酪農について
畜産業の中で乳牛を飼って牛乳を搾る畜産農家を酪農家、酪農業と言います。
酪農に使われる牛は皆さん、ご存知のホルスタインという白黒の牛です。
彼女たちが1日に生産する牛乳は約30リットル。本来は、子牛のために生産するための牛乳で、これを人間が横取りしています。子牛は30リットルなんて必要ないのですが人間様が1リットルでも多く搾れるように改良してきたんです。もちろん改良された牛には、沢山の餌が必要です。かと言って餌を減らしたら、彼女たちは自分の身を削ってでも牛乳を生産するため、病気にかかってしまします。
新聞等で報道されている通り、餌の価格が半端ない値上がり。
酪農家が受け取る牛乳代金が10円値上げになりましたが、全く足りていません。搾れば搾るほど赤字。
このままではこの国から牛乳から消えてしまうかもしれません。
どうすればいいのか?酪農家の皆さんが再生産できる価格で国民に牛乳を買ってもらうしかありません。そうなった場合、スーパーで買う牛乳は高いものになります。
手遅れになる前にこの国の酪農を立て直さないと!