中村公園電話ボックス内にいるホームレスの上着が代わっていた。
何気に白いコートに変身。
確か以前は千鳥格子模様だったはず。
う~む、オシャレなのか?
それとも替えの上着を持っていたのか?
しかし、注目するのはそこではない。

なんとこのホームレスは風邪をひいてたみたいや。
なんでこのホームレスが風邪をひいたかわかったかは。
咳をしてたから。
尚且つ、ティッシュで鼻をかんでたから。
鼻をかんではティッシュを捨て、しばらくするとまたそのティッシュを拾う。
この一連の動きを見て、ああ、風邪をひいたんだなと思った。
もし、自分の住む場所があって、そこが暖かいのなら。
電話ボックスに籠ることはないやろ?
ダンボールかシートかは知らんけど、そういう場所で寝るはずや。
しかし、このホームレスは風邪をひいても電話ボックス内に居たということは、帰る場所がないんと違うの?
電話ボックス以外に暖をとれる場所がない。
そう考えるのが普通ではないかな。
こういう現場を目撃した場合、一体どうしてやれば良いのか?
非常に難しい問題や。
然るべく支援団体に救助を求めれば良いのか?
いや、これだけ目立っているわけだから、誰かしらそうした処置を施した人はいると思う。
であるにも関わらず電話ボックス内で暖をとるこのホームレスは、そうした施しを潔しとしなかったんではないか。
自ら選んでホームレスの道を選んだ。
そう考えるのが自然ではないかな。
じゃあ、放っておけば良いのか?と問われると、それも冷たい感じがする。
コンビニコーヒーやコンビニおでんの差し入れでもしてやればええのか?
そもそも彼は一体どうやって食事をしているのか?
なんらかの収入があるのか?
謎や疑問が次から次へと湧いてくる。
一度インタビューしてみたいと思っているが、彼はそれを快く引き受けてくれるだろうか?
多分、断られるに決まってる。
冷たい風がヒューヒュー吹いていると。
つい、あのホームレスはどうしているだろう?と考えてしまう。
この先、彼に栄光はあるのだろうか?
そもそも「生きる」とはなんだ?
そうした哲学を教えてくれるのが、中村公園電話ボックスに住むホームレスや。
ほなな。











