本日の歩数:13898歩
年初来歩数:2614880歩
庭にある小さなため池、私が幼いころにはいつもきれいな水が入っていてメダカやイモリが住んでいた。
きれいな水にしか住まないツチガエルもいた。
しかし今では夏伊根の水が流れたり雨が降ったりする時以外は水が入らずこのような雨の少ない季節には干上がってしまう。
だから生き物はドジョウとザリガニぐらいになった。
また、それを狙って何物かがやってくる。
どろの中のザリガニでも食べようというのだろう。
足跡から判断するとアライグマ。
我が家に住み着いている野良ちゃんと餌の取り合いで大げんかして、たいてい負けて逃げている。
最近は餌のなくなり方で判断すればアライグマは食べていない様子。
猫は残すがアライグマはきれいさっぱり全て食べてしまうことから分かる。
そこで泥の中に食べ物はないかと探しているのだろう。
特定外来生物で捕まえれば殺処分しないといけしないといけないものだが、同じ野生の生き物ではかわいそうな気もする。
しかし、タヌキやアナグマと比べては人間に対する悪さの程度が段違いに悪質なので殺処分も仕方がないかなと思う。
天井裏に住み着いて子供を産み糞尿で天井を腐らせ柱には爪で傷をつけ、シカほどではないが作物は器用に取って食べる。
特に果実類。
かなりの悪者だ。
殺処分をしないといけないのは困るので、捕まえることはせず猫軍団に期待をしているが先日おお兄ちゃんが車に轢かれて死んでしまって少し減った。
私は今でもお腹の底に苦く重いものが沈潜しているが、これも仕方のないことでそのうち時間が忘れさせてくれるだろう。
話は変わるが猫というものは存外に繊細な生き物で、親しい友達や兄弟がいなくなるとものすごく沈んでいる。
表情にはあらわさないが、例えば今回の件では一番仲の良かった弟にあたる猫はいつもは餌の時間になると一番にやってくるしたくさん食べるが、亡くなった日からあまり姿を見せない。
たまに来ても餌はほとんど食べない。
恐らく兄を探して心当たりの場所を探しているのだろう。
以前、飼っていた猫が死んだときも一番仲が良かった猫は元気と食欲がなくなり体重もかなり減った。
そういう経験が二回ある。
いずれの半年ぐらいは体重が元に戻らなかった。
猫は態度表情にはあらわさないが相当繊細な心を持った生き物だということは確かだ。
なくなった猫もかわいそうだが生きている仲の良い猫の様子もとてもかわいそうでさらに心が痛む。