若かりし頃のアルバイト その2
①ガソリンスタンド。
原付バイクが全盛期。満タンで2リットルなんてのもザラでした。一度、フォークリフトに間違えて有鉛ガソリンを入れてしまった事がありました。幸い、エンジンをかける前に気づいたので、燃料を廃棄することで事なきを得ましたが、もしエンジンをかけてたらオーバーホールだったそうです。思い出してもゾッとします。
②ビルサービス
学生時代(昭和59年頃)の十和田市はアルバイト情報が全くなし。友人からも頼まれて、私一人で飛び込みでアルバイトの交渉。青臭い学生です。社長から
「学生さんは、時給、いくら欲しいんだ?」
と聞かれた私。東京よりは単価は安いんだろうなぁ。あまり高く言ってもなぁ・・なんて考えながら、思わず
「ご、五百円!」
すると社長
「雇った!何人集められる?」
仲間の元に戻り
「やったぞ!バイト先見つけた」
仲間「時給は?」
私「500円」
仲間「ふざけんなよ。やれねえよ」
私「うるさいよ。じゃあお前らも探せよ」
と文句は言われましたが、結局、皆バイトに精を出しました。
仕事の内容もいろいろでした。
①開店前のスーパーの床掃除
②閉店後の銭湯の清掃
③吹雪の中、ガスボンベを背負って、建設現場の屋根の融雪。命綱無し。
④宣伝カーの運転
⑤窓ふき等々。
面白かったのは社長の麻雀の代打ち。私ではなく仲間が任命されたのですが社長の指示が面白い「振り込むな、上がるな」
後で聞いてわかったのは、時給500円の我々より、若手社員の給料が安かった事。びつくりでしょ。
つづく