大峯奥駈道の鬼の宿坊「小仲坊」に泊まって
前鬼の裏行場と表行場
を歩いてきました。
これは役行者が開いた大峯奥駈道の中間地点の
霊地 靡(なびき)を尋ねる山旅
とてもレアで厳しいコース。
50肩?の痛みが酷くて、
岩場と鎖場は難儀しました😅
【1日目】
前鬼の裏行場を歩きます。
前鬼川上流 第二十八靡の三重の滝(みかさねのたき)へ向かいます
閼伽坂峠(あかさかとうげ)を越え、行者が身を清めたという美しい淵の垢離取場(こりとりば)を、膝上まで浸かりながら渡渉し、千手の滝、屏風の横駈、天の二十八宿(鎖場)、馬頭の滝を巡る スリリングな行場歩きのルート🤭
千手の滝横には、行者が籠って修行したという、胎蔵界窟(たいぞうかいくつ) 金剛界窟(こんごうかいくつ)が。
夜は、前鬼山で修験者のための宿坊として1軒だけ残っている小仲坊(おなかぼう)へ
今は61代目当主の五鬼助義之さんがこの宿坊を守っていらっしゃいます。
【2日目】
小仲坊の裏にある前鬼登山口から、第33靡二つ岩、太古の辻を経由して第35靡大日岳、第39靡の都津門 第40靡の釈迦ケ岳への表行場を歩きます
第三十九靡の都津門は、
絶壁岩盤にポッカリと空いた穴❣️あそこですと?
えっ⁉️あんなところに行くんですか
行けるんですか❓😅
今は笹の生い茂る崖と化している所にフィックスロープを張ってもらって 笹を掴みながら、のぞきに行きました
普通では決して行けない場所。そっと覗くと 極楽浄土が…見えません💦
1泊2日の靡を辿る山行
大峯奥駈道は、やはり修験の道。厳しい。
こんな困難な場所で修行を重ねた行者の方々。
畏敬の念を抱きます。
深い歴史に触れ、それゆえに、
とても心を強く惹かれ、
また、分け入りたくなりました。