永遠の唄 -9ページ目

喜怒哀楽

 
人間の感情は、喜怒哀楽が存在する。

喜び・怒り・悲しみ・楽しみ

これら全てが単独で存在しているわけではない。

それぞれが複雑に絡み合い

"私"という人間

そして"あなた"という人間を形成している。



素直に"感じる"ということは

簡単なようでなかなか難しい。

私もどちらかといったら感情の起伏の少ない人間だと思う。

素直に歓声をあげて喜ぶことも出来なければ

怒りに身を任せて相手を罵ることも出来ないし

涙を流し号泣するほど悲しむことも出来なければ

心から笑って楽しむこともなかなか難しい

一見すればクールで落ち着いてるのかもしれないけれども

はっきり言って無感情のつまらない人間になりかけている。



感情の豊かな人間。

それは、いつも喜びを感じ楽しく生きているだけじゃなく

怒りも悲しみも、しっかりと感じることの出来る人間。

感じて、それを受け止めることの出来る人間。



けれどもそれは同時に、悲しみを感じることの出来る人は

喜びを感じることが出来ることも意味する。

大切なものを失ったときに深く悲しめる人は

大切なものを得たときに心から喜べる人。



表に出す出さないはともかく

私はそんな"感じる人間"でありたいと思う。



【追記】
この文章はあめりあさんのBlogのサボテンという記事に
コメントをしたときに考えたものです。
 

ブレイクタイム

 
ここ2日で結構長い日記を書いたので

一息ついている永遠です、こんばんわ。



長い文章を書いた後って、変に安心しちゃうときがあります。

もちろんその文章は日記なので、「達成感」というわけではなくて。

文章を書くことは、自分の中のものを写し出すことで、

内容が長いものだったり深いものだったりすればする程に

それに応じて自分の深いところまで入り込んで導くわけですから、

当然心身への負担や時間もかかってしまいます。

だから日記をひとつ書き終えることで

自分の中でひとつ、ケジメがつくんですかね。



読んだ人はなんとなく分かるかもしれませんが

"曖昧"と"永遠"はひとつのセットとして

考えてもらってかまいません。

どちらも・・・実はもの凄く書くのに勇気が必要な記事でした。

「七海の言葉」と「彼女の手紙」は今の私に大きすぎる影を残した。



彼女の最後の手紙をちゃんと全文通して読んだのは

(日記を書いた10日が)貰った最初のときを除けば初めてでした。

理由は書いた通り、その手紙の中の1文字1文字が

私の心拍を乱し、直視出来なくするからです。

記憶を掘り起こせばその過程で辛い思い出も呼び起こすし

完全に自分の中で消化できていない思い出なので

今までずっと書けずにいたのだと思います。



しかし一度文字として自分の中から出してしまうと

思っていた以上に素直にそれを受け止めることが出来て

なんだかちょっと戸惑っています。

このふたつの記事を書くことで

私はまた一歩前に進めたのかな・・・なんて。







ここ最近、徹夜が続いているので

今日はこの辺で。
 

永遠

 
昨日の日記にあった最後の手紙の

一番最後の一行。

  …━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…
    
    **くんがいつも口にしてた
    
    "永久不変のものなんて無い"
    
    とか
    
    "人は傷つけ合うもの"
    
    って、やっぱり当たってるのかも...。
    
    すごく悲しいけど。
   
  …━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…

そう、いつも私が言っていた言葉だった。

いつからか口癖になっていたんだ、

"永遠"という言葉が。



最初に"towa"って名前を付けたときは

"永遠なんて無い"

そう思って付けたのだから。







最初にその言葉を自分の一部としたのは

私が15歳の時だった。



当時の私が置かれていた状況というのは

なかなか悲惨なものだった・・・のだろう。

「だろう」というのは、今の私にとってその過去が

"ただ消してしまいたい記憶の一部"でしかないからだ。

周りにどう映っていたのかは分からないけれども

本人の性格をここまで歪ませるほどだったのだから

かなりギリギリのところで生きていたんだと思う。

それこそ、触れても体温を感じないような・・・。

周りを見渡せば全てが自分より輝いて見えてた。

自分より不幸な人を見れば、それこそ慰められるのだろうが

そんなことさえ許されない、ただ嘆くだけの日々。



私の闇に手を差し伸べてくれたのはひとりの女性。

名前は"七海"、本名への当て字らしい。

(以前の日記で何度か"アイツ"と呼んでいた人です)

海が好きだった彼女には、むしろその方が似合っていた。

年上なのに、どこか危なっかしくて

危なっかしいのに、全てを包み込むような優しさを持っていて。

私の心に土足で上がりこんできたかと思ったら

その壁を壊して外の光を教えてくれたような・・・

そんな人だった。



いつも無表情だった私も

七海の前だと何か自然な自分でいることが出来て

人に言えずに溜め込んでいたものも七海には素直に話せた。

不思議だな。

出会ってまだ日が浅いというのに

他の誰よりも近くに感じていた。

生きているのを感じるときって

その時間の長さに必ずしも比例しないんだと思った。



幸せなときは長くは続かない。

世の中というのはなんて残酷なものか。

七海は私を過去の呪縛から解き放ち

そして新たなる過去となった。

突然の死別は、私自身を壊すのに

十分すぎる理由だっただろう。

私を照らしていた光は消え

再び暗闇の世界となった。

この道は、一体何処まで続くのですか・・・?



七海は私にいろんなものを残していった。

そして私はその欠片をひとつずつ握り締めた。

人を信じること

人を愛すること

そして・・・



生前、七海が言っていた言葉

「ねぇ、この世に"永遠"なんて存在しないんだよ。

 全てのものに必ず終わりは訪れるの。

 永久不変のものなんて無いんだよ。

 だから忘れないで・・・

 あなたの暗闇も終わるときが来るから

 きっと来るから。
」

「私達にもきっといつか別れがくるでしょう。

 いつか私の命が尽きるかもしれないし

 いつかあなたの命が尽きるかもしれない。

 きっと限りがあるからこそ

 美しいんだと思わない?
」

重すぎて、当時は受け止めきれなかったかもしれないけれど

今なら手に取るように分かる。

彼女には見えていたんだろうな、本当の私が。



あれから私は私を"永遠(towa)"とした。

この言葉にはいろんな想いが込められている。

彼女が私に残したひとつの欠片。







それから私は"永遠"という言葉に拘った。

悲しみの連鎖に 永遠は無く

この世界全ての事柄に 永遠は無い。

それは明けない夜を否定すると同時に

自分の未来を否定することでもある。


あの手紙にあったように

「永久不変のものなんて無い」というのは

彼女、七海からの受け売りだった。

いい意味でも、悪い意味でも。



もしかしたら永遠が許されるのは

人の心の中だけなのかもしれない。

彼女が私の中で生き続けるのは永遠であり

私が私であることは永遠である。







人は変わり続ける

変わり続けるからこそ

変わっちゃいけないものがある

そんな風に

思うんだよね。



【追記】
これは私の中の「永遠」のお話。
あなたの中にもきっと
「あなただけの永遠」が存在しているはずです。
 

曖昧

 
胸に突き刺さって抜けない言葉がある。

この言葉を思い浮かべるたびに

私の心臓は一回りも二回りも縮こまり

私の心拍を乱す。



あの手紙はどこかに捨ててしまうべきだったのかもしれない。

人をこんなに・・・こんなにも縛り付けて。

もがけばもがくほどに、その糸は絡まる。

空を見上げてる翼の折れた鳥のような気分に襲われる。



でも捨てなかった、捨てることが出来なかった。

それが今となっては

彼女との日々を唯一証明するものだったから。

色褪せたこの紙切れだけが。



  …━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…
   
  私は、**くんのことを好きになっちゃダメだと思ってた。
  
  でもある人に素直になれって言われて正直になってみたけど
  
  ・・・やっぱり好きにならなきゃよかった。
  
  **くんとは、もっと違った形で会いたかったな。

  
  …━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…



最後の手紙の中の1フレーズ。

「・・・やっぱり好きにならなきゃよかった。」

今まで、何故この手紙を直視出来なかったかをずっと考えてた。

そして今日初めて気付いた。

彼女が私に対して「好き」という言葉を使ったのは

これが最初で最後だったのか・・・。



私自身が彼女に好きという言葉を使ったことは一度も無い。

例え唇を重ねようとも

例え体を重ねようとも。

多分、この日記(Blog)だけだと思う。

ただ・・・言葉なくても伝わるものがあるんじゃないかなんて

そんなありがちな夢を追っていたのかもしれない。

もしくは、曖昧なままなら傷付かずに済むんじゃないかって。

傷付くのが怖くてたまらなかった。

臆病者と思ってくれて構わない、

もう、愛する人を失うのは嫌だったんだ。



そんなこと言いながら

結局逃げてたんだよな

愛することからも

愛されることからも。

「**くんの本当の気持ちが分からない」

今まで何度同じ言葉をいろんな人から聞かされただろう。



お互い口を利かなくなったのは

確かこの手紙を貰う数週間前からだっただろうか。

同じ学校・同じ電車・同じ部活

嫌でも毎日顔を合わせることになり

その度に無言ですれ違う。

ちょっと前は、あれほど一緒にいたふたりが。



キッカケは些細なことだったと思う。

今となっては取り返しがつかないけれども。

彼女の親友(彼氏有)と私、

ほとんど接点無いはずのふたりがメールしてたのを知ったのが

ショックだったらしい、しかもそれを親友の口から聞いたのが。

「**くん、私の気持ち分かってたから言わなかったんでしょ」と。

・・・まったく、耳が痛い。

そう言うキミだって私の気持ちしってたから

こんな手紙書いたくせに。



過去に何度かヤキモチを妬かれてるが

その当時はウザったく感じても

終わってみれば、この上なく愛しくも感じる。

そういえば誰かが言っていたな

「妬かれるうちがハナだよ」なんて。



彼女が私に見せたヤキモチはその手紙が最初だった、

後で親友からそれ以外でも相談されたと聞かされたが。

・・・私も彼女も、お互い不器用なのだ、自分自身に。







手紙を貰った時

あれはすっかり肌寒くなった、ある秋の朝だった。

私はいつものように教室には真っ直ぐ行かずに

体育館の2階にある部室スペースで

片耳にMDのイヤホンをはめて椅子に座りながら仮眠していた。

電車時間の関係で、ホームルームまで4~50分あるが

その時間、朝からウルサイ教室で過ごす気にはなれない。

部室ならこの時間、まず誰も来ないのでユックリできる。

遠くから足音が近づいてきた。

この足音は男じゃないよな・・・

寝たふりをしながらそんなことを思っていると

足音は私の近くで止まった。

しばらくじっとしていたようだけれども

何かを机の上に置いたのを感じた。

そして同じ足音が次第に遠くなっていく。

もちろん、足音が止まったときに気付いていたんだ。

彼女が来たんだって。

それでもそのまま寝たふりをしていた。

・・・顔をあげて、ちゃんと話をするべきだったな。



手紙の返事もしなかった。

返事をしないことが、あの時私に出来る最大限の返事だった。

・・・今となっては後悔してる。

どうして素直になれなかったんだろう。

つくづく不器用だ。



手紙を貰ってから、1年以上すれ違い

口を利いたのは高校を卒業するちょっと前だった。

もちろん既に取り返しはつかない。



不器用な男と不器用な女の恋

自分と相手の気持ちを知りながらも

「好き」その一言がどうしても言えなかった男

安心と不安を感じながら、素直に甘えられず

最後の最後に「好き」と残し去っていった女



曖昧なまま始まった恋は

曖昧なまま幕を閉じた

曖昧が故に、こんなにも後(跡)に残るのか・・・







私は手紙を読みながら、

そんな甘く切ない恋を思い出していた。

なんだろうな、この優しい気持ち。

もう何年も前のことなのに

こんなにも近くに感じて。



手紙にそっと顔を近づけてみる。

微かに香る甘い香り。

なんだ、そうだったのか、この香り・・・



彼女を抱きしめたときに感じてたあの香りか。
 

残り香

 
珍しく今朝は布団が落ちていなかったため

お陰で暖かく穏やかな朝を迎えることが出来た。

枕もとの本が折れ曲がっている。

そうか、横になって読んでたら、そのまま寝ちゃったんだ。

まだ新しい本なので、ちょっとショックではあるが

折れてしまったものは仕方がない、諦めよう。



ヤカンに火をかけ、お湯を沸かし

ドリップコーヒーを淹れる。

本当ならコーヒーメーカーで淹れたコーヒーを

飲みたいのだけれども、今はこれで我慢している。

朝の香りとコーヒーの香りが入り混じり

どこか幸せな気分にしてくれる。







窓を開け、光を浴びる。

今日は暖かくなりそうだ。

ふと視線を机の上に向けると

携帯電話の着信ランプが青く光っている。

着信・・・? それともメール・・・?

Kからの着信だろうか。

昨日は悪いことをしたと思っている。

今更何を言っても、終わったことなんだけれども。



ところがKからではなかった。

――着信2件 T――

T・・・?

どうしたんだろう、こんな時間に。

春休みの学生が7時なんていう時間に

起きてるはずないでしょうに(汗)

春休みで帰省してるなら遊ぼうとか、

そういういつもの内容だろうか。

Tとは幼馴染で、高校を卒業するまで

よく一緒に遊んだものだ。

私は進学、Tは就職

それぞれ道は違ったので

最近はほとんど会えないでいるけれども

久しぶりに会っても、時を感じさせない。

それはそうか、家が隣同士だったのだから。



時間は9時、折り返しTに電話をしてみる。

Tは夜勤をしているとか言ってたので

もう寝ちゃっただろうか?

トゥルルルル・・・トゥルルr・・・

「もしもし、ゴメン寝てた?」

『いや、これから寝るとこ』

Tの声はハッキリ言って聞き取りにくい。

口をあまり開けないで話すせいか

どうしても拾えない音がある。

・・・って、人のこと言えないか(笑)

「遅れちゃったけど、何か用だった?」

『あぁ、もう春休みなんだろ?いつ帰ってくる?』

「3月末に病院に検査行くから、20日過ぎかな?」

『そっか。4月3日の日曜ってこっちにいるか?』

・・・それは流石に無理でしょう。

4月の頭から前期の講義が始まってしまう。

「どうだろう、何かあるのならなんとかするけど・・・」

『実はさ――式するからさ。』



結婚式・・・ついに籍を入れるんだ。

Tとその彼女は高校時代からの付き合いだから、

もうかれこれ5年近くなるのか、早いなぁ。

まったく、こっちはその頃の恋を

未だに引きずってるというのに(苦笑)



実は個人として友人の結婚式に招待されるのは

初めてだったりする。

流石に21歳にもなれば、

社会人になった中学・高校の同級生達は

ボチボチ結婚しだすか。

どこか置いていかれている気分さえする。

これは決して結婚願望が強いという訳では無い。

ただ、私の知っていた彼らが、家庭を持てるほどにまで

心身成長しているのかと思うと

どこか焦りにも似た感情を覚える。

――ただでさえ将来について悩んでる時期なのに(苦笑)



私も近い将来そんな電話を友人にする日がくるのだろうか。

ハッキリ言って、想像もできない。

誰と結婚してるんだ、未来の私は(笑)







コーヒーの香り残る部屋で

私はそんなこと考えながら

"今"という幸せを感じていた。


 

約束

 

 
 今日ひとつ約束を破った
 
 友人との何気ない約束
 
 それはもしかしたら
 
 些細なことだったのかもしれない
 
 
 
 どこか堕ちていくような
 
 そんな感覚だけが残る
 
 "私"への信頼が
 
 また一つ失われたのか
 
 
 
 得ることは難しく
 
 失うことは容易い
 
 もし昨日に戻れるのなら
 
 もう一度やり直したい
 
 
 
 今日ひとつ約束を破った
 
 勿論、好きで破った訳じゃない
 
 マイペースと自分勝手は紙一重
 
 そんな自分との葛藤は続く

 

点

 


初めはただの"点"だった

キミはただ 私の近くに咲いた

おぼろげな光



人の出会いなんていうのは ただの偶然

それ以上でも それ以下でもなく

"点"は所詮"点"のままだと

あの頃は思っていた



けれども不器用ながら それは繋がり初め

"点"はやがて"線"となった

――こうして繋がれば途切れることもないね



"線"はやがて"面"になり

"面"はやがて"空間"となって

私を包み込み

そして満たしていく

 

戸惑い

 


人のことなら何とでも言えるけれど

それが自分のことになると

なかなかうまくいかないもの。



誰かに相談される度に感じる そんな戸惑い。

もちろん その言葉に嘘は無いのに

後から襲ってくる この遣る瀬無さは何だろう。



相手に 自分の影を感じれば感じるほど

私の口から出る言葉は 優しい言葉で

その言葉は重い言葉となり 自分自身問い詰める。



「ソウ言ウ オ前自身ハ ドウナンダ?」

――脳が語りかけてくる


 
止めてくれ、私だって本当は変わりたいんだ・・・

 

Reset

 
『忘れる方法を忘れちゃった』

彼女は寂しそうにそう呟いた。

小さな肩がいつも以上に小さく見える。




   
   
   
   人は物事を忘れることで生きていけるんだと思う。
   
   心に残るのは何もいい思い出ばかりではない。
   
   辛い思い、苦しい思い、そして計り知れない後悔・・・
   
   否定的な心は己を蝕むし、ときに精神をも侵す。
   
   
   
   心は生きていく上で必ず誰しも付き合うことになるもの。
   
   それと上手に付き合っていくためには
   
   忘れることは不可欠でしょう。
   
   もちろん、そのケアは自身の意思ではなく
   
   潜在意識が行うのだけれども。
   
   
   
   どんなに深く傷付いたとしても
   
   時が長い年月をかけてその傷を癒してくれる。
   
   自分を守ろうとする想いが
   
   心を"リセット"する。
   
   
   




「――涙、してみるのはどうかな?」

うつむいたままの彼女をそっと抱き寄せ、囁いた。

「辛ければ忘れればいいし、そのためには涙すればいい。
 自分を守るためには、ときにそうする事も必要だよ?
」

私の方を見て、穏やかな顔で言った。

『・・・それもいいかもね』

その涙がかわく頃には

心から笑えるんじゃないかな・・・







彼女は今日、私の腕の中で死んだ。

きっと明日からは"リセット"した新たな彼女が

私に優しく微笑みかけるだろう。
 

"March"

 


それは別れの季節

新しい宿木を求め

羽ばたいていく

そう、そのまま

振り返らずに行って欲しい



それはケジメの季節

その一年積み重ねた

ひとつの成果が世に放たれる

それはもう

受け止めるしか道は無い



それは寂しい季節

咲き誇る美しい花たちが

優しい風に包まれて舞い落ちる

一度散った花はもう戻らない

"今"が"過去"になる瞬間





――けれど

あの空の大きな月が

一度欠けて、再び満ちる頃には

きっと私の元にもあなたの元にも

新たな出会いが待っているでしょう

 
 
 


【追記】
Mさん、今までありがとう。
新しい地でも頑張って下さい。
さよなら、また会える日まで。