雪の石鎚東稜 バリエーション2!
2015.3.7(土)~3.8(日)




15:30 二の鎖の鳥居

15:35 二の鎖避難小屋到着! ドアが雪で開きません

スコップで凍った雪を削って入ります。

夜はお鍋
雨で冷えた体をあっためましょう。


明日の東稜に乾杯


<2日目>
5:45 夜明け 出発です。 晴れて星がきれいです
雲の中に浮かぶ瓶が森

装備は冬山のフル装備です。ビーコン・ゾンデ・スコップも装着!
二の鎖の鳥居からトラバースをしていきます。
弱層テストで雪崩を判断します。上部がはがれたようです・・・

4人が3本のロープでつながりコンテ。
樹林の中を歩き、落ちても木で引っかかるようにします。

6:48 最初の大きなルンゼ

最初のルンゼ

凍っています 凍っています


7:07 2つ目のルンゼ 雪崩れていますね


弁天山さん その後ろにしん君、デブリに向かって 来てます 来てます


7:35 もうすぐ稜線です。

稜線に向かって登るリーダー

後ろを振り返ると・・・ 雲海にむせる夜明峠

7:45 稜線にあがりました! 雲海をバックにしん君

瓶が森が雲海に浮かんでいます。雲が流れおちています。
なんて幻想的でしょう



しばらく素晴らしい景色を見ながら休憩します。
危ないと聞いていたトラバースが終わったので、もう安心と思ってのですが・・・
これからが怖かった

さあ上ります。ここからは、スタカットで確保しながら上ります。

8:55 左の笹滝を目指してロープを伸ばすリーダー。
本当にあそこが登れるのですか~~~。

リーダー!確保は「りをん」に任してください


10:00 2人が登っています。

こちらもがっつり確保してますよ!

10:05 笹滝を攻めるリーダー。 時間が遅くなり、雪が悪くなってきました。

11:00

11:20 笹滝を登ったと思ったら、何ですかこのリッジは

は、はい、すぐにそちらに参ります!

11:25 はい、次は弁天山さん! 怖いでしょ! 何~~怖くないって

ともかく、あなたの命は私が預かっているので・・・ いらっしゃい!

11:40 全員無事リッジを通過!
と思いきや、なんとスリングとカラビナ一組忘れたと~~~ しん君それないわ~。
では僕が取りに戻ると、リーダーが引返す。

お帰りなさい お疲れ様です



12:05 墓場尾根が見えてきました。もう終わりかな~~~

なんて思ってたら、実はこれをのっこしたら、かにの横ばいが待っていた

おお~~~~絶景かな。 さて右手かにの横ばいをいきましょか。

かにの横ばいを通過し、雪庇を踏み抜かないように歩きます。支点通過中。

リーダーはすたすた次の地点へ 私は「はい、次おいで~~」
天狗岳が右手に見えていました。登ってるときは気がつかなかった


実はリーダーがここを最初に歩いたとき、さぁ~と表面が雪崩れました。
あわや!と冷や冷やしました。

13:30 最後の岩場です。お助け紐でやっとこさ登れました。

11:35 到着 これから天狗・弥山に向かって歩きます。この稜線歩きも侮るなかれ!
ここからは、2組に分けてコンテで歩きました。

二の森方面 斜面があちこち雪崩れていました。

瓶が森 雲海が少し低くなっています。

14:10 弥山到着 後続2人ももうすぐ




お疲れ様~~~ やったね~~!
頂上には、もう誰もいません。もう14時を過ぎています。
ホット ホットしていると、ここからが危ないんだとのリーダーの声!
ひえ~~まだまだ神経を使わないといけないのですか???
もう大分神経擦り減ってきてますけど~~
休み暇もなく、下山へと連れて行かれる。

弥山から二の鎖までの下山は、確かに気を抜けない場面ばかり・・・・
雪も硬く、ピッケルをしっかりと差し込みながら横歩きする場面が2箇所
なんてへっぴり腰な・・・


15:15 二の鎖小屋で荷物を撤収します。


無事に全員東稜を歩けてほっとしているかのようなリーダーの背中???
後は、時間までに駆け下りて?ロープウエイに間に合わせるだけ!

「ロープウエイに間に合わないかも。だめなら西の河歩いて降りよう。」
そう、リーダーが提案した。 それは嫌だとばかり・・・
しん君は走って姿が見えない。
荷物が重い重いと嘆いていた弁天山さんも、ロープウエイ必至とばかり駆け出す。
リーダーが遅れ気味の私を気遣って、ときどき後ろを振りかえってくれる。
(情けなや)
みんなどこにそんな余力残していたのよ

16:50

17:10 ロープウエイ山頂駅到着 なんとか間に合いました。
17:20 ロープウエイ乗車(最終便) 17:30 ロープウエイ乗車口到着
こうして、私の雪の石鎚東稜は終わりました。松山在住最後の登山でした。
ロープでつながる信頼
頼もしい仲間
喜びと感謝
これからも研鑽し、登りたい山を登っていきたい
