というのに参加するために奈良に行ってきました。

天平装束を着て、古代食を食べるという

マニアックな企画です。

なんとかわじーさんもお誘いしてしまいました。

そしたら、スタッフさんがお知り合いだったという。

そしてヘアメイクしてたら

「もしかして〇〇さん?」と私にも声がかかりました。


橿考研の発掘隊の仲間でした。

同じ催しに同じ日にちに同じ時間を予約してました。

偶然にもほどがあります。

なので一緒に古代食をいただくことになりました。

こんなことある?

てか、世の中にこういうことに興味を持つのが日本のここに集まったわけですね。





ヘアメイクもですね、髪の毛を真っ黒に染めたりしてたんです。そしたらグレーヘアでもよかったみたい。

付け毛が沢山用意されてました。

かわじーさんと身長も同じ、体格も同じなので

イベント用のかわじーさんの衣装を借りました。


花鈿ていう、古代の化粧がありまして

エクボが出る付近に赤い点々をつけるんですが

私の記憶では緑。

そしたら天皇は緑なんですって。

私たちは下々なので赤なんです。

額にも菱形の赤い模様が入ります。

ていうのをお見せしたいけど

顔バレになってしまうので、残念!




こんな設の中






古代食をいただきました。

以前もお月見の会でいただきましたが

量がちがいます。

基本味が付いてなくて、自分で塩やお酢などをつけて調節します。

お酒は白酒でした。これは奈良で買えるそうです。







羹(あつもの)この時代容器は汁物をとおしてしまうので、こういう汁物は漆塗りだそうです。


袖がね、長く作ってあるんですよ。

わざと。高貴な人は指先を見せてはいけないのですって。

だから食べづらい。

結局みな、袖を折理返して食べてました。


サメのすわやり、鮭。

習ったんだけどななんだったっけな。




蘇、牛乳に詰めたやつ。

解説の奈文研の先生も自分で作ってみたんですって。

そしたら、丸一日かかったそうな。





黒米。不思議な食感。古代のグラノーラ?






ホウバ焼き。


銀杏とか入ってます。




アワビの椀。柔らかくて美味しかった。




心太とカニの酢の物。当時からトコロテンがあったなんて!





小豆や雑穀のおかゆ。



んー今で言う香の物かな。パリパリしてます。



このあいだにも中座して、花火見にいったり

撮影会したりしてます。


最後に揚げ菓子と果物干し柿、大豆などが出てきました。


当時は女性でも立膝だったんです。

でもね、同じ体勢つらい。

あぐらもつらい。

床にペタンと座り続ける生活はつらいです。

というようなことを体験できて貴重でした。

やらなきゃわからないことばりですものね。

スタッフさんにはよくしてもらって感謝です。

アトピー体質の私、すぐ眉間をいじっちゃって

花鈿を書き直してもらったり

髪型も直してもらったり。

有り難いことです。


やっぱり変身してる時がすごく楽しい。

先生から説明受けるのも楽しい。

楽しいづくしでした。

次回はぜひ宿泊プランでお願いします。