ふん尿処理 | 子午線馬ノ助ブログです

ふん尿処理


畜産協会
3月8日、畜産協会主催の「家畜ふん尿処理、利用に関する会議」が青森市内で行われました。

出席者から「来年は堆肥を使った展示ほを設けてはどうか」「土壌診断に基づき堆肥を入れよう」等々、積極的な意見も出ましたが、「誰がやるの?」ってことになって「俺、やってもいいよ」と言ってしまいました。


前々から感じていることを会議で発言しました。畜産農家の特殊肥料の届出。ありゃ誰も届出しないわ。だって様式が面倒臭いんだもの。元々、この届出は肥料を生産、販売する業者向けを想定していたんじゃないかな。様式の中には「どのような方式で生産しているの」「副資材はどこからいくらで調達してるの」「堆肥はどこでどの位販売してるの」等々。畜産農家にしてみたら、「んートラクターで切り返して作ってる。副資材はわら交換のわらかオガ粉だなぁ・・・どこから?んーその時によるわな。販売?してねえょ、わら交換だもの・・・え?誰と?ま、決まってる人もいるけど毎年同じじゃねえよ」


特殊肥料の届出を畜産農家に義務付けるならもうちょっと様式を考えた方がいいんじゃない?畜産堆肥のどの情報が必要か考えればいいんじゃないかな。使って頂く耕種農家が欲しい情報を考えれば「成分」「値段」「副資材」程度あればいいんじゃないの?みんなはどう思う?


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