お疲れ様です!
本日のブログは深野が担当します。


明日からの全国公に向け、今日から前日練習ということで鹿児島にやって来ています。


羽田空港では、リュックに金属製の棒状のもの(ストレッチ用のヨガ棒です)があるということで手荷物検査に引っかかり、身体検査もされました。
しつこく用途を聞かれたので、「これはストレッチに使うものです!」と説明しても、検査官は完全に凶器か何かと疑っているような顔をしていました。どうでもいいですね。


前日練ではだいたい1時間弱、各自思い思いに調整しました。

友達に聞いたところ、今回の会場である鴨池プールは高速プールで有名らしいです。
実際25mのタイムも速かったので、良い感触で試合に臨めそうです。


こちらは今回お世話になる宿です。むみと2人部屋です。



さて、ラストブログです。

僕の部活に対する考え方や後輩へのメッセージはブログで外部に発信するべきことではないと思うので、全国公終わりに部員のみんなに直接お話できればと思います。

じゃあラストブログに何を書けば良いのかとなりますが、単純に自分自身の競技という面での水泳を振り返ろうと思います(これもブログにふさわしいかは分かりません)。それくらいしか書くことがありません。
そんなのどうでも良いという人はぜひ読み飛ばして下さい。



僕が東大水泳部に入部して、今までの水泳人生と一番大きく変わったのは、「練習を嫌いではなくなった」ことです。

小中高時代、キツい練習を、半ば義務感に駆られながら嫌々こなしてきた僕にとって、選手が主体となってメニューを作り、ある意味自由に練習に取り組んでいる風景というのはとても新鮮でした。
当初はあまりの自由さに戸惑い、「なんじゃコイツの練習態度は」と当時の先輩方に対して平気で憤りを感じたりもしましたが、すぐに慣れてしまいました。

さらにメニュー陣にも参加させて頂いたことで、自分でメニューを作る機会が増えていきました。

メニュー作成の際には、自分を含めた部員が速くなるためにどんなトレーニングが必要か、どうしたらみんなが取り組みやすいかなど、色々と勉強したり考えることが多いです。
その中で自然と、本当の意味で自主的に練習に取り組むことができていったように思います。

ちなみに僕は「ぱっと見でどこを頑張って欲しいか分かるメニューを作る」をモットーにしていたのですが、皆さんいかがでしたか??

少し練習について書き過ぎました。これ以上書くとまたある人から「練習至上主義w」と揶揄されてしまうのでやめておきます。



では、深野の肝心の試合成績はどうだったのでしょうか。

純粋に記録という面では、特に短水路では大幅に生涯ベストを更新できたので良かったと思っています。
ただ部活全体から見たとき、深野のベストがどうこうと言うのはどうでも良いのです。

夏の対抗戦で決勝に残る、得点するという意味では、1年次に東部と七帝で決勝に残って以降、大きく成長することはできませんでした。
予選を良い位置で通過しても、決勝で順位を落とすということもしばしばでした。
そのせいである人から「予選のすけww」というあだ名を授かってしまいました。

特に今シーズンは強かった先輩達がいなくなり、何とか自分がインカレ出場であったり関カレでの得点であったりを成し遂げ、競泳主将として結果でチームを引っ張っていきたかったのですが、それも叶いませんでした。
ましてや男子に限れば、東部で団体権を逃したり関カレで3部に降格したりと、後輩たちに大きな負担を残してしまったことは本当に申し訳ないと思います。

こんな感じで、競技結果に対しては後悔というか残念な気持ちがほとんどかも知れません。

ただ、ラストレース直前にぐだぐだ言っても仕方ないので、せめて最後は競泳主将らしいレースをしてくれたと思ってもらえるよう、精一杯泳ぎたいと思います。



最後に、ここまで水泳を続けてこれたのは周囲の人々のおかげです。
東大水泳部内の先輩同期後輩はもちろん、試合や合宿で知りあった他大学の友達からも、自分は大きな刺激とモチベーションを得ていました。ありがとう!



インカレに出場する選手もおりますが、東大水泳部としてはこの全国公がシーズン最後の試合となります。
シーズンを通してOBOG様方をはじめ、多くの方々にご支援・ご声援を頂きました。本当にありがとうございました。部員一同、今シーズンの集大成として一丸となって頑張って参りますので、ぜひとも応援して頂ければ幸いです。



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