皇室アルバム第2854集 | 天人冥合

天人冥合

天の意志と人の行いが自然と一致すること。
正しい行いをすれば、知らず知らずのうちに天の意志と一致するということ。

佳子さま、悠仁さまの夏休み

7月18日、秋篠宮両殿下と悠仁親王殿下は夏休みを利用して山形県を訪問されました。
遊佐町では杉沢熊野神社で国の重要無形文化財に指定された杉沢比山を鑑賞されました。
悠仁親王は同じ年頃の男の子の舞に拍手を送られました。
そのあと秋篠宮殿下はお囃子に使われる太鼓の実演に挑戦されました。
その様子を見た悠仁親王はお父様に「ここからやってよ」などかわいいダメ出しをされ自らお手本を見せられました。
神社訪問後ご一家は鳥海山の湧水が流れる牛渡川のほとりを散策されました。
悠仁親王は湧き水のため水温が低いという説明を受けて水に手をつけ、冷たいと確かめられました。
悠仁様


7月25日、佳子内親王殿下は御殿場市で開かれた第49回高等学校馬術競技大会へおいでになりました。地元の園児たちの歓迎を受けた佳子内親王、「今何歳ですか?」
「来年から小学生ですか?」「今日は暑い中待っていてくれてありがとうございます」
など声をかけられました。
かこさま


この開会式で佳子内親王殿下が初めてのお言葉述べられました。
佳子内親王殿下お言葉
「馬術競技は数多くあるスポーツの中でも人と動物が一体となって競うまれな種目であり、人と馬とが心をひとつにし、信頼しあうことでお互いの能力を発揮することができると伺っております。
皆様は日々、馬と接し、気持ちが通じ会うように努力をしていらっしゃることと思いますが、
その経験は馬術競技に限らず、様々なところで活かしていくことができるのではないでしょうか。
皆様がこれまでの練習の成果を存分に発揮され、各地から集まった方々との交流を深められ願っております。」
佳子さま


開会式のあと、高校生たちの競技をご覧になった佳子内親王、会場では障害飛越競技が行われました。佳子内親王は選手たちの競技を興味深そうに観戦されていました。
佳子さま


7月26日から28日、天皇皇后両陛下は国際第四期紀学連合第19回大会の開会式に出席のため、愛知県を訪問されました。
第四紀学は約258万年前から現在までの地球環境の変化などを分析する学問で日本で開催されるのは初めてのこととなります。
両陛下は開会式のあと、国際東北大震災の津波の後の地層の標本などをご覧になりました。
陛下は「こういう研究が防災に役立つのですね」と感想を述べられました。
そのあと両陛下は燃料電池自動車を作るトヨタ自動車工場で燃料電池の構造について説明をお聞きになりました。
翌日はノリタケを訪問され食器の製造過程をご覧になりました。
陛下は絵付けの作業をする職人に「難しい作業ですか」とお声をかけられました。