こんにちは。
4年長谷川です。
今日の練習はキックプルやった後チューブのスプリント系の練習でした。網野作。網野作の練習はスプリント系が多くて好きです。
最後の25diveは二食ベストでした!絶好調です。ドルフィンの回数を減らしたら減らしただけ速くなることがわかったので試合では一瞬で浮いてきます。絶対ベスト出します。
今日の練習では、1年生のマネージャーだけで練習をまわしていました。お疲れさまでした。ひとりで3コース分のタイムをとっていて驚きでいっぱいです。入部当初と比べるとすっかり頼もしくなりました。このまま頑張ってほしいです。
ラストブログです。
自分語りします。振り返りながら思ったこと感じたこと書きます。長いです。(予定)
1年生のとき、東大水泳部を知ったきっかけは高校の先輩がいたから。とりあえず来てみなよと言われて見学して部活の雰囲気に惹かれた。
けど本当に入部した動機はダイエットでした笑
ホームページの目標は「やせて速くなる!」ですからね。小学生のとき選手コースをやめて以来、中高の部活はもっぱら健康維持が目的だったこともあって、この頃は「速くなりたい!」っていう感情は薄かったことを覚えています。
東部や七帝。初めての対校戦。圧勝した東大水泳部が超かっこよかった。決勝に残った先輩方や同期に憧れた。かっこよすぎて競泳陣twitterたくさんリツイートした。競泳やってる知り合いなんて水泳部外でいないのに。
泳ぐの速くなりてえぇぇ!!って初めて思った。もう全部キラキラして見えた。
ここからの一年は本当に楽しかった。
毎日がむしゃらに練習して速くなりたいと思った。ロング陣入って泣きそうになるくらい泳ぎまくったこともあった。メニュー陣だった麟之介や佐々に毎週のように泳ぎのアドバイスを求めて、とても親切にいろいろ教えてもらった。二人は覚えてないかもしれないけど。本当にありがとう。
おかげでタイムはのびてのびて。
入部当初、1分かかってた100mは55秒台まで速くなった。
Frの層が薄かったこともあって2年になって初めて三人枠に入れた。気づけば対校戦の決勝まであと1秒くらいで「このままいけば来年いける!」って思った。
北村さん(僕の3つ上)が引退のときに「考えながら練習すれば絶対速くなる」っておっしゃっていたのが心に残っていた。当時の僕は、自分なりにどうすれば速くなるか考えていたつもりだったから速くなったと思っていたし、だからこそ、これからも速くなり続けることを疑わなかった。
けれど、この後「自分なりに考えていたつもり」っていうのがどれだけ浅いことだったか思い知ることになった。
はい、そしてやってきました、挫折パート。社会勉強パート。
2年の冬から同じタイムを連発するようになり成長が見られなくなった。部内のごたごたが気になってなんとなく水泳から気持ちが離れた。今考えれば、超ダサい言い訳ですね。
冬の朝寒い中部活行って、空気悪いまま練習したくなかった僕は何とかしたいと思って行動するも、結局感じるのは無力感ばかり、、、お前は余計なことをしていると言われたときはだいぶショックだった。そんな精神状態では結果が出ないのは当然で、モチベも下がり、イライラすることも増えた。
愚痴を聞いてもらった方々、すみませんでした。そしてありがとうございました。
けれど結果的に見れば、一番人間として成長できたのはこの時期だった。自分の精神状態が周りに影響されやすいことを知った。
色んな価値観に触れ、部活に対する色んな考えを知った。人間関係の難しさを知った。
異なる価値観と出会ったときに選択すべきは排除ではなく理解であることを学んだ。
これって言われてみれば当たり前だけど、実践するのはなかなか難しいですよね。排除は一番簡単な選択肢だし。
結局、結果が出なくてモチベを下げて、そしたら当然結果も出なくて、、、というスパイラルに陥った3年春。ここから抜け出すために水泳に本気で打ち込む決意をした。これでダメだったら辞めてもいいと思った。
毎朝練習休まず行ったし、日曜も泳いだし、夜は走ったりストレッチしたり、ウェイトも欠かさず行った。学校忙しい時期だったこともあって両立はほんとにしんどかった。
けれど気づいてしまった。
今やっていること全部、政本さんとか史悠さんとかやってない?
僕にとっての圧倒的努力は彼らインカレスイマーズにとっては日常であると。
努力の程度は人それぞれで、生活における水泳の占める程度も人それぞれであるのは、東大水泳部の良いところであり悪いところでもあると思う。
ただ、水泳というのは残酷なスポーツで、結果がタイムという形で自分に返ってくる。それまでの自分の取り組みが絶対的な評価として返ってくる。厳しい言い方をすれば「頑張ったのにベストが出ない」というのはあり得ないことで、それは単に「頑張ったつもり」に過ぎない、ベストを出すのに十分な努力ではないってことだ。
では、この頑張りは全くの無意味なのかって言うとそうではないと僕は思う。
その努力が誰かのモチベーションにつながっているかもしれない。その努力が誰かに応援されるかもしれない。
その努力を見ているからこそ、部員の結果に一喜一憂できる。
こうして部員個々の努力が東大水泳部という団体全体の努力につながると素敵だと思いませんか。
おとといのブログで寺崎が「互いが互いのモチベーションとなるから水泳という個人競技を東大水泳部という団体でやる意味がある」って言ってましたね。これってこういうことでもあると思う。
さて、そしてラストシーズン。
改めて振り返りたいことはないです。
ハイライトといえばインフルエンザで合宿欠席くらいですかねー
無事引退を迎えられそうです。
いつも隣で練習してくれたFr陣の人たち。すぐ後ろを追いかけてきたスプリンターの後輩たち。困ったときに助けてくれた同期のみんな。何かと話しかけてくれて楽しませてくれる後輩たち。例年よりもずっとずっと個性的な1年生たち。暑い日も寒い日もタイムを取り続けてくれたマネージャーたち。
今シーズンとても楽しく活動できました。ありがとう。
50はめちゃくちゃのびました。目標だった七帝の決勝に残れました。歴代記録にものりました!きっと入部時の自分が聞いたらびっくりです笑
100mはベスト出てません!さっきの考えだと100mに費やした努力は無駄なのか、、、頑張ったつもりなんて悔しいなあ。
関カレで100はラストです。ベスト出して終わります!
最後に、何かと気にかけてくださった先輩方、大変お世話になりました。あともう少し、応援していただけると嬉しいです!
それでは残り2週間頑張っていきましょう!!
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