子育てと情操教育の大切さ | カイルの独り言

カイルの独り言

好きな事書いてます。

日々学生と接していて、子供の教育は幼児期がとても大事なんだと思いました。
我が学園に限らずだと思いますが、本当に宇宙人を見ているような気がする時もありますね。

平気で遅刻・欠席をする。
叱ると逆切れする。
自分は約束を守らないくせに相手には求める。
挨拶が出来ない。
敬語が使えない。

もう・・・あげたらきりが無い位です。

でも、幸い私が担当している子は通信生の3年生ということもあり、社会人だったり学生でも3年も継続できた子達なので、飛び抜けて非常識な子はいません。

幼少期の情操教育ってとっても大事ですよね。
情操教育とはどういう事を言うのでしょうか?

「感情や情緒を育み、創造的で、個性的なこころの働きを豊かにするための教育、道徳的な意識や価値観を養うための教育」だそうです。

自分にも子供がいるので、特に道徳的な意識や価値観を養うと言う事が大事だと思いますね。
特にこの混沌とした世の中に於いては、特に内面的な人間性が問われる時代が来てるんじゃないでしょうか?
だからと言って、勉強を疎かにして良いという事ではありません。
コツコツ努力をする事や、色んな知識を身に付けることはとても大事な事だと思います。

私は息子には特に挨拶や目上の人に対しての話し方や態度には厳しくしています。
挨拶は基本ですよね。お友達のお家にお邪魔した時には「お邪魔します。」
帰るときには「お邪魔しました。どうも有難うございました」と必ず言いなさい。
お友達の家にお邪魔した時には、そのお友達の家にお邪魔させて頂いてるんだからある程度は貴方が我慢しなければいけない事もあります、と。
だから私の子供は立派ですとは言いませんよ。彼も私も修行中ですから。
でも、方向は大きく間違っていないと思っています。

子供には難しい事かもしれませんが、小さいからという事ではなく駄目な事は駄目とはっきり言っておかないと、この子が世の中に出てから苦労する事になる。
今は子供が可愛いからと言って甘やかす馬鹿親が多くて頭を抱えますよね。

でも、決して自分は間違っていないと思っているんですよね。
そして、子供が成長した時に解るんです。
でも、もうその時には戻る事は難しい状態になっています。

昔、八王子で働いていた時食品の陳列棚によじ登っている子供を注意しないお母さんが居て「食べ物の所なんだから駄目だよ」と言うと「ほら、怖いお姉ちゃんが居るから辞めなさい」と言われて激怒して「あんたみたいな馬鹿親が居るから子供は駄目になるんだ!怖いお姉さんが怒るからじゃなくて、食べ物の棚には土足で上っては駄目だとなんで言えないんだ~。ふざけんな!」って言って立ち去った事があります。

血の気が多い25歳の姉ちゃんの時ですから、言葉も荒く殆ど暴言ですが、このような親が今も多いと思いませんか?

先日も自分の子供だけ可愛いという馬鹿親に遭遇して2日間気分悪かったです。
きっと、見える人が見れば私の頭の上には真っ赤な煙が出ているか、炎がメラメラしていたかもしれません。
その子のお父さんは、私が他人の子にも遠慮なく叱る事を「そういう人が居なけりゃ駄目なんだ」とか言ってましたが、自分の子供にそれが降り掛かったら同じ言葉が言えるでしょうか?

言えれば大したもんです。
そうなれば彼は常識人です。
あまあまの奥さん任せでは育児はいけませんよ!
その子供はわざと大人がたくさん居る場所まで来て、それまで全然泣いていなかったのに急にギャ~~~って泣き出してた。
計画的なんですよね。大人の所に言って泣けば皆が味方してくれると思っているんですよ。

そのしたたかさに恐ろしさを覚えると同時に、その子が学校ではどのように友達と過ごしているのか?仲良く遊べているのか?何かある度に先生や大人を味方に付けようとしていたら・・・・?

きっと、最後には1人になるでしょうね。