養豚業界の衛生管理はすごい | 子午線馬ノ助ブログです

養豚業界の衛生管理はすごい

コロナ感染者数、減ってきましたね~。とは言え、まだまだ気は抜けません。


ところで家畜の世界でも鳥インフルエンザ、豚熱の伝染病は気が抜けない状況です。

鳥インフルエンザにはワクチンはありませんが、豚熱にはワクチンがあります。


青森県ではこの7月から豚熱ワクチン接種が始まりました。昨日、一昨日と獣医師のワクチン接種のお手伝い。お手伝いは獣医師が使う注射器の針を準備したり、豚さんを捕まえたり。


今週は、ある大手の養豚場でした。人間が外部からウィルスや細菌を持ち込むことを予防するため、まずは事務所でシャワーを浴びます。そして養豚場が用意してくれたパンツ、シャツ、靴下、つなぎに着替えます。農場内には不要なものは持ち込めないのでスマホや時計は事務所に置きます。そして豚舎へ移動。午前の豚舎での作業を終えると、豚舎でシャワーを浴びて着替えをしてから、事務所へ移動。昼休憩です。

午後は再び豚舎へ移動。作業を終えるとまたまたシャワーを浴びて着替えをして、事務所へ帰ってきます。そして外へ出る前に再び事務所でシャワーを浴び、ここで自分が着て来た服に着替えて終わり。

1日にシャワーを4回浴びたことになります。

ここまで衛生対策を実施して豚を飼ってるんです。国内で豚熱が発生していますが、農場側はここまで危機管理してることを知っておいてください。