な情報」を現場でかき集めて、逆に行政に提供するくらい出来ないのだろうか。




あと、バラエティー番組では引っ張りだこであった【女子アナ】の大半は、こういうときの報道や取材には、想像に違わず【用を足さない】ことに、改めてガッカリさせられた。




普段から、「自分の意思や、やり方で仕事をすること」が、本当の意味で出来ない【窮屈な立場】であるために訓練されることが少なく、いざという時に機転がきかないのかも知れないけれど、




「アナウンサーの仕事って、本来はニュースを読んだり、現場で取材をしてレポートをすることじゃないの???」




あと、どうせ報道ヘリを飛ばすなら、そこに居る【重傷者】を一人でも多く運べないだろうか。


必死で病院の屋上からシーツを竿に結んで助けを求めている人達には、ヘリが何もせず撮影だけして去ってしまう【失望感】を与える。




「テレビに映ったから、早く助けが来るかもしれない」という【期待感】には、応えていることにはなるのだろうか。






そんな民放各局は、それぞれに情報を集めて、それぞれに報道する。




記者会見を途中で【ぶつ切り】にすることもあり、その後各アナウンサーや【専門家】と呼ばれる人達が、それぞれの見解を述べる。中には過激な発言で目立ちたいのか、「危険なんだ」と強調したい人も居るようだ。





それを見ている国民は、ハッキリ言ってそんな【一個人の個人的な見解】は求めていない(と思う。少なくとも、私だけは)。




欲しいのは、ありのままの【活きた情報】、【使える情報】。それらを見て、判断するのは、国民一人ひとり。






明日から【計画停電】も始まるくらい、電力が不足しているのだから、【テレビ局もNHK以外の民放なら1局に集約して、節電】出来ないものだろうか。





末筆ながら、


この度被災された方々や、ご親族・ご友人が被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

犠牲になられた方々にあっては、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


また被災地にて、身を危険に晒して今尚ご活躍されている自衛隊・警察・消防、各国レスキュー、電力会社の方々にも、感謝を表す言葉もみつかりません。



私は被災地から遠く離れてはいますが、思いつくできる限りのことをしていきたいと思います。