一の谷から雪のちち山へ(テント泊)             2015.1.17(土)~1.18(日)くもり晴れ
 
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今シーズンは、雪山をたくさん登りたい!せっかく四国にいるので、四国の雪山を登りたい!
1月4日、10日~11日・12日、17日~18日と、1月に入り、休日はすべて雪山に入っています。
いつ体を休めるのさ~~???  飛ばしすぎだよ~~。 
さて、今回は、リーダーAさん、そしてカタックリさんとご一緒です。
でもでも、実は3人ともノーマルタイヤの車しかありません。どこの山に入るか悩みました。
ノーマルタイヤの車で入れる山! ということで、ちち山を、南の一の谷(下)から入ることにしました。
車は・・・はい、私の愛車を出すことにしましたよ 
しかし、以前登った際には存在した登山道が、林道が作られたため寸断されていたようです。
長い長い林道歩きが待ち受けていました
 
メンバー   Aさん カタックリさん りをん  
 
 装備    テント泊装備  アイゼン ピッケル わかん、補助ロープ等冬山装備 
            総重量17~18キロ     
 
 くつコースタイムくつ  
1日目 : 松山(A宅)7:00=国道11号線=新寒風山トンネル=一の谷館近くの道端着9:00/9:20~ここから、登山口を見逃し30分のロス~登山口9:48~林道出合10:13~大座礼林道合流地点11:38~一の谷橋登山口11:42~労山平(通称)14:10~1610㍍幕営地14:40  就寝20:00
2日目 : 起床4:50 出発6:50~稜線~ちち山9:00/9:10~もみじ谷9:50/10:00~夏道トラバース道付近をトラバース~幕営地(食事・テント撤収)12:00/13:15~一の谷橋登山口14:37~大座礼林道合流地点14:43~林道出合15:40~登山口15:53
 
<1日目>
9:00~9:20 一の谷館近くの道端着  
登山の準備をします。おちゃめなカタックリさん
   登山口はこの先すぐの左手にありましたが・・・
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 登山口を見逃し、結構上のほうまで登山口を探してさまよい、30分のロス
 
9:48 登山口      こんな高い位置に案内板がありました。気づかないわけ。
    ここ、ここ とAさん!
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しばらくは こんな林の中を歩きます。
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10:13 林道出合
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  林道を右へ100㍍の標識と2万5千の地形図をみながら、
林道をひたすら、次の登山口を探して歩きますが、見つかりません。
実は、新しく林道ができて、従来からの登山道を寸断していたようです。
歩いても、歩いても、見つからないはずです
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途中で、この寒い中、林道の補修工事をしている方々がいて、
この林道がどこに続いているのかお聞きしたところ、
Aさんの予測どおり、大座礼林道に合流するそうです。チョキ
 
翌日下山した際にもやはり作業をしていらっしゃって、昨日下山せんから心配しよったと・・・
ご心配おかけしました。気にかけていただき、ありがとうございました
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11:38 大座礼林道合流地点    登山口から1時間50分もかかっていますあせる 
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11:42 一の谷橋登山口  
 登山口からここまで林道を歩き、2時間かかりました。あら~~しょぼん
4輪駆動車のスタッドレスがあれば、ここまで車でくることができます。 
でも、しっかり下から歩くことで、よいトレーニングになりますグッド!
この写真の右下の橋詰めを降り、橋の下をくぐって川沿いにしばらく歩きます。
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第一の渡渉地点です。
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誰も歩いていない雪をラッセル?。きもちいい~~
でもね、たった20センチ程度ですが、もなか雪で、結構疲れます。  
Aさんと交代でがんばりました。
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 ニコニコ これからの山行楽しみ~~~って?
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途中からつぼ足では大変なので、私はワカン、先輩の二人はスノーシューをはきました。
ワカンはよく沈みます。こんな樹林帯はスノーシューのもんですね~~。
るんるん歩くカタックリさん音譜
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14:10 労山平(通称)   ここにあがるまで少々急な斜面を登ります。
 最初は、ここを幕営地に考えていたAさん。、
明日、できれば笹ヶ峰までに行こうか、ということで、もっと上にテントを張ることにしました、
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こんな面白い木が林立です
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14:40 1610㍍幕営地  稜線はすぐそこ。樹林帯の風の当たらない平らな地点にテントを張ります。
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スコップで雪をかき、3人で踏み固め、整地します。
4人用テントを張って、とりあえず、中に入り、ゆっくりしま~~す。
テントは夏用仕様。外張りではありません。
でも、風があたらなさそうなので、1夜はなんとか過ごせそうです。
 
夕食は、寄せ鍋 締めはうどんです。
食事担当はカタックリさん。おいしかったで~~す。
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テントは4テン。冬は3人の荷物も入れてちょうどいいサイズ! 
Aさんは、ビール・焼酎・ウイスキーにひひ
私は、本日はお酒なしよ!(珍しい~~)
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テントシューズとっても便利ですね。今度買おうかな。(毎回思うのですが・・・)
トイレに行くときも、テンとシューズを貸していただき、ビニール履いてそのまま行けます。
 
20:00 就寝                           寝顔は撮影禁止命令 ぐぅぐぅ
 着込めるものはすべて着こんで寝ます。ダウンの上下は必要ですね。
カタックリさんにもらったホッカイロを足に貼って寝ます。
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私は真ん中だったので、暖かい夜をすごせましたが、両脇の先輩方は寒かったそうです。
 
<2日目>
4:50 起床       食事(雑炊ですよ~~)をして荷物をデポし、出発準備です。
6:50 出発
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夜が明けていきます。空がオレンジ色に染まります。 感動します。
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この斜面、何とかワカンでも登れました。
が、ワカンの紐に不具合が・・・、ワカンが利かず怖かったあせる 
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寒風山・伊予富士方面も夜がすっかり明けました。
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冠山・平家平方面 ただただ きれいです。 
稜線は風が強く、冷たい。 フードをかぶります。
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結構な片斜面です。
最後の稜線に取り付くまでは、かなり急な斜面を登ります。
ここでワカンをアイゼンに履き替えました。
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9:00~9:10 ちち山   360度のパノラマです。すばらしい景色に満足。
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笹ヶ峰方面
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左手は赤石方面 
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もみじ谷に向かって降りていきます。しばらくは稜線を歩きます。
その後は、急な斜面を降りて、岩場を巻き、樹林帯を抜けていきます。
時間があれば、笹ヶ峰まで足をのばします。
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この樹林帯を歩きました。
斜面が急なので、木にしがみつきながらあせる
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9:50~10:00 もみじ谷   ちち山を振り返ります。
              降りるのに時間がかかり、笹ヶ峰は今回はパスとなりました。
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あれ~~カタックリさんの手も一緒に撮影にひひ
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笹ヶ峰はここから登ります。笹ヶ峰待っててね。いつか行くから。
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さぁ、帰ろう!今度はちち山をトラバースします。 
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トラバースはなかな大変でした。斜面は急だし、藪に絡まる・・・。
Aさんはすいすい歩きますが、私は・・・???
アイゼンに雪がついて、すぐお団子状態になります
落ちないように慎重に歩きました。
でも、雪が腐っているところで、2メートルほど滑り落ちました。
カタックリさんも何度が滑り落ちたようです。
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12:00~13:15 幕営地(食事・テント撤収)12:00/13:15
   先輩1号カタックリさん 先輩2号Aさんの記念写真を撮りました
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さぁて 帰りの準備をしましょうか。
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今日は、一の谷から冠山を目指した新居浜の男性3人とお会いしました。
時間切れで頂上には至らなかったとのこと。
帰りの道は、昨日の私たちのトレースと、本日の3人のトレースでしっかりとしています。
雪もずいぶんと解けて歩きやすかったですよ~~。
 
14:37  一の谷橋登山口
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14:43 大座礼林道合流地点    雪が解けて、林道がドロドロ きゃ~嫌~~~
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15:40 林道出会
15:53 登山口
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久しぶりの雪山テント泊
楽しい仲間との語らい
お酒を持って登ればよかったとの後悔
美しく、厳しい雪山との出会い
 
Aさん、カタックリさん ありがとうございました。
またひとつ、楽しい思い出が残りましたラブラブ