石鎚北壁トイルート(クライミング) 2014.7.26 晴れ
*トイルートは石鎚北壁の右端に位置するルートです
 
くつコースタイムくつ
松山5:30~土小屋7:30~第一ベンチ18:05~第2ベンチ8:13~第3ベンチ8:37~三の鎖9:20取りつき10:15~登攀開始10:30~登攀終了12:55~片付けなどをし石鎚小屋着13:40~昼食~石鎚小屋出発14:00~石鎚登山口15:40~土小屋出発15:55~入浴~松山18:30  
登攀時間約2時間30分
 
先週の栂海新道に続き、今週は、久しぶりのクライミングに行きました!松山に来たのだから、いずれは石鎚北壁に登りたいと思っていました。が、技術も自信もなく、1年間、ロープワークを時間の許す範囲で教えていただき、ジムで登る練習をしました。(書くとカッコいいですが、そんなに思いつめていたわけでは有りませんにひひ
 
7:30 土小屋 
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空が晴れてきました。暑くなりそうです。
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石鎚が見えてきました。いつ見てもカッコイイ雄姿です。
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本日のリーダの後ろ姿です。りりしい?です。
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登るトイルートが見えてきました。期待と不安が交錯します。
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9:20 三の鎖場  この辺りからトラバースし、クライミング取りつき地点に行きます。
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藪こぎで、足元もかなり悪く、取りつき地点に向かいます。
リーダーいわく、遠回りしすぎて10分のロス。暑くて、取りつきに着いた時点で汗がびっしょりです。
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10:25 登攀準備完了 トップを行くリーダーには沢山の登攀具が・・・
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セカンドのわたしは身軽です。気を抜かずビレーしなければ!!
ビレーの合図(解除・登っていいよ・登るよ)を決め、登攀開始!
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10:30 さあ、いよいよスタートです。
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ここからの映像はありません。ビレーをしているので、手を離せません(~_~;) 実況をお聞きください。
 
 今回は練習1ピッチを含め3ピッチで登りました。最初の練習ピッチは樹林の中を進みます。私が北壁初めてのなので、合図や道具・ロープの受け渡しなどの練習も兼ね、ロープを流して下さいました。
 
 2ピッチ目が今回のメインだと感じました。「トラバースで少し怖いよ。」と聞いていましたが、想像と違って、私にはフリーで登れるような壁ではありませんでした。えっどうやって登るのよって感じでした。ヌンチャクを持ち、残置ボルトにスリングを掛け、足をひっかけながら必死で登りました。せっかくのガバも浮き石だったり・・・。リーダーがロープを引いてくれる感触が安心感につながります。
リーダー撮影の写真です。
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 凹角の起点に来ました。暑い!!時折吹く風が気持ちいい。テラスと聞いていたので、もっと広いのかと思いきや、ほとんどスペースがなく、つるんとした壁を見上げるばかりでした。最後のピッチは鐙で登ります。上部から、登山者の声が聞こえてきます。お互いの鐙を取り出しあいます。リーダーが鐙で登ります。途中から見えなくなります。鐙での登りは初めてですが、きっと登れると言い聞かせ、合図を待ちます。
 最後は支点が取りにくいとのことだったので、支点構築に時間がかかっているようです。下をみると、う~~高度感。いかんあまり見ないようにしなければ。クライミングシューズ履きっぱなしで足の指がかなり痛くなってきました。
 
 やっと合図。鐙を掛けながら登ります。残置ボルトが適度にあり、爽快に???(実は必死)鐙で登ります。傾斜が緩くなってきたところは、凹角の生えている草つきをよじ登ります。最後は少しハングしている岩に鐙を掛けて登ります。 リーダーの撮ってくれた写真をどうぞ!
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がんばっています。
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ここが凹角の草つきをよじ登っているところです。 よっこらしょ!
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ハング下でちょっと難儀してます。
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最後のひと登りとなり、笑顔になっています。
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12:55 登攀終了! できの悪いセカンドを登らせ、満足そうなリーダー
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なんにしても、登った充実感に浸る、できの悪いセカンド
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登山者が沢山行き来し、邪魔になるので、急いで道具を片付け、石鎚小屋に向かいます。
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日差しがとても強い。暑い。
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空気が澄んでいるのでしょうか。天狗岳もくっきりと見えます。
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御褒美におでんとビールをいただきました。おいしかったよぉ。(リーダーごめんなさい。)
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14:00 石鎚小屋を出発。二つ岳、堂が森まできれいに見渡せます。
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あそこを登ったんですよ!登れる人には簡単なルートかもしれませんが、私には十分満腹のルート。
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下山は、お花を撮影しながら、さくさくと下ります。しばらくお花の写真をどうぞ
カラマツソウ
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ヤマブキショウマ
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ミソガワソウ 
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ヒメキリンソウ
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タマガワホトトギス
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ホトトギスの群生
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咲き始めたばかりの シコウフウロ
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写真はありませんが、クガイソウも咲き始めていました。
15:40 登山口下山
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 とても行きたかった北壁に、挑戦できる機会を下さったリーダYさんに心からお礼を申し上げたいと思います。しっかりとビレーしていただくとともに、的確な場所にヌンチャクをかけていただき、初心者セカンドが登りやすい工夫をしていただきました。松山にいる間に、支点構築、登りかえしなど、確実にできるように更に勉強し、簡単なルートはトップでいける位になれればと思えた1日でした。
 
でも~~栂海新道に続き北壁と、もうお腹いっぱいです。幸せすぎてぶっ倒れそう~~~(#^.^#)
ということで、帰宅後も、一人で乾杯でした。(ちいと寂しいかも)
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