私は、鍼灸按摩マッサージ指圧師です。
治療院を経営しながら、
東洋医学を題材にした絵本を書いています。
 
絵本を作り始めたのは、
子供たちの、気ってなあに?に答えるためでしたが、
絵本の製作を続けて、5年になります。
 
自己紹介の記事で、
絵本の出版を目指していると書きましたが、私の夢は、
出版すること、ではありません。
 
私の夢は、
7年後の、2025年のことです。
 
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私が生業としている鍼灸治療の業界は、
近年の年間受療率(1年間で鍼灸治療を受けた事のある成人の割合)が

だんだんに下がってきていて、

何とか改善できないかと、業界全体で、模索を続けています。
 
また、もともと、日本の東洋医学(鍼灸按・漢方・他)は、
昔、中国から伝わったのですが、
その後に、独自の進化を経ているので、
手法も、処方も、中国で行われている方法とは違っているのですが、
中国が、中国での治療だけが正しい伝統医学である、という特許を申請して、
日本の行っているものは、特許の侵害である、となれば、
鍼灸按・漢方・他、全ての治療ができなくなるかもしれないという危機にあり、
なんとかしなければと、
日本政府が問題対策室を設置しています。
 
という、あまり明るくない問題が山積みなのですが、
世界的には、
春に開催される世界保健機関(WHO)の総会で、
漢方薬や鍼灸が医療と認定される方針であるとの報道があり、
決して未来の無い業界ではありません。
 
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今年になって、ときどきニュースの話題に出ているのですが、
私の住んでいる関西では、数年前から、
2025年の万博を大阪に招致しよう、という動きがあります。
万博のテーマは「健康」、開催地の正式決定は、今年の11月です。

 

 

 

日本での開催が決まり、万博が大阪で行われるとなれば、

健康をテーマにした会場には、東洋医学のブースが作られるでしょう。

私は、ここが、

鍼灸業界を押し上げるチャンスになりえるのでは、と考えました。

 

東洋医学が、なぜ、身近にならないのか。
難しそう。よく分からない。古い感じがする。こわい。

 

ずっと聞いてきたそんな意見を、ここで、変えるのです。

 

難しくない。なるほど。古くない。こわくない。それどころか、いいねって。

 

私の夢は、
2025年大阪万博で、
日本の、新しい時代の、東洋医学を出したい
です。
 
そして、そのブースの中で、
私が書いている東洋医学を題材にした絵本が、
表現の一つに、なりえるのではないか、と考えたのです。
 
万博で、東洋医学を、イノベーションしたい。
この夢は、ひとりではできません。

 

ひとりでできないからこそ、

たくさんの人たちの、たくさんの力が合わされば、
どんなすごいことができるのでしょう。
大阪から、世界に向けて。
想像するだけで、わくわくします。
でも、きっと想像している以上のことが起こる。
ああ、これ絶対、面白い。
 
けれど…どうやって、たくさんの人たちに出会うのか?
そもそも、どうすれば、万博に関われるのか?
 
考えた筋道が、
まず、絵本を出版本にして、
その本を持ちながら、発信すれば、
私の思いを、広くに伝えやすいのではないか、
そして、万博関係者の中でも、話を聞いてくれる人が現れるのではないか、
ではまずは、絵本を出版しなければ始まらない、
ということにたどり着きました。
 

けれど、今、

夢へのはじめの第一歩の、出版に、

まだ、たどり着けていません。

 
 
2025年まで、あと7年。
 
もう、どんな努力だってする、と決めた私に、
アドバイスをくれた方がいました。
 
絵本を紙芝居にして、読みに行くこと。
製作だけでなく、人の前に、自分から動いて行くこと。
 
今までしたことのない取り組みだったけど、
やってみようと思い、
そのことをtwitterでつぶやいた途端に、
バンド活動をしている鍼灸師の友達に、
ライブイベントで紙芝居を読んでみるのはどうですか、と声をかけてもらいました。
 
結局、実現には至らなかったけど、
ものすごく、うれしかった。
 
アクションを起こせば、絶対に、新しい出会い(人・物・事)があることを、
即座に、経験することが出来ました。
 
さっそく、紙芝居を実際に作って、
それを読んでいる自分を動画撮影して、youtubeにアップしてみました。
ネットで自分の姿が、声が、見られるなんて、
恥ずかしすぎて無理だ…と思っていた自分を、
行動して、乗り越えることが出来て、経験値を上げることが出来ました。
 
そして、今日は、新しい行動を。
今まで出さずにいた、
私の夢を、語ってみました。
 
今日の行動が、
新しい出会いに、つながりますように!