気になる記事 | 子午線馬ノ助ブログです

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今日の日本農業新聞の記事。
我が国の牛業界では、記事の通り、一律に育種が進められてきました。具体的に書けば、神戸牛、松阪牛に代表される黒毛和種を霜降りになるような育種が進められてきました。

日本にも地域の風土に合った品種はあったのですが、衰退している例が多い。
山口県の無角和種、北東北(青森、秋田、岩手県)の日本短角種はジリ貧状態。高知、熊本県の褐毛和種は頑張っているみたい。

その地域に飼われていた理由があるはず。しかし、我が国は輸入牛肉に対抗するために、黒毛和種を選んだ訳です。

輸入の餌が高騰する中、気候変動で餌の輸出国の生産量が変動する中、日本の畜産は、このまま進めていいもんだろうか。