最近ニュースで北方領土のことが多く取り上げられています。

今までロシア政府の高官など誰も訪れもしなかった北方領土、【実効支配】に向けてパフォーマンスをしていますね。


出身が留萌市なので、小さい頃、港にはロシア船が入港し、街でロシア人を見掛ける機会がありました。

(当時はソ連か)

しかし拳銃や海産物の密輸や、身近なところでは泥棒(外に置いている物を何でも持って行く)・自販機荒らし(ロシアの1円玉のような硬貨の周りを少し削ると500円玉と認識し、釣銭を戻す)など、ロシア人にはあまり良い印象を持っていません。未だに。

(料理やウォッカは好きだけど)



母の叔父が、約10年間【シベリア抑留】されて、運良く生きて帰って来ることができました。


抑留中、近衛文麿・元首相の長男・文隆氏と一緒だったそうです。

東大出で大層聡明だった氏から、戦時中であまり学校に行けなかった叔父がみっちり勉強を教わったそうで、大恩人だったとのこと。

(強制労働と休息が1ヶ月ごとのサイクルだったらしいです)

残念ながら文隆氏は、結婚してたった1ヶ月も暮らさなかった奥様を残し、帰国直前の船中で亡くなってしまい、日本の地(舞鶴港でしたね)を一緒に踏めませんでした。

樺太からの引き揚げや北方領土の話などは、自分は小学校の時から社会科で習っていましたが、今はどういう教え方をしているのでしょうか?

過去の事実を、しっかり伝えられているのでしょうか?


最近ロシアが北方領土で不穏な空気を醸し出していますが、戦後65年間分が【腰砕け外交】で終わらないことを願いたいです。