皇室アルバム第2853集天皇皇后両陛下 福島・栃木へ | 天人冥合

天人冥合

天の意志と人の行いが自然と一致すること。
正しい行いをすれば、知らず知らずのうちに天の意志と一致するということ。

7月16日、両陛下は福島県をご訪問になりました。
ご到着後皇室に献上される桑折町の桃生産農家をお訪ねになり、桃の品種や育てかたの説明を聞かれて除染の苦労を労われました。

また、福島市の復興公営住宅をご訪問され、東日本大震災の復興状況や、現在も福島県内で11万人の人が不自由な避難生活を送っていることなどをお聞きになり
「色々大変だと思いますがこれからよい方向に向かわれることを願っています」と述べられました。
翌日、両陛下は那須塩原市の米と蓮根の栽培をしている農家を訪問されました。
両陛下は那須御用邸で御静養の際には毎回ご近所の農家を訪問されています。
その懇談会の席で農家の方の手作りのレンコンのきんぴらが振舞われ、陛下もお食べになりました。
実は陛下は以前蓮根が苦手でしたが、皇后陛下の手作りの料理がきっかけで食べられるようになったということです。
7月20日、両陛下は日本有数の酪農地帯である千振開拓地をお訪ねになりました。
戦後70年の今年、今回のご訪問を強くご希望になられた両陛下ですが十年前にも秋篠宮殿下、眞子内親王殿下、紀宮清子内親王殿下と訪れていました。
ご一家那須
眞子さま
ご一家は昭和41年に建てられた開拓の碑の前で当時の開拓者の思いについて話をお聞きになりました。
開拓の碑
また、ご一家は千振開拓地の公民館でこの地に入植した方たちとお会いになり、開拓の苦労について色々と話をお聞きになりました。
眞子内親王殿下もお父様の後ろで熱心にお話を聞いておられました。
美智子様眞子様


7月7日秋篠宮両殿下は日本水大賞、日本ストックホルム青少年水大賞の表彰式・受賞活動発表会に出席されました。
秋篠宮殿下お言葉
「私たちは水から受ける恩恵に感謝し、先人たちの言葉に謙虚に耳を傾け安全で美しい水環境を礎とした国土を後世に引き継いでいく必要があります。
本賞はその契機となり、多くの人々がそれぞれの地域で水を守り、水について考える活動をしていかれることを願っております」
そのあと両陛下は青少年水大賞を受賞した多摩科学技術高校の活動発表会をお聞きになり、受賞した人たちと話をされ活動を称えられました。
秋篠宮両殿下